2003年07月12日(土) 曇り時々雨 釣り堀 辨屋
尾鷲:干10:33/22:59 満3:21/17:42(中潮) 4番筏 10名
 今回で6回目を迎える茶団子杯・・・ぶら釣り杯も先日6回目を無事に終了することができたが、茶団子杯の方がはるかに歴史が新しいので、すごいペースで開催されていることになる^^; 茶団子杯はいつも仕事の都合がつかなかったりして、私が参加するのは今回で2回目。
 2時半に自宅を出発するが、雨がショボショボと降っている。前日までの予報では曇りになっていたのだが・・・何とか朝までに止んでほしいと願いつつ車を走らせる。4時過ぎに松本餌店へ到着するが、雨脚は強くて気が滅入ってくる(>_<) 家から前回までの残り物の生ミック、養殖ペレット、オキアミ、平子イワシ、あに印アマエビとササミックを持って来たので、餌屋ではキビナゴと青イソメだけを購入。車内で朝食を済ませてから魚かしへ立ち寄るとsmile号発見!早速店の中に入ってご挨拶。smileさんはいつも定休日の関係で土曜日の釣行になるので、お会いするのは久しぶりだ。今回はノーマルバージョン、カボチャとアマエビのミックス団子、シラサエビを購入した。
 辨屋の駐車場に到着したのは5時過ぎで、すでに給゚藤水産さんが到着されていた。雑談しているうちに、今回初めてお会いする修さんや、顔なじみの皆さんも続々と登場。事務所で受付と釣り座の抽選をおこなう。私は主催者のヨッシーさん、今回お初の160さん、石本さんご兄弟、給゚藤水産さん、魚かしの牧野さん、釣魚好人さん、とーますさんと一緒に10名で4番筏に上がることになった。
 今回も全員の準備ができた時点で一斉スタート。青物用の竿を準備し、まだ時間がありそうなので筏竿も準備した。生簀の網がかなり吹け上がっているので、今回もサクラの西海8号をセレクト。6時半くらいに釣り開始。去年の今頃だと朝一番は冷凍イワシで必ず青物がヒットしていたので、今回は平子イワシを少しハラワタ出して投入した。4番筏で一番乗りは牧野さん・・・当たり前だが魚かしで真鯛を連続GET。向側では活きイワシを泳がせておられた給゚藤水産さんにモゾモゾとしたアタリが出ているようだ。2回ほどの空振りの後、ようやくヒットしたのはヒラメ。その後はアワセの要領をつかまれたようで、何とヒラメを3連発!そして続いてハタマス・・・まったく羨ましい限りだ^^; 両隣のヨッシーさんととーますさんにも真鯛がヒットし始めた。私の浮きもようやく消し込んだので大アワセを入れるが、一瞬ズシンとした手応えがあっただけで針掛かりしなかった。その後は魚かしに変えてみるも全くアタリが出ず、焦りが頂点に達してきた所で真鯛狙いに切り替えた^^; 時合いは既に落ち着いてしまっているので、生ミック、養殖ペレットの団子系の餌で底近くをじっくり攻めてみるがアタリは出ない。食いが落ちた時はやはり動く餌か・・・大きめのシラサエビを1匹掛けにして、ゆっくり落とし込む。ゆっくり左右に誘っているとズボッと穂先が海面に刺さり、これを捕らえてようやく真鯛をGETした。同じ要領でもう1匹真鯛を追加した後、3回目のアタリを捕らえると、ずっしりと重い引きで鯛のように竿をあまり叩かない。大物ではないが魚信が青物くさいので一応声を掛ける・・・魚を怒らせないように落ち着いてやり取りして、じんわりと上がってきたのは食べ頃サイズのハマチだ。朝一番で青物が上がらないような時は団子やシラサエビに突然ヒットすることが多い。
 この後ピタッとアタリが止まってしまうが、とーますさんだけはポツポツと鯛をGETされている。釣り座がすぐ隣だけにかなり焦る^^; やがて8時ぐらいに放流タイム♪ 一回目は青物の放流がおこなわれるとのことなので、活きサバを鼻掛けにして投入。しかし投入の瞬間に針から外れて落ちてしまった。サバは鼻掛けにすると非常に外れやすいようだ。サバをあきらめアジを背がけにして投入した。ワラサクラスの青物に加え、ブリと思われる超大物、シマアジが数枚放り込まれた。緊張しながら浮きを凝視していると、動きに落ち着きがなくなってきた。次の瞬間に来ることが多いので竿を持つ手に力が入る^^; すると浮きがブルブルと小刻みに震えた後、ゆっくり海中に吸い込まれていった。一呼吸おいて大アワセを入れるとズシンとした手応えを感じた瞬間に魚が走り出した。何度かの締め込みをかわして浮かせてきたのはワラサ。最近は放流直後に活きアジで青物という教科書通りの釣り方ができて嬉しい。去年は何故か筏竿にばかりヒットしたのだ^^; 連続ヒットを狙ってアジを泳がせるが、そうは問屋が卸してくれない。真鯛を狙ってみるが、こちらもアタリは遠い。
