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あぁあ〜!!バカとはやってられませんな!バカとは! |
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ぬぅおぉぉっ!!貴様またしても!! |
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バカだからバカ!って言ったんじゃねーか!! |
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ふんぬぅ〜。 |
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はっはっはっは!血が吹き出るほど悔しいですか。 |
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きょほほほほほ。 |
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また病院行きか? |
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よく思い出したら、きさまもバカじゃったのじゃよ。 |
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俺はバカじゃねえ!それに「も」ってことはあんたは少なくともバカなんだろ?認めるんだろ?え? |
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そうじゃよ。ワシはバカじゃよ。 |
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う・・・。み、認めやがった。 |
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それ、どうした?わしは自分がバカじゃと言っておるじゃろう。 |
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何だか堂々としているぞ。後光さえ感じられる・・・。陛下!私がバカでした!!自分で自分のことをバカなんてなかなか言えるものではありません!!!私がバカでした!!!! |
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おお!!解ってくれたか!友よ!! |
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はい!私はバカです!! |
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そうじゃあ!おまえはバカじゃあ!! |
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はい!はい!!私はバカです!!! |
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ところで、宰相。実はわしは嘘をついておった。 |
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なるほど!バカなら嘘もつきましょう! |
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いや、わしがバカじゃったと言うのが嘘なのじゃよ。 |
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はぁ? |
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悪いの、バカは貴様だけじゃ。きょほほほほ。 |
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ああぁぁん?てめぇだけがバカだろう?おれはてめぇに合わせてやっただけだよ! |
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何を言っておる!さっき心の底から認めておっただろうが! |
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俺は役者なんだよ! |
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なぁにが役者じゃ!ぺっ、ぺっ、ぺっ |
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うぉ!汚ねぇ!唾吐きやがった。お返しだ!ぺぺぺぺぺぺぺ |
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うほぅ!いま、ついたぞ!わしにバカを感染す気か!? |
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すでにバカの抗体はあるだろうが!バカなんだから! |
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むきょぉお!言わせておけば!なのじゃよー! |
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テナーはあんな風になっちゃ駄目よ。 |
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は、はぁ・・・。 |
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・・・ |
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・・・。 |
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バカの真似はやめときますか、陛下。 |
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そうじゃの。あんまり練習が過ぎると勘違いされるわい。 |
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(練習だったのか、あれが・・・) |
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本気でやっているようにしか見えませんでしたけど。 |
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ほっほっほ。「無知の知」と言うじゃろう?自分がバカだと知っている者の方がまだマシということじゃよ。 |
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ソクラテスですわね。陛下がよくそんな言葉を知っていましたね。 |
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おまえさりげなくわしをバカにしておるじゃろう? |
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さりげなくではなくおもいっきりですわ。 |
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・・・ |