2004年06月20日(日) 雨 釣り堀 傅八屋
尾鷲:干0:51/13:10 満6:10/20:08(大潮) 3番筏 9名
 早くも第7回を迎えることになった「ぶら釣り杯」だが、今回はつばき屋さんを利用しての前夜祭付きで開催した。今大会の計画時点では、まだ転職前だったので今の職場の休日ローテーションがわからず、見切り発車で日程を決定したが・・・あいにく出勤日となった(^_^;) 前夜祭の準備をカトキチさん、とーますさん、ぼすにゃんさんにお願いし、仕事が終わってからつばき屋さんに向かうことにした。おまけに台風が接近しているとあって、台風情報から目が離せない状態だ(T_T) 決して私が「嵐を呼ぶ男」だからではない!と思いたい・・・(^_^;)
 17時05分に会社を出発し、国道1号から伊勢自動車道を経て、つばき屋さんに到着したのが19時20分頃。急いで開会の準備をし、乾杯してから酔っ払わないうちに釣り座の抽選をおこなった。当初は小筏3基貸切で30名募集していたが、キャンセルが続出して最終的には18名となり、筏は3番と4番の2基を使用することになった。抽選の結果、私の釣り座は3番筏の北西の角となった。前夜祭には傳八屋の社長と弘矢君もご招待し、いろいろと面白いお話を聞かせていただいた。翌日のことを考えて23時でお開きにしようと固く誓っていたにもかかわらず、宴会が始まるとそんなことはコロッと忘れていた(^_^;) 何やかんやで布団に入るが、台風の接近に伴って仮眠室のコンテナが風で煽られ、ガラスや壁をたたきつける雨の音が大きくなる。
 朝起きてもやはり雨は強い・・・それにしても体のコンディションが最悪だ(-_-;) 食欲がなくて頭がぜんぜん回らない・・・二日酔いである。つばき屋さんに泊まるたびに二日酔いになっているような気がするが・・・気のせいか?(^_^;)
 大会当日は貸切ということで一番船で筏に渡していただいた。筏が2基ということで、それぞれの筏ごとに全員の用意が整った時点で一斉スタートとした。心配していた雨と風も筏に上がってみると大したことはなく、思ったより釣りやすい。まず、朝一番はいつも通り青物狙い。キビナゴを棚8mに放り込むが反応はない。鯛狙いの人も当たりが遠いようであるが、しばらくすると右隣のとーますさんに真鯛がヒット。ここで私も竿を西海8号に持ち替えて鯛狙いに変更した。風で筏が動いているせいでネットがかなり吹けているので、棚は7.5mまでを重点的に探る。シラサエビ、生ミックと反応はなかったが、着色アマエビでプルプルとした反応が出てイサキをGETした。イサキにしては棚が深く、続けて同じ餌を同じ棚へ落としこんでも連続ヒットはしない。どうやら群れが小さいようだ。とーますさんは2匹、3匹と真鯛を快調に上げておられ、左隣のぼすにゃんさんもシラサエビで石垣鯛をGETされた。私もシラサエビでネット際を重点的に探ってみるが、上がってきたのは小ぶりのイサキ。イサキも連続ヒットすればよいが、単発で数が伸びない。結局、イサキ2匹のまま8時過ぎに一回目の放流タイムを向かえてしまった。鯛などの小物だけかと思ったが、最後に10kgオーバー級と思われるブリが1本放り込まれた。
 獲物が少ないので、とりあえず数を伸ばすことを考えて鯛狙いでいくことにする。筏の様子を見ていると、放流後にもかかわらず魚の活性はあまり上がっていないようだ。甘エビ、シラサエビ、生ミックで丹念に探っていくが、当たりは遠い。ここで、食い込みの良さそうな餌は・・・と、オキアミに変えてみると、モゾモゾとした当たりが出た。穂先を送り込んでじっくり食わせ、押さえ込んだ所をフルスイングするが、軽く上がってきたのは可愛いイサキだ。周りではイサキは全く釣れておらず、皆さん真鯛ばっかりなので、イサキが私の竿下に集まっているのか?と重点的に攻め込むが、連続ヒットはない。ネットの吹け上がりが無くなった隙に棚を8mまで下げ、オキアミで探るとようやく真鯛がヒット。同じ要領で真鯛をもう追加したが、再びネットが吹け上がってきたので棚を7mくらいに変えるとイサキがヒットした。
 9時過ぎには2回目の放流船がやってきて、真鯛の他カンパチが放流され、最後にビッグシマアジが1尾だけ放り込まれた。ほぼ全員が青物狙いに切り替え、緊張感が高まる。みんなの竿やウキの動きを気にしながらアタリを待っていると、まずはとーますさんにヒット。上がってきたのは、5s級の良型カンパチだ。次はカトキチさんにハマチがヒットし、続いてぼすにゃんさんにツバスが来た。活性は低くなさそうなので、しばらく豆アジで頑張ってみるがアタリが出ないので、みんなより一足早く鯛狙いに切り替えた。生ミックを棚7.5mに落とし込むと真鯛が2匹立て続けにヒットした。後が続かないので餌をオキアミに変えると、再びイサキが上がりだした。石垣鯛を狙ってみようと餌をマムシに変えてネット際すれすれの所に落とし込むと、モゾモゾとしたアタリが出たのでフルスイングするが、思い切り空振りしてしまった。仕掛けを回収して見てみると、針の部分だけ残して餌を取られていた。再度、マムシでやってみるが同じく空振り(>_<) おそらくグレやイサキなどの小型の魚の仕業と思われる。オキアミに変えて同じ所に落とし込んでみると、同様のアタリが出たので押さえ込んだ所を再びフルスイングすると、イサキが上がった。
 アタリが少ない上に、しとしと降る雨が冷たくて辛い。それでも根気よく打ち返していると棚8mで着色アマエビにアタリが出た。きれいに穂先が舞い込んだので思い切り合わせるとズシンという手ごたえがあり、竿が止まった。青物だと直感し、声をかけてからやり取りを開始する。しかし、あまり広範囲に走り回らず、時折竿をゴンゴンと叩くので鯛か?ビッグシマアジだといいのに・・・などと都合のいいことを考えながらやり取りしていると、良型の真鯛が見えてきた。とーますさんにタモアシストしていただいて上がってきたのは50cm以上はある大鯛だ。表彰式の準備があるので12時30分で早上がりをしようと決め、最後の一投ということでオキアミを落とし込むとイサキがヒットし、ここで納竿となった。釣果は真鯛7(うち大鯛1)、イサキ6。アタリ餌はオキアミ、着色アマエビ。大会の結果はこちら
 台風の接近で悪天候の上、朝からアタリが遠い厳しい状況の中、ぶら釣り杯にご参加いただき、ありがとうございました。また準備のお手伝いをしていただいた方々、差し入れや景品をいただいた方々、いろいろとお気遣いいただいた傳八屋スタッフの方々、お世話になりありがとうございました。今回は悪天候のため、写真が少なくてすいません・・・(^_^;)
 
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜2B
針:グレ8〜9号