綾波育成計画
先日、プレイステーションの雑誌で「綾波育成計画」という文字を見付けました。これが新しいゲームのことなのか、これから開発されるゲームなのか全く解りません。肝心なのは私がこのことに関して名前以外の情報を持っていないということです。
「綾波育成計画」、私ならこう作ります。
ゲームは碇ゲンドウが培養槽に「綾波の素」を入れるところから始まります。
時間は4月1日から3月31日まで。3月31日で一応のエンディングを迎えることになります。
培養槽には綾波の身体の成長を促す培養液の他に綾波の性格を決定づける各種「綾波のエサ(爆)」を入れます。
つまりこのゲームは一週間の単位で身体の成長を調整する培養液の濃度と綾波のエサの配分を考えて各バロメーターを上げていくのが目的なんです。つまり・・・
自分好みの綾波を作れる!
成長具合から性格まですべて自分好みに育てることが出来るわけです。もちろん綾波の成長具合を見ることも出来ます。
でもそれだけではパソコン上でちょっと変わった熱帯魚を飼っているのと同じです。それではゲーム性が薄い!
そこで培養液や綾波のエサにお金がかかることにします。財源はネルフの予算です。毎月末にゼーレのじじいどもと交渉して予算を奪ってきます。そしてその中から綾波育成費を捻出する。
でもエヴァンゲリオンである以上、ゲンドウは司令官もこなさなくてはなりません。と言うわけで毎月使徒が来ます(なぜ?)。で、戦うのはオリジナル綾波(つまりゲーム中で作っているのは第二号ということになります)と、アスカとシンジの三人。
ゲンドウは毎週、育成計画を推進しながら、同時にこの三人を鍛えなければなりません。そして訓練費という名目でお金がかかります。またエヴァの開発研究もしなければなりません。それにもお金がかかります。
つまり、ネルフ予算は綾波育成計画とチルドレンの訓練費、エヴァの開発費の3つに振り分けられるのです。もちろん使徒に負けることはゲームオーバーを意味するので育成計画ばかりに予算を使うことは出来ません。
これで一気にゲーム性が出てきました。
余談ですが、面倒なときは訓練をミサトさんに、開発をリツコさんに委任することが出来ます。でも育成計画は極秘で行われているので二人は育成費を残そうとは思っていません。よぽっど予算に余裕がないかぎり多用するの危険でしょう。
ゼーレとの交渉ですがその交渉はその月にいかに使徒と戦ったかということが武器になります。つまり損害が少なければそれだけ予算が増えやすくなります。でも損害を少なくするにはチルドレンとエヴァにお金をかけなければなりません。
これこそジレンマです。
さて、ゲームの流れですが毎月2〜3回ミニイベントがあり、これをうまく処理することでお金をかけずにチルドレンやエヴァのポイントを上げることが出来ます。
そして夏と秋、そして冬に大きいイベントがあります。ここでは培養槽から綾波を出してその時の綾波とイベントを楽しむことが出来ます。おそらく成長や性格を調整できるというこのゲームの本質を考えると「まじかるアンティーク」のような一つの場面を数種類に分けるみたいな感じになるのではないかと思います。
そして感動のエンディング。これも数種類用意されることでしょう。
後は使徒との戦闘をどうするかと言うことですが、これはすでにチルドレンの強さとエヴァの開発状況というポイントが設定されているため、チルドレンポイントがシンクロ率に、エヴァの開発ポイントでエヴァそのものの強さや、新しい武器の登場といった方法が採れると思います。
戦闘方法はドラクエみたいにコマンドで戦っても良いと思います。HPがそのまま損害率に結びつけばゼーレとの交渉シーンも絵が見えてきます。
交渉シーンはやはり損害率の低さとコマンドによるゲンドウの話術、それからミニイベントなどで「ゼーレの弱み」とかを得られるようにしておけばゲーム性が出てきます。
どうでしょう?やってみたくないですか?
まだ諸問題は残っていると思いますがゲームの輪郭はこれで出来たと思います。しかもこのゲームは18禁でも可です。
それでは以上、国王の独語でした。
そう言えば、日本ではフランス語を仏語、イギリス語を英語と言う。でも独語はドイツ語ではない。なぜ?
