2003年07月26日(土) 晴れ 釣り堀 傅八屋
尾鷲:干9:58/22:28 満2:47/17:09(中潮) 4番筏 11名
 今回は電脳爆釣団恒例となりつつあるBBQ付きの釣り大会が私のHGでもある傅八屋でおこなわれることになった。募集の結果、総勢33名の方がエントリーされて今回も賑やかになりそうだ。
 大会前の打ち合わせでJackyさん、ぼすにゃんさん、さちさんと一緒に行くことになり、Jackyさんの愛車ステップワゴンに同乗させていただくことになった。当日は午前3時30分に道の駅「あいの土山」で待ち合わせ。私は2時半過ぎに出発して、3時20分くらいに到着。Jackyさん達はまだのようなので先に自分の車から荷物を降ろしておいて到着を待った。それにしても外に出ると涼しい・・・というか寒いくらいだ。7月下旬だというのに今年の夏はいったいどないなっとるんやろ^^; そうこうしているうちにJackyさん達が到着されたので早速荷物を積み込み、いざ出陣。
 車中では、みんなではしゃぎまくりながら伊勢自動車道を走破し、いつの間にか玉城に到着^^; どこの餌屋にしようか迷ったが、旭家へ寄ってみることにした。ボケ1匹12円、活きイワシ1匹30円など破格値だ。餌屋さん同士の競争の結果なのだが、我々にはありがたい。しかしいつかはまた元の価格に戻るのだろうか?この辺は注意深く価格変動を見守ることにして、逐次情報をお届けしたいと思う。旭家にはよしじいさんやマナブンさんがおられ、ご挨拶。ここではボケ、青イソメ、生ミックなどを購入。次に人間の餌を調達しに先のサークルKへ。ここではsmileさんやミッチーさんとご対面・・・飲み物や朝食を仕入れたら次は魚かしへ。今回は牧野さんも参加だ。まずはブクブクにシラサを・・・と水槽を見るが、ほとんどシラサがいない(>_<) 網でさらえるようにして何とか確保した。あとは通称「コロッケ」とよばれる製品や冷凍餌などを購入。サニーズにも立ち寄り、5時過ぎに傅八屋駐車場に到着した。釣り座は4人で固まってとりたいので、車中からあらかじめ電話でお願いしておいた。到着してからクジを引いていてはバラバラになってしまう可能性があるからだ。
 全員の釣り座が決まり、いざ出陣。天気は快晴、湿気の少ない風が吹いてとても爽やかだ(^^) 我々は4番筏の南側一帯に陣取ることになっている。今回も例によって用意ドンスタートなので焦らなくていいから嬉しい。今までと違い、準備に与えられた時間は5分だが、青物用タックルと筏竿を1本セットして開始を待った。準備しながら水中を観察していると青物が2匹ほど水面近くをフラフラと泳いでいる・・・とすかさずJackyさんが電光石火のごとくタモを一蹴された。まだスタート前の静かな筏に魚が暴れて水面を叩く音が響き、ワラサが御用となった。しばらくしてぼすにゃんさんもタモでカンパチをGET。
 やがてヨッシーさんよりスタートの合図があり、全員が仕掛けを投入した。いつもスタートで出遅れているので、今回は鯛狙いで始めてみた。生ミックを底ぎりぎりまで落としこみ、探りを入れるが反応なし。続いてシラサ、青イソメ、養殖ペレット、あに印アマエビなど手持ちの餌をローテーションしていくが、いっこうにアタリがない。私だけでなく、筏全体が静まり返っている。我らが師匠ことよしじいさんもコーナーをじっくりと探っておられるがアタリが出ないようだ。この静けさを破ったのは、よしじいさんのお友達の近藤さんの奥様で真鯛がヒットした。時計を見ると開始から1時間が経過していた。よしじいさんにもようやく鯛がヒットするが後が続かない様子。それに引き換え、あとの人にはアタリが皆無だ。時々青物を狙ってみたりもするが釣れる気がしない。いったいお魚さんはどうしてしまったのか?この所絶好調であるニコニコデーの影響なのか? 焦ってくるが、こういう時こそ冷静にと自分に言い聞かせて丁寧に探るが・・・アタリがないまま一回目の放流を迎えてしまう。鯛と青物が放流されるが、とりあえずここは手堅く鯛狙いでいくことに。が、放流が済んでも状況は変わらず・・・底付近を中心に探っていくがアタリがない。近藤さんご夫婦の前は調子いいようだが他は当たりなし。こんなことは初めてで、生簀の中もイメージできず自分でも頭がパニックになっているのがわかる(笑) 母親から「どうや?晩のおかずはあるん?」と焦りに追い討ちをかける電話が入るが、「あかんわ、これから頑張る」と冷静に対処する^^;
