2003年02月09日(日) 晴れ時々曇り 釣り堀 傅八屋
尾鷲:干 3:38/17:08 満10:01/23:27(小潮) 4番筏 10名
 このところ仕事が忙しくて、1月下旬におこなわれた電脳爆釣団新年釣り大会にも参加できず、我慢の限界に達していた^^; そこへ2/9にヨッシーさんが釣行されるという話を聞きつけ、急遽ご一緒させていただくことになった。予約の電話を入れると当日は満員だけど貸切が多いとのことで、「新年会にも来れんとストレス溜まっとるんやろ。ええよ、是非来てください」と言っていただいた。お気遣い感謝します・・・m(__)m
 5時に松本で待ち合わせしましょうとヨッシーさんからメールをいただき、当日は2時30分に自宅を出発した。4時20分くらいに松本餌店に到着したが、ヨッシーさんはまだのようだったので先に人間様の餌を買い込んで車の中で朝ご飯を食べた。20分ほどしてからバックミラーでふと後ろを見るとヨッシーさんらしき車が・・・車から降りて確認しようとすると、やはりヨッシーさんが車から降りて来られた。最近は愛車BMWではなく親父のエスティマを借りて釣行しているのでわからなかったようだ^^; 車種を言っておけばよかったんですが・・・すんまそんm(__)m
 活き餌等を共同で買うことに・・・私の希望を聞いていただき、シラサ・青虫・ボケを仕入れた。キビナゴは魚かしにも置いてあるとのことで、牧野さんの所にも久々に立ち寄ってみた。キビナゴはなかったがイカナゴがあり、これを持って行くことに。あとはまだ正式発売されていない新製品を一度使ってみて、と出していただき丁寧にドライアイスと一緒に新聞に包んでいただいたm(__)m
 5時半くらいに到着。車の中でヨッシーさんと雑談しているうちに事務所に明かりがついたので受け付けを済ませ、お茶を啜りながらくつろいだ(^^ゞ 事前の情報通り、筏の上には練炭火鉢が置かれたようで、受け付けをされに来られる釣り客さんに大将がしきりにカップラーメンとコーヒーを勧めておられた。私は掲示板等で練炭火鉢が設置されたのを知っていたので途中のコンビニで仕入れてきた^^;
 支度をして桟橋に行くと、満員ではあるが団体さんを先に筏に渡しておられるので大きな混雑はなかった。和士君に聞くと我々は4番筏のようだ。伊勢自動車道を走っている時は強風が吹いていたが、迫間浦は風もたいしたことはなく海は穏やかだ。前夜の雨のせいか、若干潮に濁りが入っている程度。コンディション的には良さそうで期待が膨らみ、ワクワクしてきたp(^^)q
 4番筏に渡していただき、ヨッシーさんが西側の真中、私が北西のコーナーに釣り座を構えた。少々風が吹いているが追い風で釣りやすい。事前情報では放流後しか活性が上がらないとのことだったので、青物狙いにするか鯛狙いにするか散々迷ったが、結局青物用タックルを出すことに(^^ゞ 冷凍イワシを放り込むが反応はない。ヨッシーさんは鯛狙いで、しばらくしてあに印の甘エビで真鯛をGETされた。その直後に私の浮きにも反応があったが合わせるに至らず。反応がないので真鯛用のタックルを準備しながら浮きを眺めているが、その間にヨッシーさんは真鯛を追加された。
 底網は異様に前に膨れ上がっているので、3mのヘチ竿(改)を鯛狙い用に準備した。私もあに印の甘エビを分けていただき放り込む。しかし時合いが終わってしまったのか、時々誘い上げたり、横にゆっくり流してみたりするが全く反応はない。それでも棚8〜8.5mを餌をローテーションさせながら根気良く探っていると、ようやく穂先に反応が出て合わせを入れるが中層で針外れ(>_<) 餌はシラサエビだった。それからは全く反応がなく、時間だけが過ぎて焦りが出てくる・・・
 潮が緩み始めた9時頃になると底網に膨れがなくなったので、2.1mの筏竿を取り出してシラサエビを落とし込む。しばらく打ち返すが全く反応がないので、ガン玉を外して完全フカセで攻めることに。大きめのシラサエビをチョイスし、やや遠投気味で落とし込むと8m付近まで餌が届いた時に穂先に震えるような前アタリが出た。穂先を下げてついていくと押さえ込んだので、すかさず合わせをくれてやると針掛かりした。軽々と上がってきたのは、縞模様が綺麗なイサキだ。同じ要領でもう1匹を追加するが、ここでアタリが止まってしまった。
 餌をオキアミに変え、再びBのガン玉を付けて落とし込むと、いきなり穂先が海面に突き刺さった。鯛よりもややずっしりとした引きだが、すんなり上がってきたのは60cmくらいの良型マダカだ。この季節にしては珍客だ^^;
 9時半ごろになると、お魚天国のBGMと共に放流船がやってきて、真鯛やら青物がワラワラと放り込まれる。ほぼ全員が青物狙いで緊張する瞬間だが、いつまでたってもアジは元気なままだ。10分ほどで見切りをつけ、鯛狙いをすることにした。甘エビの剥き身を落とし込むと、すぐに真鯛がヒット。あに印、シラサエビ、オキアミと何の餌でもヒットするが、なぜか団子系の餌に変えるとアタリが止まってしまう。例年ならこの季節はカボチャ団子がバカ当たりすることが多いのだが、こちらもさっぱりダメだ・・・お魚さんは団子が嫌いになってしまったのだろうか?
