2004年07月25日(日) 晴れ 網元釣り堀センター 正徳丸
尾鷲:干4:57/16:48 満11:07/23:01(小潮) G筏 8名
 今年の秋に会社の釣り大会の幹事を私と中林さんの二人でやることになり、場所の選定に迷っていた。条件は女性・子供のことを考え、陸続きで休憩施設があることということで、まずは紀伊長島町の正徳丸が候補に上がった。私は去年の夏に釣行したが、中林さんは初めてということで、とりあえず視察釣行をすることになった。メンバーは、社内からは私と中林さんご夫婦、海上釣り堀は今回初めての青木さん、中林さんの知り合いの木戸さん。あとは正徳丸に一度行ってみたいとおっしゃっていたJackyさん、釣魚好人、マナブンの計8名となった。
 当日はJackyさんと道中ご一緒させていただくことになり、道の駅あいの土山で合流してJacky号に乗り込んだ。釣魚好人さんは現地へ直行、あとのメンバーとは嬉野SAで4時過ぎに待ち合わせすることになった。4時半ごろに全員が揃って出発し、勢和多気ICで降りた。42号線を経由して紀伊長島を目指す。途中、餌亀へ寄って、生ミック、オキアミ、冷凍イワシ、キビナゴ、マムシ、シラサエビを調達した。6時前には正徳丸に到着し、釣魚好人さんも既に到着されていた。
 まずは荷物をまとめて軽トラックに積み込む。今回は我々8名はG筏に入れていただけるということで、釣り座のくじ引きは無し。受付を済ませて釣り場へ移動し、6時30分に釣り開始。今回初めての青木さんのタックルの準備を手伝いながら、自分も用意の手っ取り早い青物用タックルを準備する。青木さんのタックルも青物仕様である。まずはキビナゴで様子を見る・・・と、浮きが立つと同時にアタリがあり、真鯛が上がった。ほとんど全員が魚とやり取りしており、朝一番の活性としてはこのところ稀に見る活性の高さだ。この朝の時合いに真鯛2匹とツバス1匹をGETした。見た感じ、ほぼ全員が3〜5匹の魚を上げていたと思う。初デビューの青木さんも真鯛3匹とツバス1匹をGETされており、まずは一安心だ。是非たくさん釣っていただいて、釣りにはまってほしいものである(^_^;)
 しばらくすると、あれほどの高活性がうそのようにピタリとアタリが止まってしまった。アナウンスによると、朝一番の活性を上げるために前日に鯛の放流は済ませてあったらしい。ここで鯛狙い用のサクラ西海8号に持ち替え、シラサエビでじっくり網際を探ってみた。7mくらいまで落とし込んだ時にひったくるようなアタリが出て、ツバスがヒットした。心地よい引きを楽しんだが、後を追ってくる魚は皆無で、一気に活性が下がったことを物語っている。
 8時半頃にシマアジの放流があった。レギュラーサイズのを3枚とビッグシマアジ1枚、石鯛1枚が放流された。しかし、活性は上がらず、筏は静かなままだ。とりあえず生ミックで根気よく網際の浅め(6mくらい)を丹念に探っていると、待望のアタリが出た。小さく押さえ込んだところをタイミングよく合わせ、シマアジをGETした。再度、生ミックで同様に探ってもう1匹追加。みんなが竿を持って集まってくる中、3匹目のアタリを合わせてズシンとした手ごたえがあったものの、針外れでバラしてしまった。
 このバラシが影響して再びアタリが止まってしまったが、しばらくしてJackyさんが静けさを破り、しばしのやり取りの末にビッグシマアジをGETされた。それにしても根掛かりが多い・・・確かに魚のアタリがあるのに、合わせると網に掛かってしまうということがしばしばあるのだ。網に掛かったままテンションを緩めると魚信が伝わってきたり、運良く外れたと思ったら魚の唇(魚種不明・・・灰色で小型の魚と思われる)が上がってきた(^_^;) 生簀に入り込んでいる餌取りみたいな魚が餌を咥えて外に出ようとしているのだろうか?今まで体験したことのない不思議な現象に戸惑った。
 10時頃には青物の放流があった。ヒラマサ、カンパチ、ワラサ、ツバスなどが放流された。豆アジを泳がせながら、他の人の動きを観察しつつアタリを待つ。しかし、当たる気配が全く感じられない・・・皆さんは粘り強く青物からのラブコールを待っておられるが、我慢の足りない私は早々とあきらめて鯛狙いに切り替えた。が、こちらもアタリなし。そのうち、木戸さんにヒラマサとカンパチが連続ヒット。長いこと粘っておられた甲斐があったようだ。シラサエビ、オキアミ、生ミックをメインに餌のローテーションをしつつ、棚は例の根掛かり現象が恐いので5〜7mをキープして丹念に探ると、ようやくアタリが出てツバスが上がった。
 その後は誰にもアタリがなく、だらけた雰囲気が続くが根気よく丁寧に探ることにし、その甲斐あって納竿直前に真鯛がヒットした。釣果は真鯛3、ツバス3、シマアジ2。去年の夏はここで30匹の大台に乗ったが、今回は寂しい結果に終わってしまった。アタリ餌は生ミック。ここは磯が近いので筏の外も魚影が濃く、生簀の中にもいろんな魚が入り込んでいるようだ。今回使用したG筏(小筏)は足場が狭いのが難点か。 
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜2B
針:グレ8〜9号