ドラゴンフォース
ドラゴンフォースの紹介です。ドラゴンフォースとはセガサターンのゲームなのですがこれがなかなかにおもしろいです。もう古いゲームなんですけどね。
どういうゲームなのかというとファンタジー色の強いシュミレーションゲームです。ですがその辺のあくの強いシュミレーションとはひと味違います。シュミレーションという程難しくなく、煩わしい戦略や、計算と言ったものをすべて排除しています。まずこの世界にはお金がありません。そこからもう違います。
この世界には150人強の武将達がいて彼ら一人一人に最高100人の兵士が配属できます。詳しいことを書くと説明書みたいになるのでこの際思い切って割愛しますがとりあえず私のように面倒くさいのは嫌だけどストーリーは楽しみたいという人にはぴったりの一品です。
なぜ私が今になってこんな昔のゲームの話をし始めたかというと最近ドラゴンフォースの続編であるドラゴンフォース2を再びやったからなんです。
このゲームの特徴は8つの国がそれぞれ独特の特色を持っていることにあります。先ほどファンタジーと言ってしまいましたがそれだけではなく、ある国では江戸時代の時代劇を思わせる武将達がいたり、中国の野党上がりの国王がいたり、北斗の拳のようなバイオレンスアクションを地でいくような国があったり、それぞれのジャンルがそれぞれの国を形成して一つの世界観を織りなしている。そんな感じなのです。
そして武将は150人を超えています。彼らは先ほどの8つの国のどれかに所属していたり、単に浪人としてフラフラしていたり、ゲームのストーリーとは全く関係のない目的で動いていたりと様々です。しかも凄いのが彼らは彼らできちんと人間関係を形成しているところです。兄弟や、恋人、親子、友達、敵、恩人、師匠、さらにどこどこの組織に属しているとかものすごい複雑な人間関係があるのです。勿論中には誰とも関係を持たずただフラフラしている人もいます。彼らはゲームが進む中でどんどん仲間になっていくのですがその人間関係で戦闘を拒否したり仲間になったりならなかったりかなり影響があります。おそらく大変な作業になるでしょうがこの150人を超える武将達の相関図は作れると思います。それくらい彼らは背景がしっかりしています。それがこのゲームの二つ目の特色です。
この人間関係はゲームをしているとストーリーには全く関係がないのでちらちらとしか見えないのですがその関係を暴いていくのも面白いです。
さて、武将が150人もいれば大変だろうと考えたあなた、心配いりません。このゲームは一師団5人までしか武将は組めません。つまり師団=パーティーなので5人以上のパーティーはないのです。そしてだいたい同時に動くのが二師団、多い人なら三つくらいなのです。武将はゲームが進むに連れてどんどん増えていき、最後にはほとんどの武将が配下になっていますが結局はほとんど決まった武将しか使わないのです。
この武将には様々な人達がいます。老若男女、美醜強弱(そんな熟語はありませんが)様々です。すぐにお気に入りの武将が出来て彼らばかりを使うようになります。私はやっぱり可愛い子を使ってしまいますが・・・。国王と行動を共にする第一軍、別行動で攻略を進める第二軍、そして洞窟を探検して宝物を探す探検団、私はだいたいこの三つでゲームを進めています。
もしやる機会があれば是非一度やってみて下さい。ストーリーも面白いですよ。「2」は「1」から500年後という設定で、全く違う物語ではなく、「1」のストーリーが世界の中に生きています。それではこれくらいで今日はやめときます。
以上、国王の独白でした。
