2003年06月08日(日) 晴れ 釣り堀 傅八屋
尾鷲:干6:17/18:10 満0:08/11:33(小潮) 1番筏 9名
 早くも第6回を迎えることになった「ぶらっと釣りある記」杯。定員30名の募集だったが、締め切りまでに何とか私も含め30名の方に応募いただいた。当日は都合により1名欠席が出て総勢29名でバトルを繰り広げることになった。釣り大会を開催するのにまず悩むのが景品、そして場所。場所はいろいろ考えたが、やはり勝手知ったる傅八屋ということで我がHGにすることに決めた。スタッフはみんな顔なじみで、いろいろと融通も聞いていただけるので大会にはよく利用させていただいている。景品は何やかんや言って結局釣り道具になってしまう・・・^^; 釣り堀で釣り大会を開催する場合は、まず場所を設定してしまい、その釣り場の貸切可能人数を確認して定員設定するといいだろう。こういう時、仲の良いスタッフがいるといろいろと相談にのってもらえる。定員が決まったら、一人当たりから集めてもよい会費を想定し(できるだけ安くあげるのが望ましいが、ぶら釣り杯はだいたいいつも1000円程度)、それに見合う景品を用意する。釣果は魚の総匹数で競うも良し、総重量で競うも良し、一発長寸や1匹の重量で競うのもいいだろう。ぶら釣り杯は電脳爆釣団の公式ルールに則った魚種に応じたポイント制を導入している。会社の釣り倶楽部などで幹事をされる方もおられると思うので参考程度までに^^;
 さて、本題に戻る。当日は5時半集合だが、私は受付をとりまとめないとだめなのでいつもより少し早めの午前2時に出発。当初心配されていた天気も今日は晴れ!過去のぶら釣り杯をみると、雨天でのバトルがほとんど・・・今日も雨だったら何を言われるかと内心ヒヤヒヤもんだった^^; 4時に玉城ICに到着し、久しぶりにえさきちに寄ってみた。ここであにたにあさんとカーク船長に出会い挨拶をする。冷凍イワシとキビナゴ、青虫、それから毎年出ているNOAの釣り堀本とビデオを購入した。これには釣り堀ファン倶楽部の三矢さんと太郎さんが出演されているのだ^^; 次に魚かしに寄ってシラサエビ、金魚、黄色のカップバージョンを調達。ここでは太郎さんとWさん、よしじい師匠、に出会い、ご挨拶。それに今回大会には出場されないが傅八屋に釣行されるnqfさんに初めてお会いできた。また牧野さんより、ぶら釣り杯に使ってと景品をいただいてしまった。ありがとうございますm(__)m
 5時前に傅八屋に到着し、既にたくさんの方が到着されているので早速、受付をおこなう。代金をいただいた方から抽選くじを引いていただき、釣り座も決めていく。今回は1番、2番、4番筏をそれぞれ10名ずつで使用する。受付が早く終わったので、ぶら釣り杯メンバーを先に筏に上げていただく。船の上で点呼をとり、全員でいざ出陣。今回は筏が離ればなれなので、各筏ごとに全員の準備ができた段階で開始していただいた。私は1番筏で、メンバーは初参加の伊佐治さんグループ5名様と魚かしの牧野さん、あにたにあさん、太郎さん、私。何故かいつもあにたにあさんと太郎さんは一緒になってしまう^^; 私の釣り座は南東コーナー付近で、6時半くらいに釣り開始。青物用タックルに冷凍イワシを付け、1号オモリで投入。棚は8mくらいを探ってみるが何の反応もない。しばらく探って見切りを付け、今度は筏竿(サクラ西海8号)で真鯛狙いだ。2Bオモリで棚7m〜8.5mくらいを丹念に探るがいっこうに当たりが出ない。さらに私の竿下には竿か何かが沈んでいるようで、かなり浅い棚でも根掛かりする場合がある。海側の釣り座のあにたにあさん、伊佐治さんグループのれい子さんには真鯛がヒット。私はシラサエビ、生ミック、あに印アマエビ、ササミック、青虫、オキアミ、魚かし・・・と餌をローテーションさせながらフカセ仕掛けで上下左右に誘いまくる。ここまでやれば通常なら穂先に何らかの反応が出るものだが、今日の魚はなかなか手ごわい。周りではパラパラとだが釣れているので焦りが頂点に達する。ひょっとして底に沈んだ竿からラインが漂っていて魚が寄り付かないのか?結局、8時20分くらいの一回目の放流まで穂先が反応することはなかった。
 一回目の放流では真鯛やシマアジが放流された。ここはとりあえず真鯛の数を伸ばしたいので、あに印のアマエビを落とし込む。しばらくすると周りで鯛がパラパラと釣れ始めるが私の穂先はアタリが遠い。ここで餌を生ミックに替え、3mほど遠投して円月殺法を使うことにした。ラインの動きを凝視しながらちょっとずつラインを引き出し、餌が7mくらいまで沈んだ時、穂先にチョンチョンとした落ち着きのないアタリが出た。少し送り込むと押さえ込むような本アタリが出たのですかさず合わせを入れる。まずまずの重量感、少し横に走りながら姿を見せたのは良型のシマアジ。続いて同じように円月殺法で生ミックを放り込むと、またすぐに先ほどと同じアタリが出る。