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キェェェェッ〜!!また来たったでぇっ! |
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ポセイドンやでぇ。 |
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ロデムです。 |
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オラ、われぇ、またわしらの時代が来たっちゅうことや。 |
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そうなのかなあ? |
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まあ、久しぶりと言えば久しぶりやな。 |
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あん?なんやあいつは? |
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私のこと? |
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ロデムぅ! |
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は、はい! |
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われ!あの山の上まで走ったらんかい! |
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え、なぜですか? |
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ああ〜?なにをごちゃごちゃ言うとんねん!!ゴー!や。 |
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ひぇぇ、わかりました〜。 |
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なんて人なの・・・。 |
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おい、われ何でここにおんねん。 |
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は? |
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われも走らんかい! |
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何であたしが走んなきゃいけないのよ! |
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アホかぁっ!!ウサギとカメいうたら徒競走やないかい!ごちゃごちゃ言わんとわれは早よゴール前まで走って寝とればええんじゃ! |
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何言ってんのよ!勝手なこと言ってると月に代わってお仕置きよ! |
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キョエェェッ!!われぇ!わしの頭突き見せたるわぁっ!ほりゃ!バキ!てい!ボカァ! |
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きょ、今日はこのくらいにしといたるわ。 |
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まさかこんな鳥にやられるなんて・・・。 |
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ロデムぅ!ウサギは死んでもわしが走ったるでぇ! |
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はい!会長! |
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おう!われ、何でまだここにおんねん? |
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え?いや、全力疾走中です。現在。 |
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遅いんじゃわれぇ!われは呪いのカメかい!われ背中乗れや! |
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え?はい! |
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逝くでぇ!わしは飛行機の免許も持っとるんや!飛んだるでぇ! |
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え?ダチョウは飛べないんじゃ・・・。 |
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気合いじゃあ!気合い入れんかいわれぇ!ヨ〜イ、ドン! |
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逝ってしまったわね。 |
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あれ?死んどったんやないの? |
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冗談でしょ?何で私があんな鳥頭に。ところであなた今までどこ行ってたの? |
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ああ、うまいもん見つけたよってに食べてたんや。 |
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テナー!テナーはどこじゃあ! |
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また変なのが来た。 |
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各々方、わしの息子のテノールを見なかったか?この辺りから気配がしたのだが。 |
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とうさ〜ん。 |
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なんか言った? |
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何も言うてへんで。 |
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申し訳ないが口の中を見せてもらってよいかな? |
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別にええで。かぱっ |
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父さぁ〜んっ!!ボク食べられっ!! |
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北虎柔破斬!! |
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な、なぜ・・・。 |
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まさかカバの口から奇襲攻撃とは、なかなかの成長だ。だがまだわしには通用せん。 |
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なんか今、食べられてた、って聞こえたんだけど。 |
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何ぃっ!! |
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なんや、食べたらあかんもんやったんかいな。 |
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テノ〜ルゥ!父を許しておくれ〜!! |
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今回はまさかこれで終わり? |
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またそのうち帰ってくるでぇ |