2004年01月25日(日) 晴れ 釣り堀 傅八屋
尾鷲:干1:49/14:09 満8:33/19:46(大潮) 11番筏 11名
 今回は第4回電脳爆釣団新年会。昨年、釣り客専用仮眠施設「つばき屋」をオープンされたカトキチさんと、とーますさんに仕切っていただくことになった。前日はつばき屋にて宴会&宿泊、翌日に釣り大会ということで、久しぶりに爆釣団のみんなと会えるしとても楽しみだった。
 24日は午後3時前に出発し、伊勢自動車道の久居ICで降りてWさんの職場へお邪魔することに。4時半頃に到着し、コーヒーをご馳走になった。しばらく雑談していると、太郎さんも到着され、3人で釣り談義やら雑談やらで盛り上がった。仕事で行けなくて大変残念そうなWさんと別れを惜しみつつ、太郎さんと共に下道を利用して迫間浦を目指した。午後6時前につばき屋に到着すると、もうたくさんの方がお見えになっており、既にアルコールも入っていたようだ。乾杯の後、食べきれないほどの料理とお酒をいただきながら釣り談義に華が咲く。傅八屋の大将、和士君と弘矢君もお招きし、釣り堀経営のお話なども聞けて楽しい時間を過ごさせていただいた。私は近藤水産さんからの差し入れの中国酒(?)をいただきながら盛り上がっていたが、これがかなりきついお酒で意識がもうろうとし始めたので、皆さんより早いがベッドに入ることになった(^_^;)
 酔いつぶれて寝てしまったので、うかつにも目覚ましをセットしていなかった。朝方、たまたま目を覚ますと5時36分!びっくりして飛び起きた。私がガサゴソと着替えをしていると、隣のベッドでお休みのあにたにあさんも目を覚まされた。もし、ここで目を覚ましていなければ・・・このまま放って行かれたのだろうか?(笑) よしじい師匠が近所の池で二日掛かりで捕ったというシラサエビをありがたく頂戴し、顔を洗ってから傅八屋へ出発。よく寝たのでコンディションはバッチリ♪
 昨夜の受付時の抽選の結果、私は11番筏に上がることに。これは従来からあった1番から9番までの筏と少し離れた場所に新設された筏だ。7番、8番の大筏と同じサイズで、足場も広くて快適だ。しかも天気は快晴、心配していた風も無し!このところ、すこぶる天候には恵まれている。3回も連続でこんな日に巡り合わせてくれた神様に感謝・・・。今日は一斉スタートなので、ゆっくり筏竿の準備をすればよかったものを、気が付くといつもの癖で青物用の竿を取り出していた(笑)。筏竿も取り出そうかと思ったが開始の合図が近かったので、青物狙いから始めることにした。
 開始の合図と共に冷凍イワシを放り込む。しかし、誘いをかけるがアタリは無い・・・しばらくすると右隣の太郎さんが真鯛を連続ヒットされ、左隣のよしじいさんにも真鯛がヒットした。今日は朝一の活性が高く、タックルの選択ミスが悔やまれる(>_<) 向側ではカーク船長が青物を仕掛けごとヒットされたようだが取り込みには失敗、博子さんは青物のスレ掛かりだが、こちらは無事にランディング。近藤水産さんだけは生きイワシで「食わせて」ブリをGETされた。青物はかなり活性が低いようなので、見切りをつけてサクラの西海8号をセットする。着色アマエビを投入するが、時合いが落ち着いてしまったのかアタリがない。生ミック、オキアミとチェンジするが穂先は静かだ。それでも太郎さんはポツポツと真鯛を追加されている。う〜ん、これはいかん・・・焦りが頂点に達し、前回の貧果が脳裏をよぎる(^_^;) しかし、ここは気持ちを落ち着けてシラサエビを投入することにした。よしじい師匠のシラサエビは大きくて元気一杯でいかにも釣れそうだ(笑) ゆっくりと8mまで降ろし、丁寧に誘っていると穂先が少しもたれたような気がした。網に引っ掛かったかな?と思って、少しテンションをかけて聞いてみると穂先が小刻みに震えるので大アワセを食らわせて真鯛をGET。再度、シラサエビで同じようなアタリを拾って鯛を追加。
