2000年11月26日(日) 晴れ 釣り堀 傳八屋

 9月の「第1回 ぶらっと釣りある記杯」以降、ついに釣り堀中毒症に陥った叔父のために(?)、親父、叔父、私の3人で傳八屋さんに釣行しました。

 前日の土曜日は出勤日でしたが、昼休みに餌屋へ活き餌の予約を入れ、夜は速攻で帰宅して自作餌の準備をしました。今回の自作餌は、カボチャ団子ではなくカボチャの煮付け。時間がなかったので、、水分を含ませて電子レンジで柔らかくしただけのものを皮をつけたまま2cm四方くらいに切っただけのものです。
 当日は3時過ぎに自宅を出発し、傳八屋さんに着いたのが5時50分。1週間くらい前に見た週間予報ではこの日だけが雨とのことでしたが、ものの見事に晴れていました。しかもこの季節にしてはかなり気温が高く、絶好の釣り日より。風は少しあるものの、問題ない程度。期待が高まりました。
 今回は3番筏(港から見て、手前から2番目の海側)に乗せていただきましたが、船が着いて荷物を降ろしている間に狙っていた釣り座は、よそのおじさんに1番に取られてしまいました。結局、釣り座は親父が一番海側、真ん中に叔父、山側に私が入りました。一番入りたくなかった場所になってしまい、沈んだ気持ちでスタート。
 用意した餌は、オキアミ、イワシ団子、冷凍キビナゴ、冷凍イワシ、マムシ、ボケ、ウタセエビ、傳八屋さんの活きアジ、カボチャ。そして、今回かなり気合が入っている叔父は、オリジナルのカボチャ団子を用意していました。私はキビナゴを付け第1投。誰一人としてアタリがない中、しばらくして私にアタリがありブリヒラをGET。沈んでいた気持ちが少し晴れました。いつものような朝のにぎわいはありませんでした。見ると他の筏もあまりにぎわっていない様子。
 それからはポツリポツリと真鯛が上がる程度でしたが、真ん中よりやや海側に竿を出していた叔父にだけはコンスタントにアタリがあり、バラシも多かったですがコツコツと釣っていました。親父にもポツポツと真鯛のアタリが出始めました。私の場所はあまりにもアタリがないので叔父のすぐ横に竿を出させてもらうとすぐにアタリがあり、真鯛をGET。結局、私は放流までは真鯛3匹のみ追加。
 やがて待ちに待った放流。あらかじめ活きアジを付け棚をやや浅めにして放り込んでおきました。いつもなら一斉にみんなの竿が曲がりますが、今回は放流後もにぎわいはなし。しかし、しばらくすると私のウキがスパッと海中に入りました。アワセを入れると竿が弓なりに曲がりました。締め込みに絶えながらやり取りすると、青白く光る大きな魚体が見えてきてメジロ(ワラサ)をGET。親父も活きアジを泳がせていましたが、こちらはブリヒラ。叔父は地道にも真鯛の数を伸ばしているようでした。私はその後、真鯛1匹を追加して時合い終了。
 沈黙が続く中、当HP常連さんのすーさんから電話がありました。「もしもし?」と言ったとたんにアタリがあり、「また後で!」とだけ言って電話を切りました。見ているとウキが浮いてきて横に動き出しました。食い上げか?と思い合わせを入れるとバッチリ針掛かり。上がってきたのは良型のイサギでした。親父が釣っていた海側のコーナーに竿を出させてもらい、ウタセや団子で攻めるとアタリはありますが、アワセどころのないアタリが多くて苦戦しました。針掛かりしても途中でバラすことも多く、食いはとても浅かったです。
 結局、私は真鯛×4、イサギ×1、メジロ×1、ブリヒラ×1。全体では真鯛×22、イサギ×3、メジロ×1、ブリヒラ×2。今回は真鯛狙いに徹していた(?)叔父に軍配が上がりました。これで、ますます釣り堀中毒症がひどくなったのはいうまでもありません。数では私が足を引っ張る結果となりました。
 今回は、冬が近づいてきて水温の下がり目の難しさを痛感しました。そろそろハリスの太さや針のサイズを1ランク落とす必要があるのではないでしょうか。