 その頃、シマアジが10匹くらいの群れで水面下1mほどの所を回遊するようになった。とーますさんが見釣りでGETされたので、私もちょっかいを出してみるが全く食い気はないようだ。食いつく前には泳ぐ速度がゆっくりになってヒラを打ったり、1匹だけが群れから離れたりといった前兆がある。前回の傅八屋で「見釣りのシマアジは根気よく」という教訓を得ていたので、今回もじっくり狙ってみるのだが、いい雰囲気になってきたと思ったら巨大なブリが突然下から出てきてシマアジの群れを追いまわしてくれるのだ(-_-;)
 2回目の放流では真鯛とツバスが放り込まれた。あに印のアマエビを落とし込むと、すぐに穂先が吸い込まれて真鯛をGET。ヨッシーさんととーますさん、私が代わるがわるで連続GET。鯛2匹とイサキを捕ったところでアタリが遠のいたので隣の3番筏を偵察してみた。こちらでもシマアジの群れが浮いているようで、みんな集まってちょっかいを出しておられる^^;
 お昼前にとーますさんが突然のアタリを捕らえて見事、石鯛をGETされた。餌はシラサエビとのことなので、私もシラサエビで網際をじっくり探ってみる。すると穂先がもたれたので根掛かりかと思って穂先で聞いてみると、プルプルと生命反応が手に伝わってきた。すかさず大アワセを入れるとズシンと竿が止まり、次の瞬間に下へすごい力で締め込む・・・ギャラリーの皆さんから、「これは石鯛の引き方や」と声が聞こえてくるので緊張しながらやり取り開始(笑)。しかし竿の弾力で締め込みをかわしながら浮かせてきたのは、期待に反して大鯛だった。続けて同じようにシラサエビを網際に落とし込むと面白いようにアタリが出るようになり、真鯛とイサキを連続でGETした。
 アタリが遠のくと、今度は私の前にシマアジの群れが留まることが多くなった。あまり食い気は無さそうだが、こうなれば魚との根競べだ。とーますさんらが生ミックを多用されていたことを考えて、私は養殖ペレットで攻めてみることにした。ぐるぐると円を描くようにして回遊しているので、円の外に餌を漂わせながらじっと待つ・・・見向きもしなかったり、餌の前まで来ては避けて通ったりで、なかなか人をイライラさせるのが上手い奴らだ(笑) しかしこの時、群れの1匹が口をパクパクさせながら泳ぐようになったので「これはチャンス!」と神経を集中しながら水中の餌を凝視。次の瞬間にパクッと食いついたので、すかさず竿をしゃくって小ぶりのシマアジ君をGETできた^^;
 納竿時間が近づいてきたので、青イソメをぶら下げておいて後片付けを始める。リュックに荷物を詰めながら穂先を見ていると、ガツガツとしたアタリが出た・・・急いで竿を持ち、本アタリに備えていると、穂先がスーッと水面に吸い込まれた。虫餌なのでじっくり食わせてからアワセを入れるとバッチリ針掛かり。駄目押しの真鯛を追加して気持ちよく納竿することができた。
 釣果は真鯛7・イサキ3・シマアジ1・ハマチ1・ワラサ1で惜しくも茶団子GETならず(>_<) 4番筏では15匹を釣り上げられたとーますさんが見事、茶団子をGETされた。朝一番の時合いに乗り遅れた(いつものことである^^;)ことが悔やまれるが、後半に得意のシラサエビで数を伸ばすことができたのでよかった。
 大会を主催していただいたヨッシーさんをはじめ参加者の皆様、おかげさまで楽しい一日を過ごすことができました。冷えたスイカを差し入れしてくださったよしじい師匠、応援電話いただいた太郎さん、お世話になった辨屋スタッフの方々・・・みなさん、ありがとうございましたm(__)m
■青物用タックル
竿:SHIMANO 海煌3号3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ付きクッションゴム1号
    (活き餌の場合のみ針上20cmにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ1.5号(活き餌の場合は棒ウキ6号)
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し サンライン トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜B
針:がまかつ グレ8〜9号
■シマアジ見釣り用タックル
竿:SHIMANO 青波巧 中硬2.1m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し サンライン トルネードVハード2号
オモリ:無し
針:がまかつ グレ8号