2005年09月03日(土) 晴れ あけぼの旅館
舞鶴:干7:32/20:56 満3:03/13:30(大潮) 港側の筏 2名
 このところ何かとバタバタしていたが、久しぶりにゆっくりした土曜日になった。釣り堀へもしばらく行ってない・・・筏も気になる・・・どこへ釣行しようかと迷ったが、親父と一緒にアオリイカを釣りに行こうということになり、敦賀のあけぼの旅館へ釣行した。
 今回は私はひたすらアオリイカ狙い、親父はいつものように五目の片手間でアオリ、というパターンになった(^^;)
事前に聞いた情報では、去年は敦賀湾にツバスがたくさん回ってきてアオリイカが全然居なかったが、今年はたくさんいるとのこと。アオリイカ狙いの釣り人がまだ少ないので、イカはすれていないようだ。
 当日は午前3時に出発し、湖岸道路をひたすら北上して国道8号線に出て敦賀を目指す。途中、釣り餌なかむら敦賀店に寄って、サビキ用のアミエビとサビキ仕掛け、イカ仕掛けの『お墨付き』を購入した。お墨付きはがまかつから発売されている泳がせ用のはね上げ式イカ仕掛けで、バレにくくて私は気に入っている。
 5時前に到着し、主人が起きてくるのを待つ。しかし5時になっても起きてこないので携帯電話で起こした(^^;)
エギングの方も3名来られていたが、私たちは手前の筏に、エギングの方達は沖側の筏に渡していただいた。早速、餌のアジを確保するため、サビキ仕掛けを投入した。2投ほどしてコマセをしゃくるとプルプルとした手ごたえで豆アジが上がってきた。竿1本分くらいの深さのところにうじゃうじゃと集まっているようだ。釣堀に持っていけば良い餌になるのだが・・・アオリイカには小さすぎる。しかし、釣れども釣れども5cm前後の型ばっかり(>_<)
 とりあえず磯竿5.3m(1.5号)にお墨付きをセットし、アジを付けて投入する。潮流はかなり早く、浮きを付けると釣りにくかったのでズボ釣りにした。その間、隣の筏を見ると、エギングの人たちはコンスタントに上げておられる。ここで私もエギングで狙ってみることにした。エギは2号のオレンジをチョイスし、まず5号のガンダマを付けて底取りをした。最初はあまり遠投せず、港側を向いてちょい投げで底まで沈めて探ってみる・・・2回しゃくって少し沈めるの繰り返しで少しずつ巻き上げてくる。3投目ぐらいでズンという手ごたえと共に、この季節にしてはまずまずの掌サイズが上がった。潮が筏の下へと流れており、あまり遠投せずにこの流れに乗せて筏の下を探ってみると、ポツポツと乗ってくる。泳がせ釣りの方は、餌が小さすぎるのか乗ってこない。エギの方も7時半くらいの潮止まりになるとピタリと乗ってこなくなってしまった。親父の方はサビキに夢中になっているようだ。4mm四方くらいに切ったイカの切り身を赤く染めたものをサビキの針につけ、底付近をさぐると良型のアジがくるようだ。
 アジは親父にまかせて、ひたすらエギをしゃくりまくる。9時半くらいになって潮が動き出すと再び乗ってくるようになった。中には20cmクラスの良型も混じる。これくらいの型になると引き味もそれなりで面白い。乗ってこなくなると前の岩場の方まで遠投したり、筏と筏の間を探ってみたりしてコツコツと上げていった。アオリイカは棚がコロコロ変わるが、エギだと広範囲の棚を探りやすい。
 しゃくっている途中で乗ってこなくても、エギを巻き上げてくると追いかけてくるものもいる。これは、エギを止めてやると抱き付きにくるので、エギを少し持って行ったところで軽く合わせてやると簡単に釣れる。
 今まで餌釣りメインでやっていたが今回は根気よくエギをしゃくり、午後2時までに私が15杯、五目をやりながら釣っていた親父は5杯の釣果だった。親父は良型のカワハギを3枚上げていた。最初からエギだけで根気良く釣ればもっと数は上がっただろう。今後の見通しであるが、アオリイカはとにかく成長が早い。一週間ほどの期間でもサイズアップするので、みなさんも釣行されてみてはいかがだろうか。イカを持って帰る場合は、氷と直接触れないようにしないと色が変わってしまうので注意すること。刺身にしていただいたが、型が小さいのでその日に食べても硬すぎず、甘みがあって大変美味だった。