2004年04月15日(木) 晴れ 釣り堀 辨屋
尾鷲:干9:42/21:37 満3:47/15:02(大潮) 2番筏 6名
 年度末から年度始めにかけては毎年のことながら仕事が忙しくなり、思うように釣行できない。それに加えて今年は消費税の総額表示制度が施行されて、これに伴う仕事も増えたので、釣りどころではなかった。それでも毎日の釣果速報だけはチェックし、一喜一憂する日々が続いた。人の釣果を眺めていてもストレスは溜まるだけだというのは判りきったことなのだが・・・^^;
 それでも4月半ばに突入して、ようやく少し落ち着きが見えてきたような気がしたので、思い切って釣行することに決めた。少し前にチャットでぼすにゃんさんから15日に辨屋さんに行くよとお誘いを受けていたのと、傅八屋さんで17日に若干の空きがあったので、どちらにしようかと迷っていたが、みんなでワイワイやった方が楽しいので、ぼすにゃんさん達とご一緒させていただくことにした。駒井さんという女の子も来るとのことで、別な楽しみもあってワクワクしていた(゜O゜)☆\(^^;) バキ
 当日は仕事から帰って軽く食事をし、風呂に入ってから21時過ぎに自宅を出発。道の駅「あいの土山」でぼすにゃんさん&駒井さんと待ち合わせになっていたので一路土山へ。渋滞などもなく、順調に到着したかのように思われたが、お二人さんはかなりお待ちかねの様子^^; 食事と風呂を済ませてきたがために、これほどまで冷たい視線を浴びることになるとは・・・^^;
 釣り客専用仮眠施設「つばき屋」さんで、一杯やる時間が欲しいのでいつもよりハイペースで伊勢自動車道を駆け抜け、玉城を目指す。玉城で下りてから、えさきちでマムシ、ボケ、シラサエビ、オキアミ、生ミック、冷凍キビナゴ、活きアジを調達。活きアジは1匹60円なので釣り場で買うよりはお買い得。隣のコンビニで人間の餌を購入して、いざつばき屋さんへ。午前0時前に到着し、早速管理棟で飲み会を・・・っと、その前に駒井さんの仕掛けを作っておかねば。酔っ払う前にカトキチさんと一緒に仕掛け作りを手伝った。それから冷酒やら泡盛やらをいただき、いい気持ちになった所でベッドに入った。そのまま5時過ぎにぼすにゃんさんに起こしてもらうまで爆睡してしまった。5時に携帯のアラームをセットしたはずなのだが・・・?まったく不思議だ^^;
 何とか間に合ったが、平日だというのに車を止める場所がない。仕方なく事務所の前に置かせてもらってキーを預けてから受付を済ませる。天気予報通り、雲ひとつない快晴だ♪前夜からの風を心配していたが、ほとんど無風で絶好の釣り日和となった。早速船に乗り込み、我々4人と2人連れのお客さんの計6人を2番筏に降ろしていただく。いつもならここで気合が入るが、前日の酒が残っており、少し気分が悪い^^; やはりあんな時間から無茶呑みするものではない。
 例のごとく朝一番は青物タックルをセットし、活きアジを付けて棚8mに落とし込む。しばらく浮きを眺めるが、アジが暴れる気配もないので、真鯛用に西海8号もセットする。トップバッターはぼすにゃんさんで真鯛がヒットするが、全体的には静かだ。朝一番は活性が低いが、日が昇ってきたらシラサエビで勝負に出たらいいさ・・・と自分に言い聞かせてひたすら打ち返しを続ける。向側で青物のスレ掛かりがあったが、その間にぼすにゃんさんに再び真鯛がヒット。そのうち駒井さんにも真鯛がヒットした。今日は女性陣が朝から大活躍だ。私も真鯛用タックルに持ち替えてひたすら探りまくるがアタリがなく、焦りまくるがどうにもならない。喉が渇いて仕方がないので、何か飲もうと思ったが車の中に人間の餌一式を忘れたことに気が付いた。辨屋さんに電話して、放流の時に持ってきてもらえるようにお願いする。と、その電話の最中にアタリがあり、話し終える頃には穂先が完全に海面に突き刺さっていた^^; アワセを入れてやり取りを開始し、何とかボーズ逃れの真鯛をGET。餌はマムシだ。ここで連続ヒットを狙うが、アタリは遠い。シラサエビに変えてしつこく誘ってようやく真鯛を追加。ほとんどの人にアタリがない中でも駒井さんはコンスタントにアタリを出して、ポツポツではあるが真鯛をGETされている。初心者とは思えないすごい集中力だ^^;