 8時半ごろには一回目の放流船がやってきて、真鯛を中心に生簀に放り込まれた。しばらく誰にもアタリがない・・・私も元気なシラサエビに変えてアタリを待つが穂先は動かない。目先を変えてオキアミにすると渋いアタリではあるが穂先がもたれて真鯛をGET。再びオキアミにすると仕掛けが馴染んでいないのにラインが走っているので一応アワセてみるが空振り!しかも私の隣に移動してこられていた博子さんの仕掛けとオマツリしていた。何が起きたのかよくわからず、仕掛けを回収しようとすると突然、魚の手応えが伝わってきた。魚ついとんの〜?と、わけがわからないままやり取りしてマダカをGETした(^_^;) その後は再びシラサエビが当たり、コツコツと鯛を拾った。9時頃に親父から状況確認の電話が入り、鯛6マダカ1と報告していたと思う。9時半ごろには只今禁漁中のjackyさんから応援コールが入った。お気の毒だが、「天気・釣果ともに上々、みんな楽しんでますよ〜」と報告して電話を切った(笑)
 10時頃に本日二回目の放流があり、こちらは青物が中心だ。活きアジを生簀のど真ん中に泳がせ、アタリを待つ。しかし、あまり食いは立たないようで、アタリは遠い。しばらくしてからヨッシーさんとあにたにあさんにカンパチがヒット、私の浮きにもようやくモゾーっとしたアタリが出た。しかし、十分食わせてアワせたつもりだったが素針を引いてしまった。再度、アジをど真ん中に投入すると同じようなアタリが出た。先ほどよりワンテンポ遅らせてアワセを入れると今度は針掛かりした。反射的に「青!」と声を掛けるが、全然手応えがない・・・「赤いかも^^;」とぼそっと呟いてコソコソと鯛を取り込んだ(笑) これを機に青物に見切りをつけ、鯛狙いに変更した。底付近をシラサエビで探ると真鯛がヒットした。
 日が高くなるにつれ、生簀の中心付近では青物の群れが見える所まで浮いてきて、その上をシマアジ、グレ、イサキの群れがぐるぐると回っている。よしじい師匠や近藤水産さん、あにたにあさん、カーク船長が石ゴカイを使ってグレやシマアジをGETされている。竿下の鯛のアタリも遠くなってきた頃、この浮いた魚の群れにシラサエビでちょっかいを出してみた。竿をひったくるように食ってきたのはツバス。その後はツバスが連続ヒットした。
 ツバスばっかりたくさん釣って持ち帰っても処理に困るので、再び足元の下を丁寧に誘った。場が休まっていたからなのか、すぐに小さなアタリが出たのでアワセを入れる。しかし引き方が青物っぽいので一応声をかけるが、上がってきたのは大鯛。かなり良型だ。
 納竿後の釣果は真鯛11(内、大鯛1)、ツバス6、マダカ1。ポイントに換算すると36pts.で運良く2位に入賞することができた^^; 今日は天気が良かったせいか、釣果の大半がシラサエビで食ってきた。なお、優勝は近藤水産さん、3位はよしじい師匠という結果になった。今回は2桁釣果の方が続出・・・電脳爆釣団の大会の中でもほんと良く釣れた大会だと感じた。
 カトキチさん&とーますさん、傅八屋のスタッフの皆様をはじめ、参加者の皆様のお陰で楽しい二日間を過ごすことができ、ありがとうございました。また、おいしい料理やお酒を差し入れしていただいた方々にも感謝ですm(__)m やはりこういった大会の成功は皆様のご協力があってのものですね。
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し GrandMax FX2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜2B
針:グレ7〜8号