 2回目の放流タイムでも鯛やイサキの他、青物が放り込まれた。この放流でも鯛狙いをすることにし、シラサエビを投入。しばらくして、よしじいさんに良型のシマアジがヒットし、羨ましく思いながら自分の穂先を眺めているとようやくアタリが出た。穂先が大きく押さえ込まれた所でアワセを入れるが空振り(>_<) いつもなら完全に針に掛かるタイミングで合わせたつもりだが・・・? 棚は8mくらいだったので、もう一度同じ所へシラサエビを落とすがアタリが出ない。活きアジを放り込んでみるが、アジがそわそわするだけで食いつかなかった。
 そんなこんなで3回目の放流・・・同じように大きいのから小さいのまで放り込まれる。しばらくすると、それまで静かだった吉野のはまちゃん、鯉太郎君、霜辻さんが真鯛を連続ヒット。ようやく活性が上がってきたのかと期待するも、釣れているのは吉野のはまちゃんの周りだけだ。放流直後なのに寄せ負けしたのか?それとも何か理由があって、そこに魚が集まったのか?私の周りではアタリすら出ないのである(-_-;) 円月殺法もいつも以上に多用しているが状況は変わらず。
 あまりのアタリの無さに、よしじいさんとお話しながら前のコーナーを探らせていただく。底付近を探るが根掛かりが多発するのとアタリがないので徐々に上げていき、6.5m付近を生ミックで探るとプルプルと反応が出た。大きく押さえ込んだ所で合わせるが、何とこれも空振り(>_<) 生ミックで探り続けてもアタリが出ないので虫餌に変えると、また当たりだした。虫餌なのでじっくり食わせて合わせるとようやくヒット。軽々と上がってきたのは可愛いイサキ^^; 今日は底付近を重点的に探っていたのだが、中層を探ってみたら途端にアタリがあった。やはり焦りで冷静さを欠いていたのだろうか?もう少し広範囲の棚を早くから探っておけば良かったのかとちょっと反省・・・虫餌ではアタリが出なくなったので再び生ミックを投入。今度は7m付近でイサキをもう1匹追加した。根気よく最後まで丹念に探るが、追加することはできず納竿となった。
 事務所に戻ってから表彰式が行われ、優勝は14匹を釣り上げたカトキチさん。私は−3のハンディがあり、イサキ2匹だけなので−1ポイントとなってトホホ賞をGETすることになってしまった^^; 表彰式の後は楽しみにしていたBBQ。鹿肉、カルビ付き肉、焼きそば、アッパッパ貝、各種野菜など、いろんな方からいろんな食材が持ち込まれて、美味しくいただいた。早くも次回のぼすにゃん杯ネタで盛り上がり、とても楽しい時間を過ごさせていただいた。これも主催していただいた京阪奈軍団の皆様をはじめ、BBQの準備などをしていただいたたくさんの方々、傅八屋スタッフの皆様のお陰だと感謝しております。皆さんありがとうございました。
■青物用タックル
竿:SHIMANO 海煌3号3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ1号付きクッションゴム(針上10pにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル@
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し サンライン トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜B
針:がまかつ グレ8号
■真鯛用タックルA
竿:SHIMANO 青波巧 中硬2.1m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し サンライン トルネードVハード2号
オモリ:ゴム張りガンダマB
針:がまかつ グレ8号