2002年09月21日(土) 晴れ 筏釣り堀 ばん
尾鷲:干11:41/23:54 満 5:17/18:03(中潮) 「ろ」の筏 8名
 今回は待ちに待ったHP対抗ぼすにゃん杯。釣り堀関連のHPの管理者がチームメイトを募り、チームで釣果を競うというもの。負けたチームはHPの管理者のみ×ゲームを受けるという理不尽なルールのもと、三重県南島町古和浦は筏釣り堀「ばん」さんでおこなわれた^^; 対戦するサイトは釣り堀HPの老舗の釣り堀ファン倶楽部、実力者揃いのよしじいの部屋、抜群のチームワークを誇るくまがでるぞ〜、そして最初から×ゲーム候補1と噂されていた我がぶら釣りチーム。
 5時30分に駐車場へ集合ということで、2時30分に自宅を出発して勢和多気ICからR42を経由、4時50分くらいに到着。すでにたくさんの車が止まっており、早々と準備をしながら談笑をされていた。餌は南海さんに駐車場まで配達していただけるとのことで、前日にシラサエビ、青イソメ、冷凍イワシ、オキアミ、魚かし(カップ型)を予約しておいた。また、ばんさんには活きアジと養殖用団子を頼んでおいた。自宅からはカボチャ団子、生ミック、甘エビを持参した。
 皆さん揃ったところで餌を受け取り、受け付けを済ませて各HPのマスターはくじを引いた。今回は4基の筏全部貸しきりということで1つの筏に1チームずつ、「い」の筏に釣り堀ファン倶楽部チーム、「ろ」の筏に我がぶら釣りチーム、「は」の筏によしじいの部屋チーム、「に」の筏にくまがでるぞ〜チームが入ることになった。
 6時頃に筏に渡していただき、大会なので全員の準備ができた時点で一斉スタート。準備をしている間にも魚がわらわらと放流されている。青物用タックルに冷凍イワシを付けて放り込んだ。投入後すぐに浮きがモゾモゾ動いたが、すぐに浮いてきて餌だけ取られる。もう一度冷凍イワシを放り込むと、今度はゆっくりと沈んだので一呼吸おいて大アワセを入れる。「青!」と叫んでみたものの、いとも簡単に上がってきたのは赤^^; ちえちゃん、ひさみちゃんにも真鯛がヒット、左隣のぼすにゃんさんはカンパチをGET。チームとしては出足好調で一安心だが、私はどうも波長が合わず、青物が釣れずに焦りまくる。
 青物のアタリがないのであきらめて鯛狙いに切り替えた。青波巧ヘチ改3mにリールはバイキングST-44、道糸・ハリス2.5号通し、針はグレ8号を結んで3Bのガンダマを打った。養殖用団子を投入すると5m付近ですぐに小さなアタリがあり、これを合わせてポンピングで巻き上げると水面から飛んで出てきたのは小さなカワハギちゃん(;_;) このカワハギにこの後、こんなにも苦しめられることになろうとは・・・ 続いて養殖用団子を投入すると今度はグレが上がってきた。その後は団子、虫餌、オキアミ・・・といろんな餌をローテーションさせてみるが、どれもカワハギの餌食となり、2秒もたたないうちに餌が取られてしまう。餌取りでも木っ端グレの場合は上層部にいるだけなので、ここをかわせば棚まで餌が届けられるが、カワハギは底の方までびっしりいるのでタチが悪い。それでも根気良く誘い、ミックで鯛を追加した。今度はミックを少し大きめにつけ、同じように誘う・・・すると突然ひったくられるようなアタリがあり、とっさに合わせを入れるが竿を伸されてしまう。完全に先手を取られ、魚にされるがままだ。魚を怒らせないように無理をせず、ゆっくり巻き上げる。やがて金色に輝くカンパチの魚体が見えてきて、ぼすにゃんさんにタモ入れしていただいて無事にGETできた。
 その後はsmileさんご夫妻に順調に青物が上がり始める。ぼすにゃんさんも生簀のコーナーで筏竿を使って順調に鯛をGETされているようだ。それとは裏腹に私はカワハギに弄ばれている。「釣りたい方はここに来てねぇ〜ん♪」というお言葉に甘えて竿を出させていただく。青波巧2.1m中硬、リールはチヌマチック、道糸・ハリス通し2号、針はグレ7号を結んで2Bのガンダマというタックルをセットした。シラサエビを餌に棚5.5mくらいに落とし込むと、穂先がもたれるようなアタリが出たので合わせると正真正銘の鯛の引きだ(^^ゞ 前アタリが出ても、またカワハギではないのか?と疑ってしまう始末。人間不信ならぬ魚不信に陥ってしまった。ここでポツポツと鯛を追加した後、自分の場所に戻って同じように落とし込むと、こちらはカワハギに餌を取られるばかり。
 10時30分くらいに弁当船がやってきて、みんなで味噌汁や刺身をつまみながら一息つくことに。生簀の全員が竿を上げてランチタイムを取った。ランチが終わるとそのまま放流が始まり、とりあえず青物タックルに冷凍イワシをつけて投入する。すぐに浮きが消し込んだので合わせるが空振り。今度はsmileさんにアタリがあったようだが、同じく空振り。次はぼすにゃんさんの竿が海中に突き刺さった。こちらは針掛かりしたようなので竿を上げようと巻いていると、ぼすにゃんさんの竿が跳ね上がり、魚が餌を吐き出すのが見えた。そして、その魚が反転して私の冷凍イワシに食らいついたので、少し送り込んで大合わせを入れ、ワラサをGET(^_^;)
 昼前の潮止まりになると、カワハギすら当たらなくなった。ここでリールからあらかじめラインを出しておいて遠投し、手前に引き寄せてくるとアタリが出て真鯛がヒット。再び同じようにすると今度は大鯛がヒットした。その後は再びカワハギに弄ばれて納竿となった。私の釣果はカンパチ1、ワラサ1、鯛8、グレ1で26ポイントを獲得。アタリ餌は養殖用団子、生ミック、シラサエビ。smileさんご夫妻、ぼすにゃんさんにもご健闘いただき、お化粧せずに済んでよかった(^^ゞ 優勝候補だったよしじいの部屋チームが特に活性の悪い筏に入られたようで、まさかの×ゲーム。優勝はくまがでるぞ〜チーム、おめでとうございました。また、個人戦では青物ハンターの力を発揮したD51さんが34ポイントを獲得して優勝。チーム戦、個人戦の詳しい結果はこちらをご覧ください。
 今回初企画のタグ付き魚の放流があったが、運良く赤いタグの付いた大鯛を釣り上げることができ、賞品として釣り堀半額券を頂いた。ぼすにゃん杯でこの企画が成功すれば、ばんさんで釣り大会を開催する場合はやっていただけるとのことだ。また魚の体高を競って、写真のカンパチ(普通のカンパチとちょっと違うような・・・ひょっとしてこれがオバシオか?)が一番となり、賞品としてカツオを頂いてしまった(^^ゞ
 初幹事を務めていただいたぼすにゃんさん、いろいろとお気遣いいただいた釣り堀ばんのスタッフの皆様、釣り餌の南海さん、影でいろいろとご支援いただいたWさん、ありがとうございました。お陰でとても楽しい釣り大会になりました。ご参加の皆様、お疲れ様でした。