蛇 谷 ケ 峰 (1997.6.8 ) 晴れのち曇り |
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身支度をして川沿に二人で歩き出す。しばらくすると舗装された林道を横切る形になっていてそこが登山口になっている。 「熊が出没。注意」と看板が出ている。すこし気味が悪い。この看板は、昨年の秋に人を襲ったことから書かれたらしい。
橋詰さんは、足が速い。前を行くパーティにすぐに追いついてしまった。
先行パーティは「特急が来たヨ」と言って道を譲ってくれた。
橋詰さん曰く「特急やなんて、そんなに早くもないですよネー」と同意をもとめてくる。
私は、困って「むにゃむにゃ」。
(これでは、「ぶらりのんびり」では無くなってしまうワイ。)
花の姿は見えません。晩春か又は、初夏の花が見られるといいなと思っていたが、どうやら花の「端境期」かも知れない。
少し登ったかなと思う頃やっと「銀竜草」を見かけた。
いつものように最初に出合った花に撮影時間をかけてしまう。先ほど追い越したパーティに花好きな方がおられて一緒に仲良く撮影した。
少し進むと又見つけて、橋詰さんの顔を横目に見ながら撮影する。
「少し歩いては止まり、又歩く」ことはインターバルが短くて疲れてしまう。花に興味がなければやりきれないことだろう。
少し急な坂を10分ほど登ってしばらくすると頂上に出た。
琵琶湖の展望とその前にひろがる高島の平野。振り向くと武奈と北山が見える。
山の高さはそれほどでもないが、さえぎるものがなくて展望は良い。
昼飯は、橋詰さん特性の味噌汁付きだ。大変おいしい。
下山は桑野橋にでることにする。
今日の花は、銀竜草だけである。ブナの林はいつも気分を爽快にさせてくれる。
予定した時間より2時間ほど早いペース、帰りのバスの時間が判らないが1時間待つ覚悟で下山することにしたのだが、結局、朽木学校前で乗り換えて1時間の待ち合わせをしてJR安曇川に出た。
その1時間で飲んだビールのおいしかったことは言うまでもない。
橋詰さんとも久しぶりに話しもできた。