2002年08月17日(土) 晴れ | 釣り堀 傳八屋 |
干潮 6:58 満潮 14:40(小潮) | 2番筏 7名 |
お盆だというのに罰当たり3人が傳八屋さんへ釣行した。親父は前回のリベンジ、私は「8月は釣れない」というジンクスに打ち勝つべく、それぞれの思いを胸に秘め自宅を後にした。 2時45分に自宅を出発、伯父を拾って迫間浦を目指す。途中、松本餌店で冷凍イワシ、生ミック、オキアミ、活きアジ、シラサ、青虫、ボケを仕入れる。少し行ったところの魚かしでは鯛バージョンと新製品(カップ状の外皮の中にアンコが詰め込まれている。見た目はプリンそっくり)を購入した。自宅からは甘えび、前回までのカボチャ団子の残り、キビナゴを持参した。5時20分くらいに駐車場に到着、さすがお盆だけあってお客は少なめ。 受付をして荷物を積み込んで桟橋へと向かう。スタッフの弘矢くんに状況を聞くと、釣ってる人は釣ってるが、釣れない人はさっぱりだめとのこと。桟橋から見ても潮が澄みすぎている。そして出船を待っていると、「あの・・・ひさぴーさんですよね?いつもHP見てます」と声をかけられる(^^ゞ ここのBBSや傳八屋HPのBBSに書き込みしていただいているsmileさんでした。貸し切りの団体さんを先に渡してから我々を渡していただく。今回は2番筏で、空いているとあって7人でのスタート。こんなにゆったり釣れるのは嬉しい♪ テント前にうち親父、北東のコーナーに私、私の左隣に伯父が釣り座を構えた。smileさんも同じ筏だ。 朝一番はいつものように青物狙いだが、活きアジにするか冷凍イワシにするかさんざん迷ったが、このところ調子のよい冷凍イワシを放り込んだ。すぐにアタリが出て、ムズムズと浮きが動くがすぐに浮いてくる。鯛にやられたのか、餌だけ取られてしまった。もう一度冷凍イワシを放り込むと、すぐに目の覚めるようなアタリが出てスパーッと浮きが入った。思いきりアワセを入れると青物の手応え。みんなに竿を上げていただき、朝一なので慎重にやり取りしてカンパチをGET。棚は7.5m。次は「朝一に使ってみて」と言われて買ってきた魚かしの新製品を使ってみた。カップ状になった外皮の底になる部分に針を通して放り込む。水中では丁度、カップを逆さに向けたような状態になるので、中身のアンコがポロポロとこぼれて撒き餌効果が出る。すぐにモゾモゾとしたアタリが出るが、食い込まないまま浮きが浮いてきてしまった。もう一度放り込むと、すぐにアタリが出る。今度はゆっくり浮きが沈んだのでアワセを入れてみるが空振り。そのまま朝の時合いは終わってしまった。 ![]() 8:30くらいに鯛のみの放流、しかしあまり食いは立たず。大きめの甘エビをつけると、うまく餌取りをかわして棚まで降りてくれた。しばらくすると穂先が海中に刺さり、真鯛をGET。甘エビでもう1匹掛けたが、水面近くまで見えてきた所で針外れでばらしてしまった。 アタリが遠いまま、10時過ぎに青物の放流タイムを迎える。ここは活きアジを放り込み、アタリを待つことに。しばらくすると私の浮きが勢い良く海中に消し込まれた。アワセを入れるとガシッと竿が止まり、青物の手応え。なかなかの引きで上がってきたのは中ブリ(ブリに少し足らないワラサのことを言うらしい)。私が魚の処理をしている間にsmileさんがカンパチをGET。しかし後が続かず、放流後の時合いはすぐに終わってしまった。鯛狙いに切りかえるが、さすがに放流後は餌取り達はどこかへ消えていたので、生ミックを投入。上下にゆっくり誘うとアタリが出て真鯛をGET。カボチャ団子でもう1匹追加するが、連続したアタリが出てくれない。 12:30くらいに活きアジを放り込んで置いて昼食を取ることに。すると、投入後すぐに浮きがモゾモゾと動き出す。鯛にやられているのかと思ってしばらく待っていると、ゆっくり浮きが沈んで行ったので、大アワセを入れる。あまり走り回らないので鯛かと思ったが、潮が澄んでいるので鈎掛かりした青物が暴れているのが見え、慌てて声をかけて竿を上げてもらった。筏中を走り回るのを見ていると、同サイズの数匹の青物が後を追って泳いでいる。ここにきて青物の活性が上がっているようだ。無事にGETしたのはヒラマサ。この青物騒動で餌取りは完全に姿を消したので鯛狙いをするが、アタリが出ないまま納竿となった。 ![]() アタリ餌は鯛は生ミック。伯父はほとんど生ミックで釣っていた。魚かし鯛バージョンも餌取りに強くて良かった。ボケ、青虫、シラサエビなどの活き餌は餌取りにはめっぽう強いが、今回は当たらなかった。しかし餌取りをかわして釣果を上げるためには必携の餌だと思う。青物は冷凍イワシ、活きアジ。今回のように青物の活性が比較的高い場合は活きアジが有利だろう。 |