2001年03月18日(日) 曇り後晴れ 釣り堀 傳八屋
 親父と久しぶりに休みが合ったので、日曜日のデンパチデーに行ってきました。
当日は3:30分に自宅を出発しましたが、雨がシトシトと降っていて少しゲンナリ・・・伊勢道を走っている間もずっと降っていたのでレインコートで筏に上がるのか、と心配していましたが玉城ICを降りる頃には雨は止んでいました。えさきち玉城館に寄って、傳八屋大駐車場に到着したのは6:00頃。しかし、車車車車・・・人人人人人・・・(@_@)
 受付を済ませ、荷物を積み込んで桟橋へと向かいましたが、ここも人があふれ返ってました。船が出発するのを待っている間も、後ろを見ると、さらにワラワラと大勢の釣り客さんがこちらに向かってました。
 7時前に出船し、私たちを乗せた船は8番筏に到着。船に乗っていた全員がこの筏で、ざっと20名。この中には当HPのBBSでお馴染みのD51 498さん、傳八屋HPのBBSでお馴染みの釣りキチ3ちゃん(今回はじめてお会いしました。納竿後にわかりました(^^ゞ)が一緒でした。今回用意した餌はカボチャ団子改、シラサエビ、生オキアミ2L、マムシ、甘エビ、キビナゴ、冷凍イワシ。
 7:00頃釣り開始。前日までのブリの釣れ残りがいるかも知れないので、青物用仕掛けにキビナゴをつけて投入。最初にヒットしたのは親父。餌は冷凍イワシとのことでしたが、真鯛のような引き・・・しかし途中でバラシ。しばらくして私にもモゾモゾとしたアタリ。やはり真鯛でしたがタモ入れ直前に針外れでバラシ。再度キビナゴを投入。またモゾモゾとしたアタリ。食いが浅いようなのでじっくり食わせて大アワセするとがっちり針掛かりして真鯛をGET。朝一は生簀全体でポツリポツリと真鯛が上がっているような感じでしたが、青物は上がりませんでした。どうやら今日は魚の活性が低いようだ・・・前日の雨による水潮の影響か?
 仕方なく真鯛用のタックルに変更。カボチャ団子を打ち返すが全くアタリなし。餌を甘エビに変えてしばらくすると、竿先がフワッと上がってきました。さらに待つと今度はクンッと引き込んだので大アワセしてイサギをGET。
 しばらくはアタリもありませんでしたが、8:30頃に巨大な真鯛を数匹と巨大なカンパチ1匹の放流があり、期待が高まります。ここは超特大真鯛狙いで行くことにし、タックルは真鯛用のまま。しかし生簀中誰もアタリなし。やがて雲が切れてお日様が顔を出すようになりましたが、ちょうど生簀の半分が山の陰で日陰になり、もう半分に日が差すようになりました。すると日が差している側で真鯛がボツボツと当たるようになりました。日陰に入っていた私たちには全くアタリなし。
 9:30頃、再び船が到着して放流。今度は真鯛や石鯛、シマアジなど。青物用仕掛けに活きアジをセットしてアタリを待ちました。しかし活きアジには反応なし。冷凍イワシに変えると、モゾモゾとしたアタリが出て真鯛をGET。生簀全体でも上がっているのは真鯛やイサギのみ。
 10時過ぎ、本日3度目の放流。ブリやカンパチの他は真鯛、クロソイ、イサギなどがワラワラと撒かれました。「3度目の正直」と言わんばかりに再び活きアジで攻めましたが反応なし。棚を少し深めにしたりといろいろやってみましたがアタリなし。他、たくさんの方がアジの泳がせをやっていますが、青物のアタリはないようでした。私は青物に見切りをつけ、真鯛用タックルに変更。超特大真鯛が来るように祈りながら冷凍イワシをぶら下げました。しばらくすると目の醒めるようなアタリ。大アワセするとズシンと重くびくとも動かない。やがてノソノソと動き出しました。あまり走らないので超特大真鯛かな?と思っていると、突然横走り・・・ドラグはギュギュギュ〜〜〜と壊れそうな音を立てていました。真鯛狙いの3号ハリスで無茶はできない。しばらくは竿の弾力のみを使って魚に任せて耐えていました。少し上げてはリールを巻きますが、巻いた以上に糸を出される・・・徐々に上がっては来ているのですが、15分くらい経過しても魚の姿すら見えてこない。最初は竿を上げて協力してくれていた釣り客さんもしびれを切らして次々と仕掛けを投入していかれました。途中、右隣の釣り客さん、向かい側の釣り客さん、D51さんの仕掛けとオマツリしてましたが、運良く外れてくれました。やがて30分が経過、ようやく魚が姿を見せてくれました。その瞬間、緊張が走る。今まで見たこともないような巨大なカンパチでした。カンパチが最後の力を振り絞って突っ込みを見せると、今度は左側の釣り客さん2名とオマツリ。魚の姿は見えているのですが、それ以上どうやっても上がって来ない。どうやらその釣り客さんの仕掛けは根掛かりしているようでした。どうしようもないので親父が根掛かりを取ろうと引っ張ってくれました。引っ張ったその一瞬、カンパチは水面近くまで浮いてきました。しかし根掛かりが取れた瞬間、私の竿もフッと軽くなりました。
 一瞬頭の中が真っ白になりました。呆然としながら脱力感に襲われていましたが、仕掛けを直して投入。その頃、太郎さんとわっきーさんからお電話をいただきました。抜け殻のようになっていた私を元気付けるありがたいお電話でした。13時頃、ザックさんからもお電話いただきましたが、話の途中でオキアミをぶら下げておいた竿が大きく揺れている。電話を放り投げ、竿を持ってガツンとアワセをいれて真鯛をGET。その後、親父の竿も竿先が海中に突っ込んでクロソイをGET。
 結局、本日の釣果は私が真鯛3・イサギ1、親父がクロソイ1でした。
今回はこれでもかと言わんばかりの放流量でしたが、食いは大変悪かったです。たくさん魚貯金をしてしまったので、近いうちに貯金を下ろしに来なくては、と復讐を誓った1日でした。