2003年09月13日(土) 雨のち晴れ 釣り堀 ばん
尾鷲:干0:50/13:03 満6:54/19:15(大潮) ろ筏 8名
 楽しみにしていた「第2回ぼすにゃん杯」がついにやってきた・・・去年と同じく、各釣り堀関連HPごとにチームメンバーを募り、対抗戦をおこなうというルール。例によって負けたチームは女装するという罰ゲーム付き(^_^;) 去年は負けたHPの管理者だけが女装をしたが、今年はチームメンバー全員だ。参加チームは、毎年NOAの釣り堀本も取材をされている三矢さん率いる「釣り堀ファン倶楽部」チーム、我らが師匠ことよしじいさん率いる「よしじいの釣り人生」チーム、そして、お化粧の期待の星である我が「ぶらっと釣りある記」チーム^^; 大会前から各チームがそれぞれ、いろんな手を使ってメンバー獲得に励んだ。ぶら釣りチームはヨッシーさん、カーク船長&YUKAさん修さん、とーますさん、smileさんご夫妻tama-chanプーさんにメンバーになっていただいた。
去年はチーム全員が同じ筏に入ったが、今年はチームがバラバラの筏に入り、集計するまで勝敗がわかりにくくなるように工夫された。
 2時半に出発するが台風14号の影響で風は強いし、国道42号線では雨と稲光で、少々気が滅入ってくる。今回は南島町の釣りエサ南海さんに餌を注文すると配達してもらえるということで、寄り道はコンビニだけなので楽ちん♪餌は生ミック、オキアミ、冷凍イワシ、ボケ5匹、青イソメ、シラサエビを手配しておいた。しかし、前日になってシラサエビが台風の影響で入らないとぼすにゃんさんから知らせを受け、エサ亀で買うとのことだったので私のも一緒に買っておいていただいた。
 5時過ぎにばんさんの駐車場に到着すると、すでにたくさんの方が到着しておられて釣り談義に花が咲く。荷物をまとめてから受付をし、釣り座のくじを引くと「ろ」の8番だ。「ろ」は去年のぼすにゃん杯で比較的良い思いをしたので幸先が良いと喜ぶが・・・?南側の釣り座にtama-chanと並んで座ることになった。「ろ」のメンバーはぶら釣りチームが多く、ヨッシーさんとプーさんも一緒だ。あとはよしじいチームのWさんとあにたにあさんサブローさん、ファン倶楽部チームのマナブンさんの計8名。全員が一斉スタートなので青物用タックルと筏竿の準備をして合図を待つ。その間にも真鯛やタグ付きのカンパチが放流された。
 やがて開始の合図があり、全員が一斉に仕掛けを投入する。去年の経験からばんさんは朝一番は青物が調子良いというイメージが強かったので、青物用タックルを手に冷凍イワシを投入した。その間にもヨッシーさんやプーさんが真鯛を調子良く上げておられる。私の浮きにもモゾモゾとしたアタリが出るが、どうやら真鯛くさい。ゆっくり浮きが沈んでいったので、アワセを入れるが素針を引いてしまった。もう一度冷凍イワシを放り込むが、何の反応もないので真鯛狙いに切り替えた。まずはシラサエビ・・・4〜7mを探るがアタリなし。次はあに印の甘エビで同じように探りながら落とし込むと6.5mで穂先をブルブルと揺らすようなアタリが出た。少し押さえ込んだ所でアワセるが、これもスカ(>_<) 周りではポツポツと真鯛が上がっているので焦りまくるが、気持ちを落ち着けて、今度は一気に6.5mまであに印甘エビを落とし込む。すぐに先ほどとまったく同じようなアタリが出たので、落ち着いてタイミングを見極めて大合わせを食らわせるとギューンと一気に竿を絞り込まれて青物のような手ごたえが伝わってくる。竿の弾力をフル活用して姿を見せたのは良型のシマアジで、tama-chanにタモ入れしていただいて無事にGET。
 幸先の良いスタートに気を良くするが、その後が鳴かず飛ばず(>_<) 生ミック、シラサ、ボケ、オキアミ・・・とありったけのエサをローテーションさせ、4〜7mを丹念に探るがアタリが出ない。底網は絶えず動いているようで、同じ場所で8m近くまで落としても根掛かりしないことがあるかと思えば、7mくらいで根掛かりしてしまうことがある。私は2.4mの竿を使っているが、もう少し長い竿で前を狙うか、浮き釣りで真ん中を狙えばもう少し底網は安定しているのかも知れない。
