2002年12月05日(木) 晴れ 釣り堀 傅八屋
尾鷲:干 12:10 満 6:45/17:36(大潮) 3番筏 7名
 今回は海の釣り堀関連サイトの老舗「釣り堀ファン倶楽部」の第5回釣り大会。平日にもかかわらず総勢29名のメンバーが迫間浦へ集合した。
 舞台は我がHGの傅八屋さんだが、仕事が忙しかったり、他所へ浮気したりで約2ヶ月ぶりの釣行となった^^; 天気予報は暖かくて快晴、潮回りも良いときているので、爆釣モード入って高レベルの争いになることが予想された。私も密かに爆釣狙って闘志を燃やしていたのだ(笑)
 午前3時に自宅を出発した。寒くはないが、空を見上げると曇っているようで風が少しある。5時30分くらいに傅八屋の駐車場に到着するが、雲ひとつない快晴のようだ。風もたいしたことはない。釣り大会にしては、かつてないような絶好のコンディションだ♪ 途中、松本餌店では冷凍イワシ、オキアミ、生ミック、養殖ペレット、石ゴカイ、シラサエビを調達。自宅からはカボチャ団子、キビナゴ、甘エビを持参した。
 事務所に入ると、既にたくさんの方が到着されていてホスト役の三矢さんが受け付けをされていた。受け付けでは活きアジを注文し、釣り座の抽選をおこなった。私の釣り座は3番筏の北東のコーナーとなった。テントの前あたりになるのだが、この場所は冬場は一日中日陰になっている場所で、あまり釣れないのだ・・・ちょっと出鼻くじかれた気分だ^^; 3番筏のメンバーは太郎さん、ミッチーさん、カワさんグループ3名様、今回お初の釣魚好人さんの7名となった。
 筏に渡していただき、タックルの準備をする。いつも通り、朝一番は青物狙いのタックルを準備し、合図のホイッスルを待つ。全員の準備が整ったところでホイッスルが鳴り、冷凍イワシを放り込んだ。鯛狙いのカワさんの竿に連続して当たりが出るが、バラシ多発で苦戦しておられるようだ。水温の低下でかなり食い込みが悪いのか・・・
 一方私の青物タックルには何の反応もないが、横にゆっくり動かして誘っていると、モゾモゾとした反応が現れた。浮きが沈んだり浮いたりしてなかなか食い込まないが、じっくり待ってから合わせを入れると真鯛が上がってきた。再度、冷凍イワシを放り込んでおいて、浮きを眺めながら鯛狙いに筏竿の準備をする。
 青物に見切りをつけ、筏竿でカボチャ団子を投入する。鯛狙いの第1投はカボチャ団子と前日から決めていたのだ(笑)。カワさんグループの連発モードはまだ続いているようだが、私には何の反応もない。コーナーを丹念に探るがダメだ。コーナーを諦め、私の右側のネット際に甘エビを落とし込むと渋いアタリが出るので、押さえ込むのをじっくり待って合わせを入れるとバッチリ針掛かりした。小ぶりだが綺麗な真鯛だ。同じく甘エビでイサキを追加。アタリが止まった所で、オキアミに変えると単発ではあるが、真鯛とイサキがヒットした。生ミック、ペレット、石ゴカイには反応なし。今日は何でこんなに団子餌を食わないのか?
 9時15分くらいに放流があり、真鯛やら青物がばら撒かれたので、青物用タックルで活きアジを放り込む。しばらくすると浮きがゆっくり消しこまれたので合わせると、完璧に青物の手応え。声をかけて竿を上げていただく・・・ポンピングで巻き上げてくるとツバスが見えてきたが、引きの強さはツバスの比ではない・・・どうやら太郎さんの仕掛けとオマツリしていて、太郎さんの仕掛けには大物が付いているようだ。ツバスを取り込んで、絡んだ仕掛けを外してから太郎さんがやり取り開始。丸々と太った大きなワラサがタモに収まった。ミッチーさんにも大きなヒラマサが、釣魚好人さんにもワラサがヒットして焦りまくる。
 気を取り直して再び活きアジを放り込むと、今度は食い上げのようなアタリが出たので合わせるが、またもやツバスがヒット。冷凍イワシに変えると、大鯛と呼べるかどうか微妙なサイズの良型真鯛がヒットした。
 時合いが終わってしまった所で青物を諦め、真鯛狙いに切り替えると、しばらくしてから甘エビとオキアミにイサキがヒット。次に生ミックを真中あたりに放り込んで手前に寄せてくる途中、クンと穂先がお辞儀したので即合わせ。竿をたたく強烈な締め込みに耐えていると、シマアジの姿が見えてきたので慎重にやり取りする。青物の群れがシマアジを追いまわすので凄い勢いで逃げ回り、なかなか上がって来ないが何とかGET^^; それにしてもアタリが単発で続かない・・・4番筏は、いつ見ても吉野の浜ちゃんの竿が曲がっているのをはじめ、頻繁に歓声が上がっていて活性が高そうだ。それに引き換えは3番筏は・・・(>_<)
 10時30分くらいに筏竿でシラサエビを投入していると、6mくらい落とし込んだ所で穂先を引っぱり込むような大きなアタリが出た。すかさず合わせると、ずっしり重くて全く上がってこない。あまり走り回らないが、時折、強烈な締め込みを見せる。大鯛か・・・? グランドマックス2号を信じて耐えていると時々ふわっと浮いてくることがあるので、この時に一気に巻きにかかるが、締めこまれると巻いた以上にラインを引き出される。これの繰り返しでようやく姿が見えたのは大きな青物。慎重に引き寄せ、隣のカワさんのお連れ様に無事タモ入れしていただき、75cmのヒラマサをGETした。おそらく浅い所で群れで泳いでいた青物の中の1匹だ。餌を目の前に落としても避けて泳いでいたのに・・・ふわふわと落ちてきたシラサエビに思わず飛びついてきたのか?
 この後は海側で真鯛がよく当たっていたが、私の場所の辺りは全くアタリも無く納竿時間を迎えてしまった。釣果は真鯛4、イサキ4、ツバス2、シマアジ1、ヒラマサ1。ハンディキャップ−5ポイントを科せられ、13位に終わった。大会の詳しい結果はこちら
 当たり餌は甘エビ、オキアミ、シラサエビ。冷凍イワシには真鯛が食いついてきた。シラサエビには以前にもヒラマサがヒットしたことがあるが、好物なのか?団子餌は今回かなり反応が悪かった。カボチャ団子で絶対に釣れると確信していたのだが・・・?事前の情報では真鯛の食いが悪いとのことだったが、当日は青物が浮いてしまっていて全く食い気が無かった。
 12月というのに暑いくらいのポカポカ陽気の中、電脳爆釣団の皆さんと一緒に楽しく釣りが出来て最高の一日だった。大会参加の皆様、ありがとうございましたm(__)m
■青物用タックル
竿:NISSIN 海上釣り堀用(青物仕様)3.6m
リール:SHIMANO アルテグラ4000
道糸:PE5号
オモリ:中通しオモリ付きクッションゴム6号
ハリス:シーガー GRAND MAX6号
針:がまかつ ヒラマサ13号
■真鯛用タックル
竿:SHIMANO 青波巧 中硬2.1m
リール:SHIMANO チヌマチック1000
道糸・ハリス通し シーガー GRAND MAX2号
オモリ:ゴム張りガンダマB
針:がまかつ くわせグレ8号