2004年09月23日(木) 晴れ | 海上ハウス釣り堀 ハルキチ屋 |
尾鷲:干6:50/20:35 満15:15(小潮) | 東側筏 5名 |
会社の釣り大会に使う会場選定第3段・・・今回は陸続きで休憩施設の充実したハルキチ屋を視察してきた。中林さん夫妻、前の会社の木村君、私と親父の5人での釣行となった。 私の自宅近くに親戚がある木村君を拾って午前3時に出発した。中林さんらと5時に松本餌店で待ち合わせしていたが、5時前には到着。空模様は雲の切れ間から星が見えており、心配していた雨の気配はまったくない。予定通り合流できたところで松本でオキアミ、生ミック、冷凍イワシ・キビナゴ、石ゴカイ、シラサエビを仕入れてハルキチ屋へ向かう。初めての場所だが迷うこともなく6時前には無事に到着。釣り堀へと続く桟橋はまだ閉まっているので、その間に荷物をまとめて開門を待つ。ここは駐車場に一輪車が置いてあり、これで筏まで荷物を運べるようになっている。特に団体で釣行した場合など、荷物が多い時は大変ありがたい。 ![]() いったいどうなっているのか?成す術もないまま8時過ぎに一回目の放流を迎えてしまう。ツバスやワラサ、シマアジなど青物ばかり放流された。まだスカリには魚が入っていないので、西海8号を手に放流によって活性の上がった鯛を狙う魂胆だが、青物がヒットする可能性も高いシラサエビで様子を見る。しかし、誰の竿も曲がることはなく静かなままだ。我々の筏への放流が終わった後、残りの筏にも放流されたが、こちらもまったく竿が曲がる様子はない。こんな時どうすればいいのか?無い知恵をしぼるが打開策が浮かばない(^_^;) 焦りまくってくるが、それでも集中力を切らさないように心がけて餌をローテーションさせながら打ち返しを続ける。 ![]() 10時半頃、誰も入っていなかった西側一帯を生ミックで念入りに探っていた時、棚5mくらいのところで穂先がもたれたような気がした。軽くテンションをかけて穂先で聞いてみると、小刻みに震えるような魚の手ごたえが伝わってきたので思い切り合わせを入れると力強く締め込まれた。今日初めての魚とのやり取りを楽しみながら上がってきたのは、良型の真鯛。色も綺麗な桜色だ。みんなに棚と餌を教えると、すぐに中林さんにも真鯛がヒットし、続いて奥さんにも真鯛が上がった。私も続けて同じパターンで攻めて真鯛を追加した。対面で釣っていた親父にもようやくヒット。私が最初に掛けた1匹を皮切りに、一時的ではあるが筏の活性が上がった。これは魚を掛けたために活性が上がったのだろうか?朝からあまり潮は動かず、急に潮が変わったとも思えない。見釣りをしている時、魚を掛けると周りの魚も興奮したように活気付いた動きをすることがあるが、この辺りに理由があるのだろうか? ![]() お昼前、自分の場所に戻り、底付近を探っていると根掛かりしてしまったので、竿を動かして外そうと試みていたその時、何とかうまく外れたのでいったん巻き上げようとした瞬間、突然竿先がお辞儀したので間髪入れずに合わせると、強烈な締め込みと同時にラインが引き出されてしまった。みんなに声を掛けて竿を上げてもらってやり取り開始。しかし、あまりの強い引きに竿がまったく立たない。急激な締め込みはラインを出して対応し、こうなったら魚と根競べだと持久戦に突入。時々、魚 ![]() 納竿少し前には魚が加えていたクッションオモリのサルカンの穴に私の針が掛かり、真鯛を追加。どうやら中林さんの奥さんが結び目が外れてバラシた奴の可能性が高い(^_^;) それと同時に親父にも真鯛がヒットした。 本日の釣果は、私が真鯛5・ワラサ1。親父が鯛2、中林さん夫妻が鯛3・シマアジ1、木村君が鯛1。アタリ餌は生ミック。10時過ぎまで全筏で誰一人竿が曲がらず、ずいぶん悪戦苦闘したが、魚はどれも見た目が綺麗で、最後の魚の締め方もすごく丁寧にやってもらえた。真鯛、ワラサの刺身は光沢があり、絶品であった。
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