2002年09月01日(日) 晴れ(暴風) あけぼの旅館
舞鶴:干 15:50 満 7:20(小潮) 西側の筏 3名
 そろそろアオリイカの新子が顔を見せる頃かと思い、毎年秋になるとお世話になっている福井県のあけぼの旅館さんに親父、叔父と共にお邪魔した。前日に準備をしていたのだが、いつもアオリイカ釣りに使っている万能竿の穂先が折れていたので、急遽、近所の釣具屋へと走った。10月末で閉店するとのことで、セールをされていてD社PRO磯1.5号4.5-5.3ズームを半額近くで手に入れることができた。運良く残っていた掘り出し物だ(^^ゞ あとは餌確保のためのサビキ仕掛けを少々、アオリイカ用の泳がせ仕掛け、釣り堀で使う消耗品などを購入した。
 当日は4時に出発・・・何故かギリギリまで家を出たがらない親父に合わせてのスケジュールだが、案の定バタバタとして、湖岸道路を半ば暴走気味で敦賀へと向かう。少し余裕を持って出発すればいいだけのことなんだけど・・・(^_^;) 前日は台風15号の影響で時折突風が吹いていたが、出発時は無風。アオリイカを狙うには穏やかな日の方がいいのだが、これはもしかしてチャンスか?とワクワクしながら敦賀へと向かう。しかし、滋賀県と福井県の県境にある餌屋さんに到着すると、突風が吹いている。ここではアミエビブロックと青虫1杯を仕入れた。
 5時過ぎに到着(本当は5時に到着予定)したが、やはり突風が吹いている。受け付けを済ませて渡してもらう。我々3人は西側の筏(渡船場から見ると手前側)を陣取った。荷物を風で飛ばされないよう、トイレの影にまとめてから釣り開始。まずは、餌のアジを確保するためサビキ釣りを開始。投入後すぐにプルプルと魚信があり、豆アジが2連で上がってくる。とりあえず餌の確保ができたので、PRO磯に誘導浮きの泳がせ仕掛けをセットし、棚6mで投入する。さらに餌を確保するためサビキをしていると、浮きがゆっくり海中に消えた。ゆっくり大きく合わせると、イカが乗っているので慎重に巻き上げてくる。水面近くにイカが見えたので、タモを入れようとした瞬間に逆噴射で逃げてしまった。気を取り直してもう一投し、さらにいつも釣り堀で使っているシーパラ改を取り出し、こちらは同じ泳がせ仕掛けだが脈釣りで攻める。そのうち親父の仕掛けにも乗ったようで、無事に取り込み成功。10cmほどのアオリイカの新子だ。こちらも誘導浮きの泳がせ仕掛け。
 あまりの強風の上、潮の流れも速いので仕掛けがすぐに流れる。筏の係留ロープに引っ掛かりそうになると仕掛けを回収して再投入・・・これを何度か繰り返すうち、またアタリが出た。何としてもを捕りたいので先ほどより慎重に巻き上げる。強風で竿が思うように振れないながらも何とか水面まで引き寄せ、無事に取り込んだ。サイズは小さいが、今シーズン初の1杯目は嬉しい♪
 最盛期ほど活性は高くないようだが、それでもちょくちょくアタリが出る状態が続く。竿を強風であおられたり、タモも思うように振れず取り込みを失敗したりとバラシも多いが、少しずつ追加していく。イカが途中で餌を離しても、すぐに巻くのを止めてそのまま落とし込むとまた食いついてくることが多く、この方法で何匹か捕れた。また遊び半分でスズキでも来ないかと用意したシーパラ探りにバイキングST-44をセットし、2.5号通しで1号のガンダマにチヌ鉤4号というシンプル仕掛けにアジを付けて棚6mくらいに放り込んでおいたが、これにイカが乗りまくった。はっきりした理由はわからないが、軽い仕掛けでアジに負担がかからず、いつまでも元気に泳いでいるからか?鉤をイカ仕掛けに変えた途端に乗らなくなった。
 風は止むどころか、ますますひどくなる一方なので、午前11時30分に納竿とした。釣果は私と親父が10〜15cmのアオリイカを4杯ずつ。船頭さんの話では今月末くらいになるとサイズアップし、数も出るようになるだろうとのこと。型、数、味ともにレベルアップしたアオリイカを狙いに行きたい。