 サンノジが2〜3mくらいの所を時折回遊してくるのでちょっかいを出してみることにする。何のエサを食うのかまったくわからないのでいろんなエサを試してみると、虫餌とボケにのみ反応があった。しかしちょこちょこと突付くような食い方でアワセても針掛かりしない。エサの食い方はカワハギのそれと全く同じである。1時間ほどサンノジと遊んでいたが結局1匹もGETできず。
 一気に晴れ上がって日差しが強くなってきた10時ごろ、真鯛を狙おうとシラサエビを落とし込むことにした。7mまで一気に落とし込もうとするが、4mくらいまで落とした時にラインがいきなり走って穂先もお辞儀したので、反射的に腕が上がった。シマアジのような落ち着きのない引きを見せて上がってきたのは小さなツバス。やはり日が照ってきたらシラサが一番と気を良くして落とし込みを続けるがアタリが出ず、そのまま10時半の弁当&放流タイムを迎えてしまった。
 全員が釣りを中断してテント下へ。みんなで和気藹々と弁当を食べるこの時間はとても楽しい。カツオとハマチの刺身や味噌汁も最高に美味い♪ また、この休憩中は筏の上に人はおらず、場が休まって魚の活性も戻るかもしれないという期待感もある。
 釣り座に戻ると2回目の放流があり、真鯛や青物が放り込まれる。私のスカリにはシマアジとツバスが1匹ずつしか入っていないので、ここは手堅く真鯛狙いをすることにした。しかし、期待に反してなかなか活性が上がらず、ヨッシーさんに真鯛がヒットしたが後が続かず、筏は静かなままだ。それに引き換え、隣の「い」の筏は賑やかな歓声が聞こえてくる。smileさんの奥様には大物がヒットしたようで竿が満月状に曲がっており、ワラサをGETされた。
 お昼前、プーさんの隣で竿を出させていただいてボケを投入すると、落とし込む途中で穂先が海中に吸い込まれてツバスをGET。次は真鯛をコンスタントに上げておられるヨッシーさんの隣にお邪魔して、死にかけたボケで真鯛をGET。そして自分の場所に戻り、あに印の甘エビで探ってみると、7mくらいまで落としても根掛かりしないので、そのままゆっくり横に誘っていると、コツッと小さいアタリがあったので誘いを止めて待つ。しばらくするとクッと押さえ込んだのでフルスイングするとバッチリ針掛かりして、真鯛をGET。すぐに同じ要領でもう1匹真鯛を追加した。すると、対面のあにたにあさんがこれを見逃すはずもなく、竿を持って隣においでになった。すぐに青イソメで真鯛をGETされ、続いてあろうことかハタマスが上がった。ハタマスも何匹か固まっている場合があるので、私も青イソメで底付近を探るが根掛かりの連発。あにたにあさんと同じくらいの棚を探っているのだが、竿の長さの差であにたにあさんは根掛かりしないのだろう。根気良く粘るが、気持ちが魚に通じずに納竿となった。
 釣果は真鯛3、ツバス2、シマアジ1。合計13ポイントでチームの足を引っ張る結果となってしまったが、ぶら釣りチーム全体では185ポイントを獲得でき、お色直しをしなくて済んだ。アタリ餌はあに印甘エビ、ボケ。なお、チームリーダーの奮闘もむなしく最下位になられた釣り堀ファン倶楽部チームが休憩所にてぼすにゃんさんやさちさんによるメイクが施され、またぼすにゃんさん自身も変わり果てた姿となって、いくつかのホームページにてその醜態を晒されることになった。
 幹事を努めていただいたぼすにゃんさん、ばんのスタッフの皆様、ぶら釣りチームメイトの皆様や参加者の皆様のお陰で楽しい一日を過ごすことができました。ありがとうございました。
■青物用タックル
竿:SHIMANO 海煌3号3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル@
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し GrandMax FX2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜2B
針:グレ9号、チヌ針4号
■真鯛用タックルA
竿:SHIMANO 青波巧2.1m(中硬)
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し サンライン トルネードVハード2.5号
オモリ:なし〜ゴム張りガンダマ3
針:グレ8号