2003年11月02日(日) 晴れ後曇り 釣り堀 傅八屋
尾鷲:干6:06/20:06 満14:07(小潮) 6番筏 9名
 今回は5月に引き続き吉野釣りバカ杯に参加した。総勢106名での釣り大会となったが、これだけの人数を集められる吉野のはまちゃんの人望の厚さには、毎度のことながら感心させられる。20名ほどの空きがあるとのことで参加者を募集され、電脳爆釣団からも数名が参加。
 Jackyさんから旅は道連れ、一緒に行きましょうとお誘い頂き、ご一緒させていただいた。3時30分に「道の駅あいの土山」へ集合ということになったが、当日は3時過ぎに到着、Jackyさんも早く来られたので荷物をJacky号に積み替えて出発。いつものように伊勢自動車道を玉城ICで降り、旭屋さんに寄って青イソメ、ボケを調達した。人間のエサを調達後に魚かしに寄ってシラサエビ、魚かし初期バージョン、冷凍イワシ、キビナゴ、オキアミを手に入れて、いざ迫間浦へ。
 5時半ごろに駐車場へ到着し、事務所に入ると既に太郎さんとWさんがソファーでくつろぎモードに入っておられた。受付を済ませて釣り座の抽選をおこなった結果、6番筏のテント前に私とJackyさん、ヨッシーさんが並んで座ることになった。電脳爆釣団のメンバーではミッチーさんが同じ6番筏に、太郎さん、Wさん、よしじいさんが5番筏へ入ることになった。
 6時半過ぎには筏に上がり、全員の用意が出来た時点で一斉スタート。実は、私は一斉スタートというのを知らずに冷凍イワシを付けて棚8mに仕掛けを投入してしまっていた。釣れなくて良かった〜(^_^;) 一斉スタートだということで筏竿もセッティングし、スカリの準備も万端!こうなれば鯛狙いからスタートすることにし、あに印甘エビを付けて開始の合図を待つ。全員の準備が整った7時前に吉野のはまちゃんの合図と共に全員が仕掛けを投入した。私もあに印甘エビをゆっくり落とし込む。隣のヨッシーさんに「フィ〜ッシュ!」の声を共に真鯛が上がる。ほぼ同時に私にもモゾモゾとしたアタリがあり、タイミングを見計らって合わせると青物のような手ごたえ。前方に走られてしまい、何人かの方とオマツリになってご迷惑をお掛けしてしまったが何とかシマアジをGET。続いて同じエサで真鯛をGET。筏全体では真鯛がパラパラと上がるが、朝の時合はすぐに終了してしまった。アタリが遠のいてからはシラサエビで底付近を丹念に探り、一回目の放流までに何とか真鯛を1つ追加した。
 8時半ごろの本日一回目の放流では真鯛、シマアジ、イサキが放り込まれた。しかし、あまり食いは立たず、オキアミで真鯛1枚追加した所で10時の放流を迎えてしまった。青物狙いのタックルに持ち替え、活きアジを投入。しばしの静けさの後にヨッシーさんの竿先がゆっくり入り、同時にJackyさんにもヒット。両者やり取りの末、ヨッシーさんにワラサ、Jackyさんにカンパチが上がる。両方のタモ入れを済ませた後、再度活きアジを放り込むが、今度は対面に青物がヒットし、竿を出している暇が無い(>_<) どうも私はこういったお祭り騒ぎに出遅れてしまうようだ。そうこうしている間に時合は落ち着いてしまったようで、活きアジには何の反応もなくなった。そこで冷凍イワシに変えてみると、浮きに小さな反応が出てゆっくり沈んでいった。アワセを入れるとズシンとした手ごたえと同時にドラグが唸る。かなりの大物のようだが、しばらくやり取りしているうちに針外れでバラシてしまった。獲物が少ないだけにかなり悔しい(>_<) 再度、ど真ん中に冷凍イワシを放り込む・・・Jackyさんに何かヒットしたようで大きなアワセが入るがすぐに外れてしまったようだ。それと同時に私の竿がひったくられるように穂先が海中に突き刺さった。何が起きたのかよくわからないが、とにかくやり取り開始^_^; 幾度となくラインを引っ張り出されながら、丸々と肥えたワラサをGET。しかし、取り込みと同時に我が愛竿「海煌」の1番目の真ん中から先っぽがプラリとぶら下がってしまった(ToT) そんなに無理したやり取りをしたつもりはないのだが・・・今までにもこの竿で同型のカンパチを上げていたので全く大丈夫と思っていた。3号の竿では青物と格闘するには非力なんだろうか?
 気を取り直し、皆さんがまだ青物狙いをしている間に鯛狙いに変更した。ゆっくり生ミックを落とし込むと、小さなアタリが出る。アワセ所がなく、じっとタイミングを見計らっていると穂先がモゾーッともたれたのでアワセを入れるが空振り。再度、生ミックを投入すると同じようなアタリが出るが、今度は食い込むまでにアタリが止まってしまった。そのまま巻き上げてみるとミックに歯型がついている。今度は生ミックを涙型にして針に刺して落とし込む。また同じアタリが出て穂先がゆっくりお辞儀していくので竿を下げてついていき、穂先が海中に入りかけると同時に大アワセ。ゴンゴンとした真鯛特有の手ごたえがあり、小ぶりの真鯛をGET。同じように生ミックで3匹連続ヒットした。Jackyさんやヨッシーさんもかなりアタリが小さいようで苦戦しておられた。
 この日は、私の前(北西のコーナー)が釣れなくなると北東のコーナーが釣れだし、北東が釣れなくなると南東が釣れるといった具合に「釣れるポイント」が変わるようだ。
 シラサエビをぶら下げていたが、あまりにアタリがないので軽く食事jを取り、食後の粉薬を飲もうと口を空けて上を向いていた11時過ぎ、Jackyさんの「あー」という声が聞こえたので見ると自分の竿が生簀の中に落ちかけていた。慌てて竿を手に取り、やり取りを開始するとマダカの姿が見えた。しかし反転されて潜られた時に針外れでバラシをやってしまった。再度シラサエビを投入し、底付近を探っていると今度は真鯛がヒットした。しかし水面近くでバラシ(>_<) 今度はハリス切れだ。先ほどのマダカとのやり取りで傷付いていたのか?
 正午ごろにはオキアミで丹念に探っているとイサキがヒットしたが棚も深く2匹止まり。今日はあまり魚が浮いてこないようだ。青イソメを落とし込むと連続して小さなアタリが出るが、空振りに終わってしまった。終盤は北東のコーナーで真鯛が当たっていたが、私も数合わせの1匹を釣らせていただいて納竿となった。
 釣果は真鯛6、イサキ2、シマアジ1、ワラサ1。全体的に釣果はあまり良くなく、私は106人中20位でブクブククーラーを景品に頂いた。アタリエサは朝一番はあに印、放流後は生ミックが良かった。つなぎにはシラサエビ。青物は全体的に活きアジで上がっていたが、私には反応がなく冷凍イワシが良かった。
 大人数の大会を取りまとめていただいた吉野のはまちゃんと世話役の皆様、傅八屋のスタッフの皆様、行き帰りの道中ご一緒いただいたJackyさん、ありがとうございました。事故もなく無事に大会が終了して楽しい一日となった。参加者の皆様お疲れ様でした。
■青物用タックル
竿:SHIMANO 海煌3号3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル@
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し GrandMax FX2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜2B
針:グレ9号、チヌ針3〜4号