2001年06月18日(月) 晴れ 釣り堀 傳八屋 
 今回は親父のガソリンスタンドの取引先の中村さん、中屋敷さん、叔父、私の4人で平日の傳八デーに釣行することになった。中村さんは過去に2回程ご一緒したことがあるが、中屋敷さん(船釣りのベテラン)は釣り堀初挑戦。2人だけでは不安だということで、急遽、私も同行することになった。叔父は、先日のババチャウ大会で○ーずだったのでリベンジ釣行。
 午前2:45に叔父を迎えに行き、3:00に中村さん達と八日市市内で合流。荷物を中村さん号に積み替えて、迫間浦へと向かった。いつも通り、玉城IC近くのえさきちで、オキアミ、生ミック、マムシ、ボケ、冷凍ホタルイカ、活きアジ(体長5cmくらいの豆アジ)を仕入れた。カボチャ団子、今回初の人参、甘エビ、冷凍イワシとキビナゴは自宅にあったものを持参した。
 受け付けを済ませ、我々も含めて8人が5番筏に渡していただいて6:30に釣り開始。最後に船を下りた私は運良く海側コーナーに釣り座を構えることができた。速攻で青物用タックルをセットして、豆アジに期待を込めて第一投。棚は7.5m・・・1分もたたないうちに6号のウキが海中に消えた。一呼吸おいてアワセを入れ、心地よい引きを楽しんでカンパチをGET。朝一番に青物をGETすると安心して、だらけてしまう悪いくせがあるので、気合を入れ直して再び豆アジを投入。すぐにアタリがあり、アワセを入れると先のカンパチと同じくらいの強い引き。隣の中村さんが竿を上げようとリールを巻くと、これに真鯛がヒットしてしまい、一瞬のうちにオマツリに・・・真鯛は無事に上がったが、私の青物は針が外れてバレてしまった(T_T)
 そのうち、トイレ前あたりで真鯛がテンポ良く上がりだしたので、私も真鯛狙いに切り替えることにした。ババチャウ大会の時はカボチャ団子に即アタリがあったので、今回も最初はカボチャ団子を投入したがアタリなし。ここで人参を試してみることに。人参は1p四方くらいに切って、醤油と味醂で煮込んだものを使用。すぐにアタリが出るが、食い込まない。何度やっても食い込まないので生ミックに変えて、ようやく小鯛を追加。しかし、後が続かない。叔父は、ミミズ(畑などにいる泥ミミズ)でイサギを爆釣している。
 ふと見ると、青物が水面近くに浮いてきた。ボラの子が生簀に入り込んできたので、それを追いまわしている。再び青物用タックルに変更し、水面から1m付近に豆アジを泳がせた。アジの周りを青物の群れがグルグルと回っているが見向きもしない。ここで、アジを群れから少し離して、竿を小さくしゃくって誘いをかけることに。すると群れの中の1匹がアジに突進してきて食いついた。竿が少しお辞儀したところでアワセを入れ、カンパチをGET。それからはみんなが浮いた青物を狙っているが、なかなか食いつかない。
 食いが渋った10時前に真鯛のみの放流。放流後、しばらくすると真鯛がポツポツと上がりだした。それまで○ーずだった中屋敷さんにも真鯛がヒット。これをきっかけに要領を掴んだのか、鯛やイサギで釣果を伸ばしていかれた。私も生ミックで粘っていると真鯛がヒットしたが、これ1匹だけでアタリは止まった。
 10:30頃、待ちに待った青物の放流。青物数本と真鯛やイサギが放流された。当然ここは青物狙いのタックルに変え、棚7mに豆アジを投入した。1番乗りは斜め向かいの方に中ブリ。これがタモに入るのを確認すると同時に、再度仕掛を投入。じっとウキを見つめていると静かに海中に沈み、1・2の3で大アワセ!時合いなので手返しを重視し、少々強引にやり取りしてカンパチをGET。スカリに放り込んで、豆アジで第二投。すぐにアタリがあったが、今度はブリヒラ。サイズは50p強くらいだが引きは強烈。そして、私の右側で釣っておられた方がカンパチをGET。
 放流後の時合いが落ち着いて静かになると、また青物が浮いてきた。朝と同じく豆アジで誘うと、ブリヒラがヒット。その後は、鯛、イサギ、クロソイを追加して納竿となった。最終的に私の釣果は、真鯛4・イサギ1・クロソイ1・ブリヒラ2・カンパチ3。全体では真鯛23・イサギ17・クロソイ1・ハマチ2・ブリヒラ2・カンパチ3。
 今回は付き添いだったが、平均すると10匹以上の釣果に恵まれ、全員が楽しい釣行となって本当によかった。アタリ餌は、活きアジ、生ミック。人参はけっこうアタリはあるが、針に乗らなかった。形状、硬さ、味付けといろんな角度から改良の余地がありそうだ。また、ホタルイカに真鯛がよく当たっていた。