2004年10月17日(日) 晴れ 筏釣り堀 ばん
尾鷲:干1:06/13:22 満7:50/18:58(大潮) は筏 7名
 今回は早くも3回目となるぼすにゃん杯。場所は南島町古和浦のばんさん。釣り堀関連サイトでのチーム戦で、罰ゲームは恒例のお化粧だ。総勢29名が大きな期待とさらに大きな不安を抱いて筏に上がることになった。
 当初、参加者の集まりが悪かったが、何やかんやと言いながらも人数が集まり、後は開催を待つのみ・・・まずまずの滑り出しと思われた今大会だが、肝心の主催者が仕事が入っているのをすっかり忘れてしまっていたことが発覚!前代未聞の間抜けな展開に戸惑ってしまったが、急遽私が当日の受け付けを行い、近ちゃんやJackyさんにも釣り座の抽選等を手伝ってもらいながら全員がスムーズに筏に上がることができた。主催者がいなくとも何とかなってしまうものだ(笑) 今回のぼすにゃん杯では釣り堀ファン倶楽部チーム、ぶら釣りチーム、よしじいの部屋チーム、Jackyの本日釣り曜日チーム、プジョー君で海釣りチームが対戦することになった。我がぶら釣りチームのメンバーには修さん、よしさん、はぐれメタルさん、堀田さんに加わっていただくことになった。
 当日は行き帰りの道中をJackyさんにご一緒していただくことになり、AM2時に道の駅あいの土山に集合とした。無事に合流して一路三重県を目指して車を飛ばす。途中、松本餌店や魚かし、サニーズを転々として活きアジ、シラサエビ、生ミック、小ボケ、マムシ、魚かしエビ団子の素を手に入れた。自宅からは着色アマエビ、前回までの残りのオキアミ、同じくキビナゴがあったので用意した。
 4時半頃にばんさん駐車場に到着し、朝食を済ませてから受付をおこなった。受付が済んだ方からクジを引いてもらい、釣り座を決めていく。すんなりと受付も終わり、閉店してからこちらに向かうという魚かしの牧野さん以外全員が6時に出船して筏に上がった。くじ引きの結果、私は「は」の筏となった。いつもと同じく全員準備が整ってからの一斉スタートだ。約1名、二日酔いで準備が思うように進まない人がいたが、何とか釣り開始。青狙いの人、赤からコツコツ釣ろうとする人、両方狙いの人など様々だが、全員がオープニングヒットを狙おうと必死だ。私はキビナゴで赤青両方狙い(^_^;) 「は」の筏で火蓋を切ったのは釣り堀ファン倶楽部の三矢さんだ。華麗な竿さばきで真鯛を連続GETされた。私も見切りをつけ、竿を西海8号に持ち替えて赤に標的を絞ることにした。
 手持ちの餌を順にローテーションさせてもなかなかアタリが出なかったが、着色アマエビで7mくらいを探っているとようやくアタリが出て真鯛が上がった。続けて同じ棚に着色アマエビを落とし込むと真鯛が連続ヒットした。筏全体でポツポツと真鯛がヒットしていたが、しばらくするとそれも落ち着いてしまった。それでも餌を頻繁にローテーションさせながら地道に探り、シラサエビでポツリポツリと真鯛を拾った。それにしても今日は全体的に青物の活性が低い・・・他の筏を見渡してもあまり上がっていないようだ。それでも「に」筏のよしじい夫婦は、連続で青物をヒットさせておられたようだ。
 10時半には弁当船がやってきた。全員が竿を手放し、テントに集まって談笑しながら弁当を頬張った。これもぼすにゃん杯恒例となりつつあるが、アットホームな雰囲気がとても良くて、戦いで緊張した心が癒される(笑)それにしても弁当はもちろん、相変わらず刺身と味噌汁の美味さは格別だ。
 しばし寛いだ後、全員が戦闘配置について青物の放流開始。先に真鯛が放流されて、次いで良型の青物が放流された。ほとんど全員が活きアジで青物狙いの体制に入っている。誰が最初にアタリ籤を引くのか、緊張が走る瞬間であるが誰の竿やウキを見てもいっこうにアタリが出ない。ほぼ全員が活きアジを使っているのにいっこうに誰にも当たらないことから、活き餌への反応が良くないと踏んで、誰よりも早く見切りをつけた。キラキラ光ってルアー効果も高いキビナゴにチェンジし、ゆっくりと餌を沈めた。すると、ウキが立つと同時に気持ちよく海中に消しこんだ。餌が沈む途中で食いついてきたようだ。アワセを入れるがズシンと重く、巻き上げようと思ってもなかなか底が切れない。しかし、「は」筏では初の青物なので、ハリス切れしないように慎重にやり取りし、カンパチをGET。続けてキビナゴを投入して連続ヒットを狙うが青物からのラブコールは無かった。
 竿を持ち替えて鯛狙いに切り替えるも、向かい側では魚かしの牧野さんがシマアジを連続ヒットされている。餌は赤のエビ団子の素のようだ。羨ましく思いながらも、これに続けと私も生ミックをエビ団子でコーティングして落とし込む・・・6mくらいですーっと穂先が舞い込み、間髪入れずにアワセを入れるが、すぐに真鯛のものだとわかる引き方で真鯛が連続ヒット。しばらくは筏全体でパラパラと真鯛が上がっていたが、しばらくすると落ち着いてしまった。それでも餌のローテーションをこまめに行い、小ボケで真鯛が連続ヒットした。
 アタリもなくなり、みんなだらけモードになりかけたお昼過ぎには、みんなの目を覚ませと言わんばかりに、今大会の主催者がタモを片手に派手な登場でお見えになった。これが街中ならきっと他人のフリをしていたことだろう(^_^;) 我が「は」筏では前半調子が悪かったバラさんがじわじわと追い上げをかけている。また終了間際に、隣の「に」筏では急に青物の活性が上がり、ほとんどお祭り騒ぎになっていた。羨ましく思いながらも「は」で頑張っていたが、鯛を1尾追加して終了となった。
 私の釣果は真鯛12、カンパチ1、ヒラメ2(タモげっちゅ)で、何とか罰ゲームを免れることができた。また個人戦では3位に入賞することができた。今回は「プジョー君で海釣り」チームの面々がお色直しをすることになった。アタリ餌は着色アマエビ、シラサエビ、ボケ。当初心配していた台風23号も大会当日にはまだ日本のはるか南の海上にあり、快晴の中、みんなで楽しく釣りができた。ご一緒いただいた皆様、いろいろとお気遣いいただいたばんさん、どうもありがとうございました。
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマB〜2B
針:グレ針8〜9号、チヌ針4号