2003年05月04日(日) 晴れ 釣り堀 辨屋
尾鷲:干0:53/13:11 満6:29/19:55(大潮) 4番筏 10名
 今回は3度目の釣行となる礫浦の辨屋。前回と前々回はあまり良い結果が出なかったので、今度こそは・・・「3度目の正直」となるか?それとも「2度あることは3度ある」になってしまうのか!?
会社の元同僚である中林さんと久しぶりに一緒に釣行しようということになり、お互いのHGである傅八屋にしようと思ったが、私が次週も傅八屋に行く予定なので違うところにしようと言っていただいた。どこにしようか迷ったが、石鯛の釣れそうな所ということで辨屋に決定!貸切にしたいのでメンバーを集めた。中林さんと奥さん、奥さんのご家族、うちの会社の同僚で中島君、私と親父、叔父、そして我が電脳爆釣団の黒いエースであるわっきーさんの計10名となった。
 4時30分松本の餌屋へ集合ということで自宅を2時30分に出発した。朝方だというのに既に暑いくらいの気温だ。餌屋で中林さん達と合流し、活きアジ、生ミック、オキアミ、マムシを購入。給゚藤水産さんからコガネムシが良いとの情報をいただいていたが、置いていないといわれてしまった。えさきちの隣に新しく餌屋ができたお陰で、松本でもアジが一匹50円となっていて我々釣り人にとってはとても有難いことだ。自宅からは冷凍イワシ、キビナゴ、あに印アマエビ、ササミック、カボチャ団子を持参した。
 5時30分くらいに到着し、荷物をまとめてから受け付けをする。お姉さんに「今日は4番筏ね」と言われ、思わず「えー!?」と叫んでしまう^^; 前日の茶団子杯で使用され、しかも爆釣だったからだ。「違う筏の方がいい?」と言っていただいたが、あえて4番筏に入れていただいた。前回、前々回は筏によって釣果の差が大きかったので、活性の高かった筏に入った方が好釣果の可能性は高いと考えたからだ。
 6時30分に釣り開始。ドングリ浮き仕掛けをセットし、マムシを餌に生簀の中央へ放り込む。石鯛は生簀の中央で棚5m、青物を放流されるまでが勝負との事前情報を得ていたので、このタックルを選んだ。しばらくアタリなし・・・生簀全体が静かだ。「やっぱり昨日の茶団子杯で爆釣されてるし荒れとるんちゃうか?」などと冗談を言いながら筏竿の準備をしていると、ドングリ浮きがゆっくりと沈んでいった。慌ててアワセを入れて、しばらくやり取りするが針外れでバラシ。アタリが遠い中での1匹だっただけに痛い失敗だ(>_<) 気を取り直して筏竿であに印アマエビを投入すると、7m付近まで落とし込んだ時にアタリが出た。そのまま待つと穂先がお辞儀をしたのでアワセを入れて、今度は無事に真鯛をGET。これを皮切りに筏全体でポツポツと真鯛が上がった。もう一度あに印アマエビを7mに下ろすと、すぐにアタリが出るがこれは空振り。さらにあに印アマエビで7mを探るとまだ魚はいるようで、穂先が舞い込むアタリを合わせて真鯛を追加した。連続ヒットを狙うが、ここでアタリが遠のいてしまった。
 根気よく探るがアタリが出ない7時30分頃、斜め向かいの中林さんの奥さんにヒット。真鯛だと思うとおっしゃっているが、竿の曲がり方が尋常ではない。これは青物に違いないし巻き上げとこうとするが時すでに遅し・・・私のも絡んでしまった(>_<) 10分ほどの格闘の末に上がってきたのはやはり大型の青物。
 8時前には本日1回目の放流。真鯛とシマアジが放流された。シマアジも欲しいが、青物の活性が高そうに思えるので活きアジを泳がせることにするがアタリはない。すぐに見切りをつけ、生ミックを餌に円月殺法でシマアジを狙うことに。3回ほど打ち返した時、チョンチョンとしたアタリが出るが、上がってきたのは真鯛だった。再度、生ミックで真鯛が上げたところで食いが止まってしまった。
