2004年06月05日(土) 晴れ マリンパークくまの灘
尾鷲:干0:50/13:13 満6:05/20:24(大潮) 1・2番貸切
 今回は会社のレクリエーションの一環である釣り大会に参加した。先月に転職し、入社して間がないので当然、今回は初めての参加である。実は入社前に中林さんにエントリーしていただいていた(^_^;) 子供連れの方も多いので、休憩施設の充実度や魚のつかみ捕りもできるということで、マリンパークくまの灘が恒例となっているようだ。ここは今まで釣行したことがなく、意気込みながらも期待と不安が入り混じる。ここは釣り座から水面までかなりの高さがあることや、アジなどの小物中心に放流されていることなどを事前情報として得いた。そのため、スカリやタックルなどの改良も考えたが今回は様子見ということでスカリは現地で借りることにし、仕掛けだけ浮き釣り仕様に作り直すことにした。
 会社に午前2時半に集合し、会社所有のバスに乗り込んで3時出発。伊勢自動車道を経て5時に玉城のえさきち到着。30分後にえさきちを出発して6時にマリンパーク到着という予定だ。一人だけ時間になっても現れない方がおられたが、見捨てて出発することになった。道中は渋滞などもなく、予定より若干早くえさきちに到着した。今回は会費の中からオキアミと鶏のササミ、キビナゴを用意してもらえるので、個人的には魚玉(マルキューから新発売された団子餌)、石ゴカイを購入した。魚玉は生ミックと似た団子餌だという話だけは聞いていたが、実物を見るのは初めてだ。効果のほどを試してみたい。
 予定より少し早く駐車場に到着。大型バスでは駐車場まで行けないので手分けして荷物を運び、他の人の仕掛け作りなどを手伝いながら開門を待つ。7時前に門が開き、我々は1番生簀と2番生簀を貸切ということで一番最後に入った。
 スカリを借り、中林さんと一緒に一番生簀に釣り座を構える。話には聞いていたが、とにかく釣り座から水面までがすごい高さなのに驚いた。ここから落ちた人はいるのだろうか(^_^;) とりあえずタックルの準備をして釣り開始。シマノの海煌3号3.6mにシマノのアルテグラ2000番をセット。道糸はPE2号で2mmのクッションにハリス2号を一ヒロ取って、先にはグレ針8号を結んだ。今回はポイントが遠いことを考えて浮き釣り仕掛けとし、棒ウキ1号で針上20cmにゴム張りガンダマ0.5号を打った。初めて使う魚玉を一粒針に付けて、生簀のど真ん中へ放り込んだ。底までは11mほどあるとのことなので、まずは浮き下は9mにセット。浮が馴染むと同時に当たりが出たので合わせるが空振り。当たり方からしてやはりアジの仕業のようだ。同じような当たりを何度か空振りした後、ようやくアジがヒット。アジは口が弱いので合わせる力とタイミング、やり取りが非常に難しい(>_<) 自宅から持参した着色アマエビやササミを試してみるが、これもアジの餌食となってしまう。
 そんな中、ようやく中林さんが真鯛をヒットさせた。私も同じ餌、同じ棚を探ってみるがアジにやられるばかりだ。8時頃に真鯛の放流があった。アマエビや魚玉で狙ってみるが、アジの当たりばかりでなかなかヒットしない。そこでキビナゴを半分に切って、まずは尻尾側を付けて投入。じわーっと浮が沈んだので合わせると、スジンとした手ごたえがあり、やり取りを開始する。真鯛の引き方だが、しばらくすると針外れでばらしてしまった(>_<) 再度、キビナゴを投入すると、また同じような当たりが出て、ようやく真鯛をGET。続けてキビナゴでやるとまたヒットするが、今度はハリス切れでばらしてしまった。型が小さいとはいえ、魚とやり取りした後ハリスの点検をしなかったことを反省した(>_<) 西海を取り出して足元を探ってみるが、それでもアジが触りにくるだけだ。
 しばらくアジに弄ばれながら10時に2回目の放流を迎える。今度はアジとイサキが放流された。餌をオキアミにし、生簀真ん中より少し手前で浮が馴染むと、じわーっと沈んだので合わせを入れる。心地いい引きを見せて上がってきたのは30cmクラスのイサキだ。同じ要領でもう一匹追加したところで当たりが止まってしまった。お昼前くらいにようやくアジを針掛かりさせるマッタリとした合わせ方をマスターし、アジ釣りに専念することにした(^_^;) 特にオキアミに好反応を示すようだ。オキアミでアジを連続ヒットさせていると、今までとは違った強烈な手ごたえが伝わってきた。慎重にやり取りし、浮かせてくるとシマアジが姿を現した。中林さんにタモ入れしてもらい、無事にGET。2時過ぎごろからは潮が変わったからなのか、アジの当たりも遠くなり、3時前に納竿した。釣果は真鯛1、イサキ2、シマアジ1、アジ22。とにかくアジがたくさん入っているので、いかに餌を取られないようにして真鯛やシマアジに餌を届けるかがポイントとなる。今回はキビナゴなどの魚系の餌が良かった。マリンパークくまの灘では魚のつかみ捕りなどもでき、子供連れでも楽しむことができる。大人男性の釣り堀代も5000円だが、大型の青物などは入っていないので、ベテランやマニアの方にはどうかと思う。
■タックル
竿:SHIMANO 海煌3号3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ2000番
道糸:PE2号
棒ウキ:1号
クッションゴム:2mm(10cm)
ハリス:サンライン トルネードVハード2号
オモリ:ゴム張りガンダマ0.5号(針上20cmにセット)
針:グレ針8〜9号