2001年01月02日(火) 晴れ 釣り堀 傳八屋

 今年の初釣りと同時に21世紀の初釣りでもある記念すべき釣行・・・
雪が降ると仕事が入ってしまう親父の心配とは裏腹に、穏やかな絶好の釣り日よりとなって親父と一緒に釣行できました。
 3:30に自宅を出発。早朝のためか、心配していた伊勢自動車道はお伊勢さんへの初詣客もいなくて、6時前には傳八屋さんに到着しました。放射冷却現象のためか、かなり冷え込んでいて日が昇ってくるのが待ち遠しい。
 6:45に渡船が出発し、7人グループの釣り客さんと私達は2番筏へ。今回用意した餌はオキアミ、キビナゴ、生ミック、カボチャ団子、黄ササミ、マムシ、ボケ、シラサエビ、活きアジ。速攻で仕掛をセットし、誰よりも早くキビナゴで第一投、しかし反応がない・・・。親父はシラサエビでやってるようでしたが、こちらも反応はなし。7人グループの人達にも反応はないようでした。見渡すとどこの筏もほとんど竿が曲がっていない。これを見た私は青物をあきらめ、カボチャ団子での真鯛狙いに変更。すると、すぐにアタリが出て真鯛をGET。その後1時間ほどの間に真鯛を4匹連続GETしました。親父もカボチャ団子で2匹GET。アタリは非常に小さく、いつにも増して遅合わせでしたが、これでも唇の先に針が掛かっていただけでした。そして潮が動かなくなると同時にアタリはまったくなくなりました。
 しばらくすると親父が棚を極端に浅めにして何か変な釣り方をしていました。しばらく見てると突然大アワセ。上がってきたのは何とシマアジ!私の場所は照り返しが強くて気が付かなかったのですが、親父の場所に移動して海中を覗き込むと、水深3mくらいのところにシマアジが大きな群れを作って泳いでいます・・・これを見て理性を失った私もシマアジの見釣りに変更。しかし、たくさんいるシマアジの大半は餌を食う気がないらしい・・・目の前に私の甘エビがあっても見向きもしない・・・この間に親父はまたシマアジをGET。餌を聞くとオキアミとのことで、私もオキアミに変えて再びやってみると、すぐに食いついてきました。餌が魚の口に入ったことを確認してアワセを入れ、ようやく1匹GET。餌を食う気がある奴は一直線に向かってくることがわかりました。私が魚の処理をしている間にさらに親父が1匹追加。
 シマアジと遊んでいると、放流時間がきました。全員が活きアジを投入。放流後もしばらくは誰一人アタリがなく、緊迫した空気が広がってくると、私のウキに大きなアタリ。3つ数えてアワセを入れて、やり取りを開始すると、あっけなくハマチが上がってきました。大物欲しさから、再び活きアジを投入しましたが、アタリなし。他の人も活きアジで粘っておられますがアタリはなし。私だけが早々と青物をあきらめ、真鯛狙いに変更。甘エビを投入すると、すぐに真鯛をGET。今日は真鯛の数釣りに専念しようと、甘エビで頑張っていると、前アタリのないするどいアタリ。すこし期待しながらリールを巻きましたが、再びハマチ。
 その後、真鯛3匹を追加したところでアタリが止まりました。ずっと活きアジで青物狙いに徹していた親父には全く反応がありませんでした。その後、餌をコロコロ変えていると微妙なアタリがありますが、餌を食い込む気は全くなし。しかし、針掛かりしそうなアタリは見逃さず、納竿までに真鯛2匹を追加。親父も何とか真鯛2匹を追加しました。
 最近は昼過ぎから魚の活性が上がるとの情報もありましたが、この日は昼から風が出てきて気温が下がったせいか、全くアタリがなくなって活性も下がったようでした。
 本日の釣果は・・・
  親父:真鯛×4、シマアジ×3
  私 :真鯛×11、シマアジ×1、ハマチ×2
シマアジがたくさん釣れたし、数もそこそこ釣れたので幸先のいい初釣りとなりました。
アタリ餌は、真鯛にはカボチャ団子・甘エビ。シマアジにはオキアミ、青物には活きアジ。水温低下のせいか、食いはとても渋く、私達の筏では5人の方がボウズでした。この時期、万全な食い渋り対策が必要です。
励ましのお電話を頂いたすーさん、わっきーさん、○太郎さん、どうもありがとうございました。