 4、5匹連続で鯛がヒットした所で当たりが止まったので、円月殺法を出すことに(^^ゞ リールから糸を引っ張り出して、オキアミを生簀のど真ん中に放り投げた。餌が自分の穂先のやや前方辺りまで戻ってきた時に穂先がお辞儀をし、真鯛がヒットした。同じように円月殺法で攻めるが連続ヒットはならず。
 しばらくすると、いつの間にか青物狙いをされていたヨッシーさんの穂先が徐々にもたれていくのが見えた。合わせのタイミングが難しい当たりだが、うまく合わされて竿が満月状に曲がる。しばしの格闘の末、丸々と太ったブリが尻尾から上がってくるのが見えた。スレで掛かっているようだ。私がタモを差し出したが、タモの枠が抜け落ちるかと思うくらい重かった。これを見て青物には食い気がないと悟り、鯛狙いに徹するも当たりが遠い。根気良く探ってようやくイサキがヒット。
 昼過ぎには一番山側の真中で釣っておられた人にシマアジが連続ヒット。よく見ると生簀の中央付近の浅い所に青物の群れが浮いてきている。それに混じってシマアジの群れも見えた。ヘチ竿でオキアミを落とし込むが反応しない。やがてミックで攻めておられたヨッシーさんにシマアジがヒット。私も同じようにミックに交換するが、シマアジちゃんは微笑んでくれないようだ^^; そうこうしてる間にさらにヨッシーさんがシマアジを追加され、焦りまくる。
 納竿時間も近づいてきたので、シマアジをあきらめて2.1mの筏竿で円月殺法を出して、棚7mくらいで置き竿にして穂先を見ながら片付けを始める。すると前触れもなく穂先がグーっと曲がり、竿が落ちかけた。慌てて手に取って合わせを入れるが、竿は肩の位置まで上がらない位で止まった。完全に先手を取られたと思い、ふと水中を見ると青物が首をグイグイ振っているのが見えた。「青ですー」と叫ぶも、弾丸のように走られてしまい、対面の人とオマツリしてしまってあえなくラインブレイク(>_<) 最後の最後に来た青物だっただけに残念で仕方がない。餌はシラサエビだったが、最近は必ずと言っていいほどシラサエビに青物がヒットする。
 時計を見るとラスト2分。どうしようか迷ったが、最後の1投・・・と針を結んで再びシラサエビで円月殺法。すると、竿下に餌が戻ってきた瞬間に穂先が入り、イサキを追加して納竿となった。
 釣果は真鯛6・イサキ4・スズキ1。この日の4番筏はあまり活性が高くなく、青物も全体で数本釣れた程度。あとは鯛がパラパラという感じだった。当たり餌はシラサエビ、あに印甘エビ、ノーマル甘エビ。最近は甘エビが全体的に良く当たっているようだ。この日は防寒を着ていると汗が出る位暖かく、水温も14℃あった。
 仕事のことを忘れてポカポカ陽気の中で竿を出せて楽しい一日となった。ご一緒していただいたヨッシーさん、応援コールをいただいた沢山の皆様、ありがとうございました。釣りに来れただけでも幸せに思わないと・・・と自分に言い聞かせているつもりだが、2/22の茶団子杯では必ず敵討ちをしなくてはと密かに誓っているのであった^^;
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ付きクッションゴム6号(冷凍餌はクッション錘1号)
棒ウキ6号(棒ウキ1号)
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:がまかつ ヒラマサ13号
■真鯛用タックル
○筏竿
竿:SHIMANO 青波巧 中硬2.1m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し シーガー GRAND MAX2.5号
オモリ:無し〜ゴム張りガンダマB
針:上州屋オリジナル チヌ3号、くわせグレ7号

○ヘチ竿
竿:SHIMANO 青波巧ヘチ3.0m(穂先、リールシートおよびグリップ改良)
リール:DAIWA バイキングST-44
道糸・ハリス通し シーガー GRAND MAX2.5号
オモリ:ゴム張りガンダマB〜3B
針:がまかつ くわせグレ8号