長老岳(1998.6.6)はれ

長老ケ岳にわずかに残っていた根曲り竹の茂みを通り過ぎた明るいブナ林に「笹百合」が咲いていました。
花咲かないとまったく気づかずに通り過ぎてしまうほど、この百合の葉は笹に似ています。
少々歩きづらく登りが続いた道から左手に折り返した時、その先が明るい雰囲気に変わりました。最初、ブナ林の明るさかと思いましたが、それが笹百合のものであることがすぐに判りました。
「ささゆり」この百合の呼び名は、心地よさがあります。重たくなく、ごく普段着の感じがします。少し昔では裏山で良く見られた百合です。京都の近辺では、もう希少な花になってしまいました。

長老ケ岳は、古くからある山岳信仰の山と聞いています。その古くからと言う意味合いが、長老だそうです。
山深い場所ではありますが、ここでも林道が伸びてきています。あまり整備が進まない方が私には、好ましいのですが。


いました。

長老ケ岳は、古くからある山岳信仰の山と聞いています。その古くからと言う意味合いが、長老だそうです。
山深い場所ではありますが、ここでも林道が伸びてきています。あまり整備が進まない方が私には、好ましいのですが。