2002年05月19日(日) 晴れ後曇り一時雨 釣り堀 傳八屋
干潮 4:29 満潮 9:21(小潮) 4番筏 10名
 傳八屋の釣果速報を毎日眺めていると石鯛がぼちぼちと上がり始めてきたのだが、先日のぶら釣り杯での釣果が芳しくなかったこともあり、行かずにはいられなくなってきた(^^ゞ 伯父も行きたいと言ってたので声を掛けるとOKとの返事だったので、即予約を入れた。こっそり行くつもりだったが、ミッチーさんも同じ日に行くとBBSにカキコしてあったので、ご一緒することになった。久しぶりの土日休みなので、前日はゆっくりタックル等の準備をし、早めに休んだ。
 2:45に伯父をひろって、迫間浦へと向かう。いつものえさきちには立ち寄らず、松本餌店で活きアジ・青虫・シラサエビ・生ミック・オキアミを仕入れた。またここから200mほど迫間方面へ行ったところのえさ吉隣で魚かしさんが店舗を構えておられるので立ち寄って、魚かし1パックを購入した。家からはカボチャ団子、冷凍イワシ、プチトマトを持参した。
 5時過ぎに傳八屋の駐車場に到着。ミッチーさんと、ミッチーさんの同行者で今回初めてお会いするみほっちさんに挨拶をした。なかなか感じの良い女性アングラーだ。
 6時過ぎに出船し、4番筏に上げていただいた。今回の私の釣り座は山側の港寄りコーナー付近だ。最初はいつも通り青物狙いだが、タックルの準備をしている間にも向かい側では真鯛がヒットしている。活性は良さそうで期待が高まる。わくわくしながら活きアジを放り込むと、しばらくしてモゾモゾと浮きが動き出し、スーっと海中に消えた。一呼吸置いてアワセを入れると手応えあり!すんなり上がってきたのは、70p弱くらいの良く肥えたワラサ。朝一番に活きアジで青物が釣れたのは久しぶりだ(^_^;) 連続GETを狙って再度活きアジを放り込むが反応はない。魚かし、冷凍イワシでもやってみるが反応がなかったので鯛狙いに切り替えた。筏竿を準備し、生ミックでゆっくり落とし込む。食いが立っている時なら落とし込みの途中でアタリがあるが、反応がないので8mくらいで落ち着かせて左右にゆっくり誘ってみた。チョンチョンとしたアタリが出たのでアワセを入れると乗ったが、巻き上げの途中で針外れ。魚が散ってしまったか?警戒している可能性が高いので餌を変えて再び8m付近へ投入。今度はシラサエビだが、同じようにチョンチョンとしたアタリが出て、穂先が海中に入りそうになった所で大アワセ。心地よい引き味を楽しみながら取り込んだのは、40p弱くらいの可愛いシマアジ。シマアジは群れていることが多く、連続GETできる可能性が高いので、再びシラサエビで同じ棚を攻める。しかし連続ヒットはならずアタリが出なかったので、置き竿にしようと竿受けの上に置いた途端に穂先が海中に突き刺さった。
 慌ててアワセを入れると、ズンズンとした重い魚信が伝わってくる。走りまわる気配もないので大鯛かと思ってやり取りしているが、いっこうに姿を見せない。一定の位置より左には走らないし、底に沈んだ竿の下にでもくぐっているのか?おかしいと思いつつも慎重にやり取りを続ける。走り回らせたら状況が変わるかと思い、魚に着いて行くと向かい側の方へは走るが、やはり海側の方へは走らない。伯父の仕掛がグチャグチャにオマツリしているが、巻きついたラインの塊を巻き上げた分だけ手で下げてもらいながらのやり取り。1時間以上経過して魚の姿が見える・・・巨大な尾びれが見えた。色も薄黄色かかっていて細長い体をしているので、おそらくヒラマサだ。姿を見た瞬間、去年の巨大カンパチのバラシが頭をよぎり、期待と不安が交錯する。だいぶ弱っているようだが、一定の位置まで巻き上げると竿も立たず、巻くことができない。やはり根掛かりした仕掛か何かに絡みついているのか?しかし姿が見えているだけに諦められず、長時間粘っているので引っ込みもつかなくjなってしまった(^_^;) しかし、私のラインに絡みついた糸の塊が動かなくなり、敢え無くライン切れ。頭の中が真っ白になり、手のしびれだけが残る(>_<)
 ヒラマサとの格闘の間に放流もされていたので、気を取りなおして青物仕掛けを投入。向かい側で青物と思われるアタリがあったが、ハリス切れでバラシのようだ。私も活きアジや魚かしで青物を狙うが魚からの反応はない。冷凍イワシで攻めてみるとモゾモゾと浮きが動いた後にもの凄い勢いで浮きが海中に沈んだ。アワセを入れるが空振り。再び冷凍イワシを全く同じ場所に放り込むと、全く同じアタリが出たので今度は一呼吸置いてからアワセると乗った。浮きが沈むのがあまりに速いのでアワセが遅れて竿を伸されるが、少しドラグを緩めにしておいたので助かった(^_^;) すごい力で引っ張るので大型の青物に間違いないと思っていたが、見えてきたのは巨大な真鯛だ。伯父にタモ入れしてもらって無事にGET。68p、4.33kgの大鯛だ。その後は青物のアタリも出ないので真鯛狙いに変更。先ほどのヒラマサとの格闘で筏竿の穂先が折れてしまったので、今度は青波巧ヘチ3.0mで穂先を筏竿仕様に変更したものだ。この竿は第5回ぶら釣り杯の時がバージン釣行だったが、魚を釣っていないので事実上、今回で竿の癖を見極めることになる。
 石鯛を狙おうと青イソメを餌に探ってみる。仕掛を下ろし、棚8.5mに到達して仕掛が馴染むと同時に穂先が海中に舞い込んだ。アワセを入れるとバッチリ針掛かりし、35p前後の小型の真鯛が上がった。続けて青イソメを投入すると、また同型の鯛。青イソメにアタリが無くなったので、カボチャ団子に変えると、5mくらい落とし込んだ所で食い上げのようなアタリが出て真鯛をGET。魚が浮いているのかと思って、5〜6m付近を探るがアタリはない。思いきって沈めると8.5m付近でアタリがあり、真鯛が上がってきた。
 アタリが遠のいてきたので、短竿で再び網際を狙うことにした。しかも午前中の晴天とは打って変わって雨と風が出てくる始末。予備として持って来たリョービのチヌ太閤1.65mにリールをセットして、テントで雨宿りしながら針を結ぶ(^^ゞ 雨が止んでからもしばらくはアタリが無かったが、納竿時間ギリギリにシラサエビで真鯛を追加した。
 結局私の釣果は真鯛5、大鯛1、ワラサ1、シマアジ1。アタリ餌はシラサエビ、青イソメ、カボチャ団子。ヒラマサを早くに諦めていれば、もう少し釣果も伸びたと思うが、大きな魚体が見えているだけに諦めきれなかった(^_^;) アタリ餌はシラサエビ、青虫、カボチャ団子。朝、船着場で海水に手をつけてみると、少し前までの疼くような冷たさは完全になくなっていた。朝一番に活きアジでワラサがヒットしてくるなど、青物の活性もだいぶ上がってきたようだ。