2004年02月08日(日) 晴れ | 釣り堀 辨屋 |
尾鷲:干0:53/13:06 満7:31/18:51(大潮) | 4番筏 10名 |
![]() 当日は叔父を拾って午前3時に出発し、いつもどおり伊勢自動車道に乗る。走行中、時折強風にあおられて少し不安がよぎる。玉城ICで降りてからは松本餌店に寄り、ボケ10匹、生ミック、マムシが欲しかったが売り切れていたので石ゴカイを調達した。次に魚かしに寄ると、石本さんご兄弟とばったり出会ってご挨拶^^; 今日は傅八デーに行かれるとのこと。ここでは元祖魚かしの小さいバージョン(正式名称不明^^;)、シラサエビ、金魚、冷凍イワシを調達した。 6時前に礫浦に到着し、車から降りてまだ暗い空を見上ると快晴のようだ。風が少しあって寒いものの、釣りに支障をきたすほどではなさそうだ。荷物を降ろして受付を済ませるが、当日は満員らしく、車を止める場所がなくて往生した。結局、事務所の前に置かせていただいてキーを大将に預けた。 ![]() 筏竿の準備が整った所で、鯛狙いに切り替えた。ツバスフィーバーも一段落してしまったようで、朝の時合いは終わったのか・・・? シラサエビ、生ミック、ボケとローテーションしながら探るがアタリはない。底網は比較的安定しているようなので、石ゴカイで底付近を横に誘いながら探っていると、プルプルとした前アタリが出た。ゆっくり穂先がもたれるような本アタリを捕らえると、バッチリ針掛かりした。しかし、やり取りの途中で針外れでバラシ(>_<) 筏全体が静かな中での貴重なアタリだっただけにもったいない。かなり食いが渋いので虫餌より食い込みの良さそうな小粒のシラサエビで、先ほどと同じように誘いながら探りを入れる。すると、今度はコンコンと穂先をたたくようなアタリで真鯛を仕留めた。同様の手法でもう1匹追加したところで再びアタリが止まってしまった。ここで注文しておいた活きアジと活きイワシが届いたので、活きイワシを試してみるが青物からの反応はない。やはり水温が低いのか? 7時半頃に一回目の放流があり、真鯛とツバスが放流された。放流後もあまり活性は上がらなかったが、シラサエビで棚8mくらいを誘い続けるとようやく魚から反応が返ってくるようになり、9時半ごろにWさんから応援のお電話をいただいた頃までに鯛を数匹追加できた。しかし筏全体ではアタリは遠く、叔父は完全にだらけモード、親父もタックルのトラブル等で調子が出ないようだ。 10時頃には2回目の放流船がやってきた。青物を中心とした放流だが、今回はヒラヒラ祭りとあってヒラメの放流量が半端じゃない。タックルを持ち替え、活きアジを放り込んでアタリを待つが反応はない。これだけの魚を放流して活性が上がらないのはどういうわけなのだろうか?青物に見切りを付け、鯛狙いの竿に持ち替えてシラサエビで探るが、こちらもアタリがない。ここで、朝から全くアタリがなかった生ミックに変えてみると、ようやくチョンチョンとしたアタリが出た。本アタリを待ってから合わせて鯛をGET。バラシをやりながらも生ミックで2〜3匹鯛を追加、親父と叔父にもアタリ餌と棚を教えてやると、親父がパラパラと鯛を追加した。いつもならこの時間帯は親父はウイスキーを開け、だらけモードに入っているが、今日はまじめに浮きの動きに集中しているようである(笑) 生ミックでアタリが出なくなったので今度はシラサエビに変えると、ひったくるようなアタリでツバスがヒット。再度シラサエビで同様のアタリが出るが、今度は合わせるとドスンという手応えで竿が止まった。青物と直感して皆さんに声をかける。落ち着いてやり取りし、あまり走られることもなくワラサをGETできた。11時頃から親父は着色アマエビでコンスタントにアタリが出ているようで、順調に真鯛の数を伸ばしていた。私も着色アマエビを使用するが、アタリが出ない。私はシラサエビと生ミックを交互に使用してパラパラと鯛を追加した。 ![]() 1時頃からは鯛のアタリがなくなり、水面から数メートルの所に青物の群れが泳いでいるのが見えた。シラサエビを落とし込んで誘いをかけたりするが、全く食い気がないようだ。納竿ぎりぎりで魚をヒットさせるのが得意な私であるが、今回は最後まで集中するもノーヒットとなり納竿時間を迎えてしまった。私の釣果は真鯛14・ツバス2・ワラサ1。珍しく真面目に釣りに集中していた親父が真鯛10・ツバス2・ワラサ1・ヒラメ2(ヒラメはタモゲッチュ)。叔父は寒さで集中力が持続できず真鯛2、ワラサ2。何とかテーマとしていた数釣りはそこそこ達成できたものの、10回くらいバラシをやってしまった。針の選択、アワセのタイミングなど、厳寒期の釣りの難しさを改めて思い知らされた。このところ釣行時の天候には恵まれており、今回もシラサエビが大活躍した。
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