2001年12月02日(日) 晴れ 釣り堀 傳八屋
 筏への送迎用に新船『傳八丸』が導入されたということで、11月20日〜12月10日までの間、新船祭りで連日大漁放流されるとのこと。私を含めた会社の連中4人とD51さんの計5人で釣行した。
 午前3:15に道の駅「あいとうマーガレットステーション」で木村君と合流し、4:45くらいに玉城のえさきちで、なかじー・中林さんと合流した。D51さんは前日の夜から行って車中泊とのことで現地で合流。5:30くらいに到着して受付を済ませるが、連日の好釣果に加え、ビッグヒラマサが放流されているとのことで、勇み足で桟橋へと向かった。
 7時前に3番に渡していただき、9人で釣り開始。朝一番は青物狙いで、活きアジを付けて第一投。周りでは真鯛がパラパラと釣れ出すが青物からの反応はない。しばらく粘ったが、アタリがないので冷凍イワシに変えると良型の真鯛がヒット。続けて冷凍イワシを投入するがアタリがないので鯛狙いに切り替えた。鯛狙いの第1投はカボチャ団子。すぐにアタリがあり、鯛2匹をゲット。さらにカボチャ団子で大物と見られる魚がヒットし、ラインを出しながら対応するが、リールのギアが壊れてラインが出せなくなり、痛恨の針折れ。2.5号のラインが切れるかと思ったが、チヌ針の3号が折れていた。
 8時半くらいに本日一回目の放流があり、真鯛やツバスなどが放流された。青物仕掛けに変えて活きアジを投入し、すぐにアタリがあるがツバス。ツバスがぽつぽつと上がるが時合いは短い。真鯛仕掛けに切り替え、シラサエビで誘うとイサギがヒットした。イサギは連続でヒットすることが多いので同じシラサエビで同じ棚(7.5mくらい)を攻めるが反応はない。生ミックに変えると待望のグレが釣れた。オキアミ・生ミックでは真鯛が反応した。
 全体的に青物の活性が低くてゲットできないまま、9時半ごろに本日2回目の放流を迎えた。まずはツバスがヒットするが、D51さんにもツバスがヒットしてオマツリ。仕掛けを直している間にも中林さんはカンパチを連続ゲット。木村君もカンパチをゲットし、他の方も青物がヒットして順調に竿が曲がっている。焦りまくる気持ちを押さえながら仕掛けを直して再度活きアジを投入。ウキが落ち着きのない動きをして一気に消しこまれるが、あわせるとすっぽ抜けた。おそらくツバスだろう・・・
 青物に嫌われている時は鯛でも釣ろうと、早々に鯛狙いに変更。生ミック、カボチャ団子、オキアミをローテーションさせながら真鯛・イサギをコツコツと釣った。しかし、その間もみんなの釣り方・餌を観察し、全員鯛狙いに切り替えたところで再び青物仕掛けに切り替えた。
 どうも今日は活きアジに対する反応がいまいちなので、D51さんにレッドエンジェルを1匹頂いて投入した。すると、ウキにモゾモゾとしたアタリがあり、鯛にやられたか?と思いつつ合わせを入れる。ガツンと手ごたえがあるが走り回るわけでもないので、ポンピングで強引に抜き上げようとすると、突然竿先が海面に突き刺さり、すごい勢いでラインが出された。6号ハリスを信じて、ポンピングで魚を浮かせると淡い黄色がかった巨大な魚が見えてきた。D51さんにタモ入れしていただき、無事にゲット。待望のビッグヒラマサだ。納竿後にスタッフの方に検寸していただくと84cm。
 再び、真鯛・イサギをコツコツと追加しつつ、他を観察しているとD51さんが青物タックルを投入していて、餌はレッドエンジェルとのこと。リベンジの話を聞きながらD51さんのウキを眺めていると、モゾモゾの後にすーっと海中に入った。まさかと思った瞬間、すごいドラグの音がして格闘が始まった。何度かの締め込みの後、浮いてきたのはやはりヒラマサ。検寸の結果、こちらは78cm。
 12時くらいに二人早上がりされて、5番筏寄りの場所が空いた。私の場所はテントの影で全く陽が当たらず寒くてたまらないので、すかさず移動(^^ゞ ふと見ると、6〜7m付近のところに魚の群れが泳いでいるが見える。生ミックとオキアミで攻めると、真鯛やイサギがヒット。しばらくして今までにないモゾモゾとしたアタリが出たので、あわせると強烈に締め込む。慎重にやり取りするとシマアジが上がってきた。45cmくらいはある良型だったが、スカリに入れるのに失敗して生簀の中に放流してしまった(T_T) その後はツキが逃げてしまったのか、真鯛1匹を追加して納竿となった。
 私の釣果はヒラマサ1・ツバス2・真鯛7・イサギ8・グレ1。魚の活性自体はあまり高くないようだが、連日の大漁放流で生簀の中に魚があふれかえっているのか、誘えば必ずアタリが出るという状況だった。アタリ餌は生ミック、オキアミ、カボチャ団子、レッドエンジェル。青虫にも頻繁にアタリはあったが、ばらしてしまったり、アワセを入れても空振りだったりで何が食っているのかわからなかった(^_^;)