第31回 伝説の名探偵

さて各々方、今日もこのコーナーがやってきたぞ。精神科レクリエーションのコーナーだ〜!

 わ〜い。楽しそうですね。

声が小さい!!

わ〜〜い!

MORE!!

 わぁ〜い!!

 GOOD!!

 なにがgoodよ。かったるい・・・。

 お、お姉ちゃん・・・?

あ〜?あんたまだいたの?いつまで実習やってんの?まさかだぶってんの?

 ひ、ひどい・・・。

 Oh!レクリエーション、べりーたのしそうですねぇ。

あ?あんたいたの?無断欠勤かましといてよく帰ってこれたっつうか、っていうかアメリカ仕込みの図々しさ?

 ひ、ひどい・・・。

なんかあったの?

 さあ・・・。

 と、とにかく今日の出し物はコレ。名探偵K!

 体は大人!頭脳は子供!!名探偵K登場だ!!!

 おお!久しぶりだなあ

早速今日の本題!伝説の名探偵は誰だ!おっちゃん頼む!

 うむ、私が和製ポアロといわれた名探偵である。

さて、そこのしがないヤブ医者君。

僕はヤブじゃない!

けっ、しがないは良いのか?お前はしがない医者なのか?

ひ、ひどい・・・。

そんなことよりしがない医者君、彼が誰だか知っているかい?

しがなくもありません。和製ポアロといえば明智小五郎だね。

・・・。

ん・・・・?

・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

早くしろよ!みの○んたの真似してんじゃねぇよ!うざいんだよ。さんざんにらみ合った後CM入ったかと思えばCM明けでまたにらみ合いの初めから繰り返しやがって!!

正解!!

明智小五郎です。

で?(とりあえずはるかさんは無視することにした)

この度、明智小五郎さんは洗礼を受けました。

洗礼ってキリスト教のアレ?

正解。そこで僕がすてきなミドルネームを付けました。

洗礼したらミドルネームが必要ですネ。なんて付けたのですか?

”ん”

”ん”?

そう、”ん”こそは古代日本では最後に現れる者、または幕を引く者という意味があり、高貴な人や戦に勝った武人を表すとされました。

ええ!!

いつも事件を解決する明智先生はある意味幕を引く者と言えるかも知れません。

確かに・・・。しかしそれ本当の話なの?

むろんです。五十音の最後に来るのは”ん”です。また”ん”から始まる言葉は日本にはありません。そしてこの言葉を意味するゲームとして”しりとり”が古代より伝わっています。

むむ、信憑性あるなあ。

ではどうでもいい医者君、君に明智先生のフルネームを呼ぶ栄誉を授けよう。大きな声でどうぞ。

僕はどうでもよくありません!

さあ!叫ぶのだ!

あけち”ピー”こごろう!!

・・・。

あれ?”ピー”ってなんだろう?

once more

あけち”ピー”こごろう!!

・・・。

・・・。

・・・?(意味が分かっていない)

誰か何とかしろよ!このバカ医者!

待ってくれ!コレは罠だ!僕をはめる罠なんだ〜〜!!

泣いて行っちゃいましたね。

精神科って怖い・・・。

あら?私なにをしていたのかしら?何で病院に?

はるかさん元に戻ったんですね。


 今回のはるかさんは様子が変だ!一体なにがあったのか?次回、はるかさんになにが起こったか?もしくは千葉先生タキシードクリニック再開!?または全然違う内容でお送りします。