2004年11月13日(土) 晴れ 釣り堀 辨屋
尾鷲:干11:52 満6:16/17:26(大潮) 6番筏 13名
 今回は給゚藤水産さん(以下、近ちゃん)主催の釣り大会「爆笑会」に参加させていただいた。釣果は二の次、とにかくみんなで楽しく盛り上がって笑いまくろう!という趣旨で開催された(!?)翌日は「吉野釣りバカ杯」にエントリーしているので、この「爆笑会」は初の連荘釣行の初日である。爆笑会は30名余りが集まり、辨屋の5号、6号筏を貸切で大会がおこなわれた。
 この日は6時から受付を頼まれていたので、5時半頃に到着して事務所前へ行ってみると、一足早く修さんが到着されており、受付の準備をされていた。私は筏の割り振りの準備をし、皆さんの到着を待つことにした。まだ空は薄暗く、急に冷え込んだ上に風が強くてとても寒い(>_<) 風でお金やら釣り座くじが飛ばされないように気を使いながらも何とか無事に終わり、出船時間となった。私の釣り座は最後に残った釣り座ということになっていたが、6番筏の東側に入ることになった。この場所は日陰になる上に向かい風がまともに当たってかなり寒い。ぼやいても仕方が無いので、さっさとタックルの準備をする。今回は7時になったら一斉スタートというルールだったが、時間はたっぷりあったので青物用と鯛用の両方とも準備できた。
 7時になると近ちゃんの合図で一斉に仕掛けが投入された。私は青物タックルを持ち、赤青両方狙いの冷凍イワシを生簀のど真ん中、棚8mに放り込んだ。ものの1分もしないうちに、対面のとーますさんの竿が曲がり、ヒラマサが上がった。続いてカトキチさん、魚かし牧野さん、マナブンさん・・・誰にヒットしたか覚えてられないくらいのお祭りモードだ。そしてばらさんにはカンパチが連続ヒット!とにかく仕掛けを投入する暇がないくらい活性が高い。どうも私はこういうお祭りモードには必ず乗り遅れてしまうのだ(泣) 誰かに青物がヒットした時に竿を上げようとして、巻き上げる途中に冷凍イワシを半分食われたことがあっただけで、魚の手ごたえを感じることがないまま朝の時合いは終わってしまった。
 あきらめて鯛狙いに切り替えるが、こちらもまったくアタリが出ない。太陽が当たる対面はポツポツとアタリが出ているようであるが、私の入っている日陰はまったくアタリがない。そして、今日は釣りをしないかもと言っていた近ちゃんが、あろうことか良型のクエマスをGET!
 8時前頃には1回目の放流があり、真鯛やイサキが放り込まれた。が、それでもアタリが出ない。そんな中、tama-chanや浦部さんご夫婦の前のコーナーではイサキが爆釣モードに入った。羨ましく思いながらも、とりあえずここは指をくわえて見ながら自分にもアタリが出るのを待つことにする(笑)やがてイサキの時合いが落ち着くと、今度は鯛が釣れだした。それに引き換え、私には全くアタリがない。自分の釣り方が間違っているのか?確認の意味も含めてtama-chanの隣に竿を出させていただいた。すると、すぐに鯛が3匹連続で釣れた。餌は何でも当たるような感じだったが、私はシラサエビで2匹、マムシで1匹GETした。
 そして、2回目の放流では青物が中心に放り込まれた。アタリが遠いと放流の時間が待ち遠しいものだ(^_^;) みんな活きアジを使っているので、ここはひとつ冷凍イワシで誘いながら食わせてみることにした。すると、誰よりも早く浮きが消しこまれた。思い切りアワセを入れると、ブリ級かと思うほど強烈な引きが竿を持つ手に伝わってくる。何回かの締め込みをかわしながら巻き上げてくると、尻尾に針がかかったヒラマサが上がった。見事、冷凍イワシ作戦が的中した、と思ったがスレなので嬉しさが半減してしまった(^_^;) 気を取り直して、今度は小さめの活きアジを投入。ゆっくり落とし込んでいくと、浮きが立つまでに竿に魚の手ごたえを感じた。竿先を送り込み、一呼吸おいて思い切りアワセを入れると手ごたえあり!心地よい引きを楽しみながらカンパチをGETした。朝一番の時合いでは、仕掛けを投入する暇もないほど皆に釣られてしまったが、青物の連続ヒットで少し気分が晴れた。他にも何本か青物が上がり、放流の効果は十分だったと思う。放流後の時合いが落ち着いてからは鯛を狙ってみるが、相変わらずアタリが遠い。それでもtama-chanの前のコーナーでは鯛がポツポツと釣れているので、もう1匹だけ私も釣らせていただいた(^_^;)
 昼過ぎになると、青物の群れが水面下2mくらいのところをぐるぐると回っていたが、やがて口を開けながら入り乱れて泳ぐようになった。こうなると、見釣りでGETできる確立はかなり高くなる。しかし、みんなが躍起になって狙っているが、なかなか食いつかない。そこで私はみんなが青物を狙っている間に隅っこで鯛釣りをしようと、シラサエビを少し前に放り込んでから網際に落とし込むと、突然青物が向かって来て食いついてしまった。西海8号でしばらく戦ったが、ハリスが切れてしまった(>_<) 近ちゃんに掛かった時の状況を説明しようと、冗談半分でシラサエビを少し前に放り込み、網際に寄せてくるとまた食いついた(^_^;) ここの青物は元気が良く、かなりてこずって皆さんに大迷惑をかけてしまったが、丸々と太ったワラサを上げることが出来た。まだ少し時間はあったが、この格闘でヘトヘトになり、翌日のことも考えて納竿とした。釣果は鯛4、ヒラマサ1、カンパチ1、ワラサ1。アタリ餌はシラサエビだった。天気の良い日に浮いてきた青物を狙うにはシラサエビが特効薬になると思う。今大会の順位決定方法は釣った魚の総重量でおこなったが、集計が早く出来て大変良い方法だと思う。
 今大会のホスト役をしていただいた近ちゃんをはじめ、一緒に遊んでいただいた皆様のお陰で楽しい一日を過ごすことができました。ありがとうございましたm(__)m
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマB〜2B
針:グレ針8〜9号、チヌ針4号