2001年02月18日(日) 晴れ 仕立船 春丸

 もうすぐ春・・・そろそろ春告魚(めばる)の季節かな?と思い、三重県南勢町迫間浦の春丸さんに問い合わせたところ、ぼちぼちと上がりだしたとのことでしたので、私と親父、叔父、親父の会社の取引先に勤務されているNさんの4人で訪れました。

 前日は例によって準備作業。春丸の船頭さんによると仕掛けは市販のものでいいとのことでしたので、某釣具店で仕掛けを購入しました。幹糸2号にハリス0.8〜1号40cmを80cm間隔で3本つけた胴突き仕掛けで一番下にはオモリ20号。竿D社の船かかり30号3.9m(かなり年季が入った代物)にリールD社スーパータナセンサーW300をセットして持っていきました。アジが回ってきたときのことも考え、念のためにサビキ用の竿と仕掛けも忍ばせておきました。

 当日は午前3時過ぎに親父とともに自宅を出発し、叔父とNさんを拾って迫間浦へとひとっ走り。餌は活きイワシを春丸さんで用意していただけるとのことでしたが、保険として玉城IC近くのえさきちでシラサエビ1杯と青虫1杯、オキアミ、解凍アミエビ一袋を購入しました。
 6時過ぎに春丸の桟橋に到着。着替えなどの準備をしていると船頭さんが来られたので挨拶を済ませ、乗船名簿を記入しました。そして荷物を船に積み込み、6時40分に港を離れました。船上で竿に仕掛けをセットしておき、いつでも戦闘体制に入れるようにしておきました。
 約20分でポイントに到着。釣り座は左舷胴に私、右舷胴に親父、そして左舷トモにNさん、右舷トモに叔父が入りました。水深約10mで指示棚は底から50cm。3本針全てに活きイワシを付け、期待を込めて第1投。潮の流れは結構速く、20号のオモリが流されますが、なんとか底取りをして指示通り50cm巻き上げてアタリを待ちました。投入後すぐに親父に27cmの良型メバルがヒット。しばらくして叔父にベラがヒット、Nさんにも良型メバルがヒットしました。これは幸先がいいと思いましたが、私にはアタリなし。焦りまくるが、打つ手なし・・・こまめに底取りをしながらじっと耐えていました。
 そしてようやく私に小さなアタリが出ましたが、針には乗らずイワシが半分だけかじられていました。その後は全員沈黙が続き、ポイント移動。
 ここでやっと私に待望のメバル20cmがヒット。親父には再び良型メバルがヒット。トモの二人も1匹づつメバルをGETしたところでアタリが止まりました。何回かポイント移動するも9時の干潮を迎えると、ピタッと外道や餌取のアタリすらなくなりました。
 10時頃、再び潮が動き始めると、ようやくアタリが出始めました。しかし本命からのラブコールはない。餌をシラサエビに交換していた親父と叔父には30cm近い良型ベラもポツリポツリとあがりますが、小型のベラやネンブツダイが圧倒的に多くてダブルであがってくることもしばしば。メバルにこだわって活きイワシオンリーでやっていた私にはネンブツダイのアタリのみ。しかたなく一番下の針にだけシラサエビを付けると30cm近い良型ベラをGET。
 再び活きイワシに交換して、しばらく待っているとブルブルという小気味いいアタリ。メバルの引きに間違いないと思い、ニンマリしながらリールを巻くが20cmオーバーの良型アジ。叔父とNさんは良型メバルを1匹づつ追加したようですが、親父と私にはメバルのアタリはなし。昼近くになってくるとアタリもなくなり、12時に沖上がりとなりました。
最終釣果は・・・
親父・・・メバル27cm×2、ベラ・フグ・ネンブツダイ
叔父・・・メバル25cmクラス×3、ベラ、フグ、ネンブツダイ
Nさん・・・メバル25cmクラス×3、ガシラ20cmクラス×1、ベラ、フグ、ネンブツダイ
私・・・メバル20cm×1、アジ23cm×1、ベラ、ネンブツダイ

 釣れれば型はいいので、もう少し暖かくなる来月くらいが期待できると思います。あまりの食いの悪さに見かねて幾度となくポイント移動くれた船頭さん、お世話になりました。今後の動向を聞くと、春になると真鯛が期待できるとのことでした。