2002年06月23日(日) 晴れ 南島海釣りセンター
満潮 3:36 干潮 10:34(中潮) 5番筏 5名
 今回はHGが満員のため、どうしようかと迷ったが、以前からうちの親父が行ってみたいと言っていた南島海釣りセンターへ初めて釣行することになった。5人から貸切できるということで、私と親父、叔父、親父の知り合いの青山さん、叔父の娘婿の池尻さんの5人で釣行。2時半に自宅を出発し、叔父宅で他のメンバーと合流して南島町へと向かう。途中立ち寄った松本餌屋では、くまさんご一行と偶然にもご対面。カーク船長さん、プーさんと初めてお会いした。いつもより遠く、初めての場所なので、あまり話もできず餌屋を後にした。仕入れた餌は活きアジ、シラサエビ、マムシ、オキアミ。魚かしは青物バージョンと鯛バージョン、それに今度発売予定の新バージョン。自宅からは甘えび、カボチャ団子、生ミックの前回までの残りを持参。少し急ぎ気味で5:30に南島海釣りセンターの駐車場に着いた。
 ご主人に挨拶をして受付を済ませ、荷物を運んで釣り場の様子を見る。うーん・・・池のような所が一箇所で海とつながっているようだ。したがって、潮通しなど全くないので少し不安がよぎる(^_^;) 底は網ではなく天然なので潮の干満の影響は受ける。また、底は平坦ではないので場所によって水深も違う。
 とりあえず釣ってみることに。5:50に開始の合図が出たので仕掛けを投入した。私の釣り座はこの生簀の中で一番水深が浅いようで、干潮時で4mくらいしかない。今回はシマアジ祭りをされているということで朝一番は青物狙いはせず、居残りのシマアジを狙うことにした。シーパラのソリッド穂先に交換した竿でさぐり釣りをするがアタリはない。開始後30分ほど経ってから、私の左隣で釣っていた親父にアタリが出るが針に乗らず。ここの釣り堀は2本竿OKなので、すかさず筏竿を取り出してアタリが出た周辺で生ミックやマムシで丹念に探る。するとモゾモゾとしたアタリが出て真鯛がヒット。その直後に親父が魚かし(鯛用)でイサギをGET。ようやく活性が上がってきたようだ。池尻さんの場所は良さそうなのだが、アタリもなく苦戦しているようなので生簀のコーナーに投入してみるようにアドバイスしたところ、すぐに真鯛がヒット。時合いは長続きしなかったが、竿下にいる魚を丹念に拾い、真鯛とイサギをパラパラと追加した。また、足場の板の下にはシマアジがうじゃうじゃと群れているが、餌を落としても見向きもしない。さぐり釣り用のシーパラも全くの無反応なので青物用タックルに変更して魚かしをつけて置き竿にしておいた。
 7:30分くらいに一回目の放流で、シマアジやイサギが数匹放たれた。ここの放流は変わった方法で、生簀の横の岩肌に取りつけられた滑り台のような所から魚が滑り落ちてくる(^_^;) しかし魚の落ちる場所が生簀から少し離れた場所なので活性上がらず。それでも池尻さんとうちの親父は真鯛、イサギの数をコツコツと伸ばす。私も魚の集まっていそうな場所に移動しながらコツコツと数を伸ばしていく。青山さんと伯父の場所は活性が上がらず苦戦しているようだ。せっかくの貸切だから場所を移動するようにアドバイスするが頑固な二人は場所を移ろうとしない(^_^;)
 9時頃、2回目の放流でワラサが3匹ほど放流される。青物用のタックルを活きアジに変えて浮きを眺める。親父はポツポツと鯛やイサギを上げているが、私は青物中心に狙うことに。活きアジがいつまでも元気なので、冷凍イワシや魚かしに変えてローテーションしてみるが音沙汰なし。しかたなく置き竿にして鯛、シマアジ狙いをすることにした。10時くらいに見回りに来てくれたスタッフのおじさんに足元のシマアジを釣る方法をアドバイスしてもらい、シマアジ2匹を見釣りで連続GET。金針より黒針の方が断然良いとのことだったが、生憎持ち合わせていないので生ミックの中に完璧に針を隠してしまう方法でシマアジの警戒心を解くという方法だ。しかし2匹釣るとシマアジがスレてしまい、一瞬餌に反応するが食わなくなってしまった。おまけに餌取りの木っ端グレまでがうじゃうじゃ出現するようになったので、場を休めることにした。
 その間も魚の活性が高そうな場所を丹念に探り歩きながら真鯛を追加。しばらくすると、親父がシマアジポイントに移動して探り始める。使い慣れない私の筏竿を使っていたが、アワセた瞬間にバックラッシュ。それでもやり取りして無事にシマアジを取り込んだ。バックラッシュしたままの状態でもう1匹追加。
 時間と共に魚の活性は下がるが、餌取りの活性は明らかに上がってきている。餌取りの少ない場所を探りながら鯛をポツリポツリと追加し、納竿となった。
 私の釣果は真鯛9、イサギ4、シマアジ2。今回珍しく(?)丁寧な釣りをしていた親父が真鯛8、イサギ3、シマアジ2。今回は釣れる場所を丁寧に探り歩いた者に軍配が上がったようだ。アタリ餌はシラサエビ、生ミック、マムシ。ここの釣り堀は場所によるムラが激しいので、貸切にして、釣れる場所を仲間内みんなで釣るのが得策だろう。5人から貸し切りに応じてくれるのが魅力だ。