伊吹山 (1996.9.15) 晴れ  気温  18度

名神京都東インターより1時間30分、北陸自動車道に入ると右手前方に伊吹山が見えてくる。
「見えた見えた」「良い姿やねー」などと喜ぶ。
長浜インターで自動車道を降りる。「高速道路の料金は、安くならないナー。」
伊吹山の登り口で車を駐車する。駐車料千円也。うんざり。 登山口の方向へ歩き出すが、妻は迷わずゴンドラ乗り場へ。
5分あまりで3合目。文明の乗り物に一度乗ると「もうこれは止められんナー」。 伊吹山が前方に見える。「良い姿やナー」。新調したレンズをカメラにセットし試してみる。 この気分は、幾つになっても同じである。
息をきらして登る。妻は平気な様子。山登りは、年齢、性別には、関係ないんだナ、などと心の中で言い訳をする。 「ふうろ」の花が印象的である。
7合目あたりから「秋の麒麟草」が、避難小屋あたりで「天人草」の小群落。バテバテである。 少し長めの休憩をとる。琵琶湖の眺望が素晴らしい。島も見える。 長浜は、秀吉の本拠か...とテレビドラマを思い出し少し当時の世をイメージしてみる。

サー、「あと一頑張り」と妻に声をかけながら、一方で自分に言い聞かせて出発する。
「伊吹虎の尾」の白い花が、南斜面に琵琶湖を見下ろすように咲いている。 頂上は、観光地だ。少し早い昼飯を食べる。ガスが出てきた。

下山する。次は「春の花を見に来よう」。 今日は、敬老の日である。帰り道、大津にいる母に顔を見せることにする。



ユの尾」の白い花が、南斜面に琵琶湖を見下ろすように咲いている。 頂上は、観光地だ。少し早い昼飯を食べる。ガスが出てきた。

下山する。次は「春の花を見に来よう」。 今日は、敬老の日である。帰り道、大津にいる母に顔を見せることにする。