2004年11月14日(日) 曇り 釣り堀 傳八屋
尾鷲:干0:12/12:31 満7:04/17:58(大潮) 11番筏 16名
 連荘釣行二日目は、前日と舞台を変えて「吉野釣りバカ杯」に参戦した。場所はいつも通り、我がHGである傳八屋で、この大会も今回で第4回を迎えることとなる。今回は総勢86名で、いつもより少し少なめであるが、それでもこれだけの人数を集めてしまう吉野のはまちゃんの人望はいつもながら凄いと思う。我が電脳爆釣団からは太郎さん、よしじいさんご夫婦、くまさんご夫婦、釣魚好人さん、私が参戦することになっている。また、しんすけさんが傳八屋に一般予約で2名エントリーされているということだったが、電脳爆釣団から何名かキャンセルが出たので、無理をお願いしてしんすけさんも私たちと一緒に入れていただけることになった。
 前日は、爆笑会が終わってから太郎さんやカトキチさんと合歓の里へ行き、ひと風呂浴びてから椿屋でゆっくり休んだので体はかなり楽だ♪傳八屋に到着すると、新しく出来た仮眠施設で吉野のはまちゃんが受付をされていた。釣り座の抽選の結果、11号筏のテント前になった。
 一般のお客さんの後、我々釣り大会組が筏に渡していただき、全員の準備が完了した時点で一斉スタートだ。しかし、私ら11号筏だけは、筏ごとにスタートと勘違いしてフライングしてしまい、よしじいさんにヒラマサが、山崎さんに鯛がヒットした(^_^;) 吉野のはまちゃんの合図で、再度一斉スタートとなった。私は青物タックルにキビナゴを使って、赤青両方狙いだ。周りでは真鯛がポツポツと当たっているので、すぐに見切りを付けて西海8号に持ち替えた。餌をローテーションさせながら落とし込むが、向い側ではよく釣れているのにアタリが遠い。腕が悪いのか、くじ運が悪いのか・・??それでも色付きアマエビでかろうじて鯛を1匹だけGETした。前日の出足とまったく同じような展開である。このように周りが釣れているのに自分だけ釣れない場合などは、焦りが出てペースを乱され、ますますドツボに嵌っていくことが多い。何とか冷静に・・・と自分に言い聞かせながら、打ち返しを続ける。
 努力も空しく、アタリがないまま8時半頃に一回目の真鯛中心の放流を迎える。やはり当たるのは対面側だ。餌のローテーションと誘いを積極的にやりながら、粘ってみるが・・・(>_<) 隣で釣っておられる山崎さんもだいぶぼやきモード入ってきた(^_^;)
 10時頃の2回目の放流タイムでは、まずは良型のクエマスが入り、青物が何本か入った後、真鯛やイサキが放流された。生簀のど真ん中に活きアジを棚8mで放り込むと、気持ち良く浮きが入った。一呼吸おいてアワセるとズシンとした確かな手ごたえがあり、心地の良い引きを楽しんでヒラマサをGETした。二日連続で放流後の青物では先陣を切ることが出来たので、少し気分が落ち着いた。次を狙うがそれほど甘くはないようで、まだみんなが青物を狙っているうちに私は鯛狙いに切り替えた。その頃、雲の切れ間から太陽が顔を見せ、シラサエビが当たりだした。モゾモゾとしたアタリで真鯛が上がってきたが、姿が見えた所でバレてしまった。次も同じようなアタリが出るがこれもバラシ(>_<)獲物が少ないだけにこれは痛い。グレ針の8号を使っていたが、針が小さすぎるのが原因と判断し、チヌ針4号に結びなおした。続けてシラサエビを落とし込むが、先ほどのバラシが効いたのか、アタリが遠のいてしまった。向い側ではアタリが途切れることなく、ポツポツと順調に真鯛やイサキが上がっているようだ。
 親戚などに鯛を送らないといけないことになっているので、少しだけ釣らせていただこうと、くまさんの隣に出張させていただいた。オキアミを落とし込むとすぐにアタリが出て真鯛をGET。続いて、生ミックを落とし込むと、今度は良型のシマアジが上がった♪少し前にくまさんもシマアジを釣られていたので、このコーナーにはシマアジの群れが混じっているようだ。こうなるとみんなが竿を持って集まってくる(笑) 私はすぐにこの群集から脱出、空いていた釣魚好人さんの釣り座に入り、生ミックで真鯛をGETした。南西のコーナーではイサキが爆釣モードに入っていて羨ましい限りだ。南東のコーナーでは鯛&シマアジが当たっている。そして自分の釣り座に戻ってみると何も釣れない(笑)
 気分転換にお昼ご飯を食べることにする。傳八屋ならではの冬の名物「七輪」が登場したので、昨日景品でもらったどん兵衛を気分転換に頂いた。冷えた体が温まり、何といっても筏の上で食べるのが格別である♪すまいるさん(傅八屋の娘さんです、お間違えのないように!)から電話が入るが、釣果は自己記録更新だとか・・・声が弾んでご満悦の様子。
 体が温まったところで、気を取り直して頑張ってみるが、全体的にアタリが遠くなってしまった。鯛が入れ食いだった太郎さんとくまさんの間のコーナーも、静かではあったが探ってみると小ぶりのイサキがヒットし、納竿となった。私の釣果は鯛4、イサキ1、シマアジ1、ヒラマサ1と不完全燃焼のまま終わってしまった。上位入賞者は安定した実力の持ち主である奈良の霜辻さん、仲さん、優勝は今回初めてお会いするたけちゃんで、釣果はダントツだった。アタリエサはシラサエビで、太陽が顔を見せた時が特に良かった。今回は吉野のはまちゃんや、傅八屋のスタッフの皆様にはお世話になりっぱなしで、しかも釣り座の件では無理を聞いていただき、ありがとうございました。次回もまたよろしくお願いします。
 帰りの道中では、滋賀県の土山町内で偶然にも新傅八号(活魚車)を見かけた。たまたまコンビにで停車したので話を聞いてみると、金沢へ魚を下ろしに行く途中だったようだ。その後、金沢でイワシを積んで姫路まで走るとのことだった。遠い所をご苦労様です。
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマB〜2B
針:グレ針8〜9号、チヌ針4号