 しばらくして向側の中林さんとわっきーさんにワラサがヒットしたので、これを機に私も青物用タックルに持ち替えた。小さめのアジを付けて棚8mへ放り込むと、しばらくして浮きにアジダンスとは違う動きが出た。ヒラメのようなモゾモゾとしたアタリだが待つこと約1分、浮きがじわじわと沈んでいった。一呼吸おいてアワセを入れてワラサをGET。青物もかなり食い込みが悪いようだ。真鯛をもう少し追加しようと筏竿に持ち替えて、餌をローテーションしながら探っているとオキアミに小さな反応が・・・押さえ込むのを待ってからアワセを入れて真鯛をGET。
 10時頃に本日2回目の放流船がやってきた。隣の3番筏への放流が始まった頃に青物用タックルに持ち替えて活きアジを投入。アジが針から抜け落ちたような気がしたので確認しようと巻き上げ、水面下1mでアジを確認したと思ったら下から追ってきたと思われるワラサが突然アジに襲いかかる^^; 食いついて下に潜ろうとするので慌ててアワセを入れて格闘開始。その時に放流船がやってくるが後回しにしていただいた。しばしのやり取りの末、ワラサをGETした所で放流が始まる。でっかいヒラマサ、続いてカンパチ、ワラサ・・・と青物が続々と放り込まれる。一番乗りは中林さんで、かなり大物のようだ。私は活きアジを水面ぎりぎりの所に上げて格闘が終わるのを待っていたのだが、下から突然上がってきたツバスが私のアジに食いついてしまった^^; タモが見当たらないので速攻で巻き上げて強引に抜き上げた。そうこうしているうちに中林さんも無事に格闘終了、良型のヒラマサだ。水中を見ると1〜2mくらいの深さのところをワラサクラスの青物がうじゃうじゃと回遊しているのが見える・・・キビナゴでちょっかいを出すと狂ったように襲いかかってきてワラサがヒット。食いついてきてもすぐには合わせず、穂先が押さえ込まれてから合わせた方が針掛かりがいいようだ。それからしばらくは筏全体でツバスやワラサがヒットしてお祭り騒ぎに・・・^^; 私ももう1本キビナゴでワラサを追加する。
 しばらくするとこのお祭り騒ぎも落ち着いたが、まだ青物の気配がするので棚8mで活きアジを泳がせることに。じわじわと浮きが入っていくので合わせを入れるとズシンという手応えがあったが、すぐに軽くなってしまった。すっぽ抜けてしまったようだ。今度はキビナゴを同じく棚8mに放り込むと、浮きがすごい勢いで消しこまれた。合わせを入れると、かなり強い引きが伝わってくる。しばらく格闘するが針外れでバラシてしまった(>_<)
 この後は真鯛、シマアジ狙いで根気よく探ってみるが魚の食い気を出すことは出来ず、納竿となってしまった。私の釣果は真鯛5、ワラサ4、ツバス1。親父は真鯛2、ハマチ1、叔父が真鯛2、ツバス1となった。アタリ餌は真鯛があに印アマエビ、生ミック、青物には活きアジと冷凍キビナゴ。お目当ての石鯛は気配すらなかったが、放流後のお祭り騒ぎを久しぶりに体験できた。天気もよく、久しぶりに元同僚と楽しい釣りができた。
 応援TEL&メールいただいた太郎さん、あにたにあさん、ヨッシーさん、給゚藤水産さん、ぼすにゃんさん、ありがとうございました。
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ付きクッションゴム5号(針上20cmにゴム張りガンダマ1号)
棒ウキ6号(棒ウキ1号)
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:オーナー PEブリ・ヒラマサ11号
■真鯛用タックル
竿:SHIMANO 青波巧 中硬2.1m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し サンライン トルネードVハード2号
オモリ:ゴム張りガンダマ3〜B
針:がまかつ グレ8号
■石鯛用タックル
竿:Daiwa シーパラダイス磯3-330(グラスソリッド穂先に交換)
リール:RYOBI レグノメタル船VS300R
道糸:PE1.5号
ドングリ浮き3B
オモリ:2B(針上50cm)
ハリス:シーガーACE3号
針:上州屋 チヌ4号