 8時半ごろに一回目の放流船がやってきて、真鯛が放り込まれた。しかし、この放流では魚の活性はほとんど上がらず(>_<) しびれを切らせたぼすにゃんさんが、2.5号ハリスの鯛用仕掛けに小イカをぶら下げていると、アタリが出たようだ。合わせた瞬間に竿を伸されているので、青物と直感して私は急いで竿を上げた。かなりの大物のようだ。10分ほどやり取りされて姿を見せたのは丸々と肥えたブリで、無事に私の差し出すタモに収まった。私も負けていられないと、再びアジを泳がせる。まさに「人のブリ見て我が餌直せ」である^^; このパターンに陥ってしまうと、今まであまり釣れたことがないので嫌な展開ではあるが、ひたすら信じてアタリを待つ。私にしては珍しく辛抱強く粘った甲斐があって、ようやく浮きがジワーっと沈んでいった。合わせを入れると凄い重量感が伝わってきて、ラインが引っ張り出される。しばらくして少し魚が弱ってきたかな?と思い始めた頃、一定の位置まで巻くと、それ以上巻けないことに気が付いた。切れた仕掛け等による水中トライアングルに捕まってしまったようだ。そのうち魚だけバレて、針だけ根掛かりしてしまった。引き方からして、恐らくブリ級の魚だろう・・・私はよほどブリに縁がないようだ。
 10時過ぎに2回目の放流船がやってきて、青物や真鯛などが放流された。スカリの中には鯛が2匹だけなので、ここで数を稼ぐか青物を狙うか迷ったが、青物を狙うことに。少し小さめの活きアジを付けて放り込む。すると放流後の最初のヒットは運良く私・・・浮きがじわーっと入ったので合わせを入れる。先ほどばらした奴の引きほどではないが、なかなか心地よい引きを見せてくれて上がってきたのはヒラマサ(だと思う^^;)。魚の処理をしながらみんなの様子を眺めているが、誰の竿も曲がらない・・・お祭りモードにはならないようだ。私も、もう一度活きアジを付けてアタリを待つが、アジが暴れる気配がない。そんな中、カトキチさんにヒットしてヒラマサが上がった。諦めて鯛狙いに切り替えようと、巻き上げ始めた時、ブルブルという感触が竿に伝わってきた。巻くのを止めて竿で聞いてみると、穂先が押さえ込まれたので思い切り合わせを入れた。一気に魚が走るが何とかあしらってワラサ(だと思う^^;)をGET。
 その後は鯛狙いに切り替え、着色アマエビ、マムシ、生ミック、シラサエビと餌をローテーションさせるがアタリが遠い。しかも底網が不安定になってきたのか、根掛かりが多発するようになった。仕方ないので、コーナーを狙うのを諦め、中央付近でシラサエビを底ぎりぎりに落とし込むとようやくアタリが出て、真鯛をGETした。続けてシラサエビを落とし込むと、またアタリが出た。すかさず合わせると一発で青物とわかる重量感と引きの強さが竿を持つ手に伝わってきた。最初はまったく寄せられなかったが、10分ほど粘っているとようやく水面に姿が現れた。しかし、魚が尻尾から上がってくるというのは・・・スレか?何とかカトキチさんの差し出してくれたタモにカンパチが収まった。よく見るとスレではなく、尻尾にハリスが巻き付いていた。不思議な上がり方をしたもんだ・・・^^;
 お昼を過ぎた頃になると、カトキチさんの前で真鯛が入れ食いになっているようだ。ぼすにゃんさんが最初に竿を持って遠征に行ったが、すぐに釣れた。私も竿を持ってお邪魔させていただき、マムシやシラサエビで何匹か釣らせていただいた。棚は8〜9mで、餌は何でも食ってくるようだ。みんなで入れ替わり立ち代り、まさに入れ食い状態だが釣り荒れてしまったのか、しばらくすると何も当たらなくなってしまった。
 その後は、まったくアタリが出なくなり、納竿を迎えてしまった。私の釣果は真鯛8、ワラサ1、ヒラマサ1、カンパチ1。今日のアタリ餌は、真鯛は食いが立ったら何でも食ってくるようだったが、私はほとんどシラサエビでGETした。他の人は、マムシや着色アマエビがよかったようだ。青物は活きアジ。
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し GrandMax FX2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜2B
針:グレ7〜8号