武 奈 ケ 岳 (1997.10.11 )くもり

ここのところ「ぶらりのんびり」する山歩ができていません。
のんびりする思いで、出かけた山に思わず苦戦してぼやくこともあって、いけません。
何もこだわらずに山の中に入り自然とともに過ごす。
これが「ぶらりのんびり」のモットーです。

そこでと言うことでもないけれど、天気もよさそうなので「あした山歩きしよーット」思いたちました。
弁当は、いつもの握り飯からコンビニの弁当に格上げしました。(コンビニで若者に良く売れるのは弁当だそうですヨ。)
さて、どこに行くか。それは、明日の朝に考えよう。

・ 人の少ないコースで、「ぶらりのんびり」できる「武奈ケ岳」に行くことにしました。
少々寝過ごしたので、出町柳発7時45分のバスが高野車庫に着くころをみはからって自宅を出発。
ほんとうは、出町柳で乗らないと座ることができません。しかし、ラッキーにもバスはすいていて座ることができました。なんだか、ぶらっと出てきて座らせていただくのは、皆さんに申し訳ないような気もします。

・ 私のホームページをご贔屓にしてくださる会社の諸氏から、コース説明のご要望をいただいているので、ここは一番説明しておきます。

これが坊村のバス停です。出町柳を7時45分に出発して9時に着きます。
途中いねむりをしても大丈夫です。2つほど前のバス停でざわざわしますから。蓬莱山や峰床・八丁平、皆子山へ行く人が降ります。
帰りはと言うと帰りのバスに乗ったことがありませんので時刻はわかりません。
夕方まで無いと思います。1日1便程度ですから注意してくださいネ。

右手が比良山荘です。バスに乗り遅れて泊るときはここ。
正面が地主神社です。
地主神社の鳥居を左手に進みます。
マイカーで来る時は、神社の横に止めさせてもらいます。民家のご迷惑にならないように! あふれた場合は、川沿いに進めば止められるところがあります。
明王院です。平安時代のはじめの修験道場だそうです。
そのように看板に書いてありました。 橋をわたって突き当たりに登山口があります。御殿山コースです。このほか橋を渡らずに右手を行くと白滝山、牛コバへ行くことができます。牛コバから武奈へ行くこともできます。

・さて、身支度をして登りだします。
最初の1時間くらいが急登です。白嫁菜が咲いています。秋丁字も咲いています。 それを過ぎるとブナ林があります。まだ紅葉には時間があるようです。鳥の声も聞こえます。
ブナの林を過ぎると少し登りますが、北山の展望が開けてきます。幾重にも重なる山並みを楽しみます。

御殿山を超えて武奈ケ岳まで尾根歩きです。登山口から所要時間2時間30分ほどです。

御殿山からは、りんどうがたくさん見られました。

よくこのコースは急坂と聞きますが、小学生も登っています。
ゆっくり行けば静かな山歩きを楽しめると思います。

・ 頂上から少し戻って昼食です。北山の山並みを見ながら過ごします。このあたりはたくさんの人でにぎわいます。
八雲原方向へ下ります。しばらくするとコヤマノタケ・中峠への分岐があります。見落とさないでください。
中峠へ向かいます。静かな雑木のなかの散歩道です。

中峠から金糞峠へ下ります。
峠へは少し登り返して琵琶湖を展望します。
この峠もにぎわっています。

・琵琶湖に向かって下ります。正面谷コースです。途中崩れた場所もありますが、青ガレを通ってイン谷口に出ます。
武奈の頂上から2時間ほどです。

・イン谷口からJR比良駅までバスに乗ります。便は20分に1本ほどあります。

武奈岳は、あと10日ほどで紅葉のまっさかりになると思います。


E琵琶湖に向かって下ります。正面谷コースです。途中崩れた場所もありますが、青ガレを通ってイン谷口に出ます。
武奈の頂上から2時間ほどです。

・イン谷口からJR比良駅までバスに乗ります。便は20分に1本ほどあります。

武奈岳は、あと10日ほどで紅葉のまっさかりになると思います。