2005年07月24日(日) 曇り 釣り堀 傳八屋
尾鷲:干1:30/13:53 満7:05/20:37(大潮) 11番筏 9名
 今回は電脳爆釣団の太郎さんに主催していただいたバーベキュー&釣り大会に参加させていただいた。傳八屋の駐車場をお借りして23日夕方からバーベキューをおこない、翌日に釣り大会をおこなう。電脳爆釣団の大会に参加するのは新年会以来である。このところ何かとバタバタしてあまり釣行できていなかったのと、何よりも電脳爆釣団のみんなと再会できるのがすごく楽しみであった。
 23日は出勤日だったので、仕事が終わってから傳八屋へと向かう。途中、餌屋とコンビニに寄って傳八屋に到着したのが9時頃だった。皆さんええ感じに出来上がっており、「遅い!!」と歓迎の言葉を浴びながら、とりあえず缶ビールで疲れを癒した。久しぶりの再開ということでつもる話で盛り上がり、あっという間に時間が過ぎた。傳八屋の休憩所を2部屋予約してあったが、寝られそうもないので、私は自分の車で休むことにした。
 翌日は5時頃起床して準備を済ませると、大会組みは10番筏と11番筏に渡していただいた。昨夜しょぼしょぼと降っていた雨も完全に上がって、涼しい朝となった。10番筏の南東の角から順に、年齢の若い人から釣り座に入っていった。10番筏が若者筏、11番が中高年筏ということになるが、子供連れが多かったので辛うじて若者筏に入れず、中高年筏で釣ることになってしまった。11番筏は離れ小島の8角形の筏だが、8角形の筏に入るのは久しぶりだ。8角形の筏は網の吹け上がりが酷いので、短竿での網際狙いは厳しい・・・今回は、鯛用タックルには久しぶりに青波巧改(青波巧ヘチの改造竿3.15m)を出すことにした。青物用タックルはいつも通り。NISSINの竿である。筏ごとに、全員の用意が整った時点で一斉スタートというルールだった。
 まずは冷凍イワシを棚8mに降ろして赤青両方狙いで始める・・・魚かしの牧野さんをはじめ、筏のあちこちで青物が竿を曲げる。私にももぞーっとした鯛と思われるアタリがあったが、合わせても針に乗らなかった。隣りの三矢さんにも青物がヒットし、無事にヒラマサが上がったが・・・必死の抵抗で三矢さんの手から逃げ切り、筏の中へ生還してしまった。それでも仕切り直しということで次のアタリでは無事にカンパチをGETされた。私の竿には青物がヒットしないので、鯛狙いに切り替える。久しぶりに出した青波巧の感触を確かめながら、底付近を中心に探ってみる。着色アマエビ、ザリガニ、石ゴカイ、生ミック・・・と餌をローテーションさせるが、アタリが無い。牧野さんが魚かしで鯛や青物を連続させているが、他はあまりアタリがないようだ。
 8時過ぎに一回目の放流があり、真鯛やシマアジを中心にカンパチも2〜3本放流された。いつもなら一回目の放流は鯛狙いで数を稼ぐところだが、今日は青物の活性が比較的高そうなので青物狙いをしてみることにした。届いたばかりのアジを泳がせる・・・カンパチが何本か上がったが、私にはアタリ無し(>_<) 仕方なく鯛狙いに切り替えて、生ミックでようやく鯛をGETした。イサキかと思ったが、手のひらより少し大きいくらいの可愛らしい鯛だ(^^;) 連続ヒットを狙うも後が続かない・・・空は曇っており、浅い所にも魚の姿はない。食い渋った時の頼みの綱であるシラサエビも今日は思ったように効力を発揮してくれないようだ。
 9時半頃には二回目の放流がり、青物を中心に放流された。活きアジを付けて青物を狙う・・・牧野さんをはじめ、あちこちで竿が曲がる。隣りの三矢さんにヒットしたので巻き上げようとすると、巻き上げ途中でガクンという衝撃があり、シオがヒットした。ヒラマサをヒットさせたいところだが・・・私の竿にはヒットする気がしない(^^;)
 早々にあきらめ、鯛狙いをすることに・・・アタリの多い山側寄りを探っていると生ミックでモゾモゾとしたアタリがあり小ぶりの真鯛がヒットした。どうも今日は生き餌系より団子系の方が良いようだ。再度同じ所に生ミックを落としこむと、同型の真鯛がヒット。
 11時頃からは薄日が射してきたので、シラサエビを試してみることにした。棚7.5m〜8m付近をゆっくり横に誘いながら探っていると、ゆっくり穂先がもたれるようなアタリが出たので反射的に合わせを入れた。ズシンとした衝撃と共に竿が弓なりに曲がったので「青で〜す」と声をかけておいてやり取りを開始する。青物にしては簡単に上がってくると思ったが、姿を見せたのは良型のシマアジだった。シマアジの連続ヒットを狙って再度シラサを落とし込むと同じようなアタリが出た。引き方もそっくりなのでてっきりシマアジと思ってやり取りをしていたが、こちらはシオ。 その後は根気良く探れどアタリを出すことはできず、アタリの多い山側を探らせていただいて真鯛を追加した。
 12時時点での釣果で順位を決定したが、私は真鯛4、シオ2、シマアジ1。順位としては8位で賞品に巨大なスイカをいただいた。しかし、青物の活性が比較的高かったにもかかわらず、波に乗り切れないなど、釣果としてはストレスの溜まる結果となってしまった。しかし、今日は電脳爆釣団のみんなと久しぶりにお会いできて楽しい時間を過ごすことができた。大会の幹事を務めていただいた太郎さんを中心とする皆さんや、お気遣いいただいた傳八屋の皆さん、お世話になりありがとうございました。
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:SHIMANO 青波巧(改造竿)3.15m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ2B〜3B
針:グレ9〜10号