2005年04月10日(日) 曇り時々雨 釣り堀 傳八屋
尾鷲:干0:19/12:35 満6:14/19:04(大潮) 7番筏 17名
 今回は久しぶりにホームグラウンドの傳八屋にお邪魔した。当初はうちの親父と叔父と私の3人の予定だったが、ぼすにゃんさんも行けそうとのこと。しかしうちの親父が急遽行けなくなり、メンバーが目まぐるしく変わって最終的にはぼすにゃんさん、ぼすにゃんさんとこで司会の仕事をしている久美ちゃん、はぐれメタル君、私、叔父での釣行となった。
 午前3時に水口町内で待ち合わせ、はぐれメタル君の車に何とか5人が乗って出発。いつも通り伊勢自動車道を走り、玉城で降りる。松本餌店へ寄り、生ミック、オキアミ、シラサエビ、青イソメを購入。次に魚かしに寄り、鯛団子を購入した。魚かしは釣り客専用宿泊施設「つばき屋」へ移転されていた。自宅からは冷凍イワシと着色アマエビを持ってきた。
 5時過ぎに傳八屋の駐車場に到着したが、霧雨のような雨が降っている(>_<)ぼやいていても始まらないので、受付をすませて荷物を軽トラに積み込む。前日までの釣果速報を見ると、満員になっていなかったが、桟橋にはすごい釣り客が出船を待っている。我々は最終便で7番筏に上げてもらった。7番には全部で17人が上がり、我々5人は北西のコーナーを囲むように釣り座についた。釣り客が多い点を除いては暖かい日が続き、しかも大潮ということで期待が膨らむ。まずは久美ちゃんのタックルを準備する。前回と同様、私のシマノ海煌を用意し、棚は8m前後を探ってみるようにアドバイスした。餌はシラサエビを付けたようだ。私は青物用タックルをセットし、冷凍イワシを棚8mに下ろす。何の反応もないので、真鯛用にサクラ西海9号を取り出し、仕掛けのセットをした。青物の反応はないが、鯛はポツポツと上がっているようなので、まずは着色アマエビで様子を見た。すぐに反応があり、綺麗な真鯛が上がった。幸先の良いスタートとなったが・・・
 久美ちゃんにも着色アマエビが当たっているので餌を変えてみるようにアドバイスした。すると、こちらもすぐに竿先が引き込まれ、真鯛がヒットしたがタモ入れ寸前でバレてしまった(>_<) 魚のアタリをもうひとつ捕らえきれておらず、アワセが甘かったようだ。私は同じくアマエビでもう1匹追加、久美ちゃんも再度アマエビを放り込んで、何とか鯛をGETしてボーズを逃れた。まだ水温が低いせいか、アタリは小さくて合わせるタイミングが難しい。ぼすにゃんさんはアタリがないせいか、いつになく口数が少なくて真剣な眼差しだ(^_^;)
 時折、3mくらいの所をグレの群れがうじゃうじゃと回ってくるが、よく見るとその下にはシマアジの群れが・・・最初にはぐれメタル君が青イソメでシマアジをヒットさせた。続いて私も青イソメでちょっかいを出してみると、すぐに食いついて良型シマアジをGET。続けて狙おうとするが、グレもシマアジも姿を消してしまった(>_<)
 8時半ぐらいに真鯛やシマアジなど、小物中心の放流タイム。しかし、たくさん放流されたにもかかわらず全く活性が上がらない。というか、ポツポツ当たっていたのが完全に止まってしまったような気がする・・・不思議だ。それでもあきらめずに餌を変えながら根気良く探っていると、シラサエビでシオ(カンパチの子供)がヒットした。アタリ餌と棚を教えると久美ちゃんにもシオがヒットした。私には続けてもう一匹ヒットしたが、姿が見えた所でバレてしまった。ぼすにゃんさんはいつになく表情が険しく、必死になって真鯛を釣っておられるようだ(^_^;)
 10時前くらいには2回目の放流があった。大ブリやカンパチなどの青物をはじめ、石鯛も入って期待が高まる。青物タックルに持ち替え、活きアジを付けて放り込む・・・全体的に獲物が少なく、誰よりも早く青物をヒットさせたいだけに、いつになく緊張する瞬間だ。しかし、誰の竿にもいっこうに変化が現れない。ここまで放流直後に活性が上がらないのも珍しい・・・何故なのか?今日の天候や潮の状態を見ながらいろいろと考えてみるが、これといった答えは思い浮かばない。すぐにあきらめ、鯛狙いに切り替えるがこちらもアタリが遠い。着色アマエビに変えると渋いアタリが出始め、バラシをやりながらも慎重に真鯛を拾った。トイレ前(南西の角)で釣っておられた方だけが、真鯛をコンスタントに拾っているようで、どうやらここら辺に真鯛が集まってしまったようだ。自分の竿下では虫餌などでガツガツとした小さなアタリが頻繁に出るが、針に乗らない。どうやらグレが悪戯しているようだ。何とか1匹掛けたいところだが・・・石ゴカイを持って来なかったのが悔やまれる。
 はぐれメタル君は私の隣りに来て、ぼすにゃんさんと一緒に真鯛のアタリを楽しんでいるようだ。私ははぐれメタル君の場所に移動して竿を出してみる・・・ここの右隣りではコンスタントに真鯛が当たっているので、ひょっとしてここらでもヒットするのでは?と思い、オキアミを付けてゆっくり下ろしてみる。7m付近まで沈んだ時にすーっと穂先がお辞儀したので、すかさず合わせると、レギュラーサイズの真鯛がヒットした。連続ヒットを狙って再度オキアミを同じ棚に落とすとすぐにアタリ!しかし青物がヒットしたようで、スプールを押さえきれずラインを出されてしまった。声をかける間もなくオマツリになってしまい、ばらしてしまった(>_<) さらに懲りずにオキアミを・・・これもすぐにヒットして、真鯛をGETした(^_^;) はぐれメタル君が自分の場所に戻ってきたので、私も元の場所に戻る。グレをシマアジの群れが見えているので虫餌でちょっかいを出してみると、グレが食いついたが、合わせのタイミングが合わずにばらしてしまった(>_<) 結局、鯛7・シマアジ1・シオ1。7番筏では南西のコーナーで鯛がよく上がっていたのを除いては、かなり漁獲高が低く、全体的に見てもあまり釣れていなかった。魚を持つと意外と冷たく、思ったほど水温が上がっていないようだった。このところ、釣果が低迷しているので次回は是非爆釣したいものだ。ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました。今回は雨でほとんど写真が撮れませんでした・・・m(__)m
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海9号2.7m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマB〜2B
針:グレ8〜10号