わずかに押さえ込んだ所で合わせるが今度は空振り(>_<) もう一度やると、またすぐにアタリが出た・・・今度は落ち着いて合わせを入れるとばっちり針掛かり。激しい抵抗をポンピングであしらって水面に姿を見せたのはやはりシマアジ。今までシマアジは割と小ぶりが多かったが、今回のは肉厚で重量感があった。シマアジからの反応が無くなったので、あに印で真鯛狙いに切り替える。横にゆっくり誘っていると、綺麗に穂先が入って真鯛を追加した。しかし今回は連続したアタリがなかなか出てくれない・・・潮はほとんど動かず、水潮の時のような濁りもわずかに入っていてコンディションはあまり良くなさそうだ。早くアタリ餌を見つけるため、いつもよりハイピッチで餌のローテーションをおこない、誘いもかけてようやくヒット。割と重量感があり、なかなかの締め込みを見せてくれるが、下に突っ込まれた時に、それっきり竿が立たなくなってしまった。どうやら底に沈んだ障害物に潜られてしまったようだ。左右に少し移動してみて何とか外そうと試みるがびくとも動かないので仕方なくラインを切った。その後はアタリもないまま10時過ぎに二回目の放流を迎えてしまう。
 二回目の放流ではカンパチを中心とした青物や真鯛などが放流された。セオリー通りここは活きアジを泳がせて青物狙いをする。棚8mにセットして活きアジを放り込んで待っていると、ゆっくり浮きが海中に沈んでいった。いつも放流直後の時合いなどは乗り遅れてしまうのだが、今日は一番乗りでええ感じ(^o^) 合わせを入れるとズシンとした青物の手応えが伝わってくる。皆さんに声をかけ、慎重にやりとりしてカンパチをGET。今回の放流ではかなり活性が上がったようで、筏のあちこちで青物が上がりはじめる。隣のあにたにあさんには大物がヒットしたようで、魚が見えたと思うとまたすぐに潜ってしまう。しばしのやり取りの末、ようやくブリが水面に浮いてきて無事にランディング。
 さらに活きアジでブリヒラを追加した後はアタリが遠ざかってしまったので鯛狙いに切り替えることにした。あに印でモゾモゾとしたアタリが出たので即合わせをして魚とやり取りしていると、牧野さんにも青物がヒットしてしまったようだ。案の定お祭りになってしまったので私はラインを緩めて待っていると、牧野さんはカンパチをGET。しかし私のラインにもまだ鯛が付いていて無事にGETできた^^; その後は筏全体でアタリが遠のいてしまったが、餌をローテーションさせながらフカセ仕掛けで誘っているとアタリが出る・・・しかし、しばらくやり取りした後にフッと竿が軽くなってしまう。針外れだ。アタリが出なくなったので、餌をオキアミに替えてコーナーの網際に落とすと、チョンチョンと小さいアタリが出た。じっくり送り込んで合わせると針掛かりしたが、こちらも何回かポンピングすると竿が跳ね上がってしまった。どうも何かいつもの調子が出ず、バラシが多い・・・懲りずに同じように網際に虫餌を落とし込んで、ようやくアイナメをGET。しかし連続ヒットならず、納竿を迎えてしまった。
 今日の釣果は、真鯛5、シマアジ2、アイナメ1、カンパチ1、ブリヒラ1で29人中8位。朝一番に全くアタリを出せなかったり、バラシまくったりで大変苦戦した釣行となった。優勝はよしじいさんで、大変ご満悦の様子だった。やはりその実力はさすがである。
 過去のぶら釣り杯に例がないほど天候も良く、全体的な釣果はまずまずで皆さんに楽しんでいただけたようでホスト役としてはほっとした(^o^;) 参加者の皆様、お疲れ様でした。たくさんの方々にお手伝いいただいたり賞品を出していただいたり、お陰様でスムーズに大会を運営できました。ありがとうございました。いろいろとお気遣いいただいた傅八屋のスタッフの皆様にも感謝しております。また大会を開催する際にはよろしくお願いします。
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ付きクッションゴム1号(針上20cmにゴム張りガンダマ5号)
棒ウキ6号(棒ウキ1号)
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
○タックルその1
竿:サクラ 西海8号2.4m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し サンライン トルネードVハード2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜B
針:がまかつ グレ8〜9号

○タックルその2
竿:SHIMANO 青波巧 中硬2.1m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し サンライン トルネードVハード2号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜B
針:がまかつ グレ9号