忠臣蔵外伝四谷怪談

見る価値 ☆☆☆

 ボクはこれまでここではテレビで見た映画については語ってきませんでした。なぜならここが「レンタルの勧め」だからです。でもあんまり酷かったから言わせて。

 ボクはこれまで深作欣二監督の作品は見たことがありませんでした。バトルロワイアルというのがあると知っていても見たことはありませんでした。世間が騒ぐからどんな物だろうと思って見たのです。

 なんですか?あれ。キャストは豪華です。津川雅彦の大石内蔵助、渡部恒彦の堀部安兵衛、蟹江敬一の悪役も見事でした(なんかサスペンス劇場のキャストだな)。高岡早紀の乳(でかい)も見れました。でも主人公は佐藤浩一なんです!

 いや、それはどうでも良いんですが・・・。これは四谷怪談の田宮伊右衛門が赤穂浪士で、忠臣蔵の一見に関わっていたというお話なんです。まあアイデアとしては面白いじゃないですか、でも!その結果忠臣蔵の良いところも四谷怪談の良いところも無くなってしまった・・・。アレが本当に深作欣二懇親の作だとしたらバトルロワイアルは見る価値ないですね。

 お色気あり、笑いあり、暴力あり。B級映画ですか?要素を盛り込めば良いというのはB級映画のやることでしょ。この作品は豪華なキャストを付ける必要全くありません。Vシネマでやれば?ってかんじの作品でした。

TAXI 3

見る価値 ★★☆

 全く肩の凝らないメジャーなコメディ映画です。今回はサンタ強盗団を捕らえるため、おなじみエミリアとダニエルのコンビが活躍します。エミリアを先に書いたのはこっちの人の方が好きだから。主人公はダニエルです。

 ダニエルのプジョーも大活躍です。アレって前輪駆動だったんですね。今まで知らなかった。まあ、笑ってみる映画ですね。ストーリーも特に重要ではないし。でもこんな映画結構好きです。

マッチスティック・メン

見る価値 ★☆☆

 まあ、そこそこ面白い映画でした。マッチスティック・メンとはいわゆる「詐欺師」のことだそうで、主人公のニコラス・ケイジは詐欺師のロイという男性を演じています。



ミスティック・リバー

見る価値 ☆☆☆

 ミスティックという割には推理サスペンスではありません。事件はジミーという男の娘、ケティが殺されることで始まります。

 そしてその事件を追う刑事はジミーの幼なじみのショーンです。そして容疑者は更に幼なじみのデイブという男でした。

 ストーリーはもう面倒なので語りませんがこのストーリーはかなり理不尽な物を感じます。不幸な人が最期まで不幸で、誰一人救われない結末。
 
 人間の嫌な部分を描いた映画といっても良いでしょう。弱い者は最後まで叩きのめされる。そういうことでしょうか?私はこういうのは嫌いです。

マトリックス・レボリューションズ

見る価値 ★☆☆

 マトリックスの最終章です。今回は前回までのように映像やアクションに凝っているという感じではありませんでした。マトリックスの謎を解くと言うよりは今回は現実世界での戦いがメインでした。

 最終的には主人公のネオと宿敵スミスの戦いで決着がつくわけですがすごい戦いなんですね。空を飛んで空中で戦ったり、ものすごいパワーで地面をへこませてみたり、あ、ドラゴンボールだ。

 まあそういうわけで今ひとつになってます。悪いけど。

 あと映画だということを忘れないで欲しいです。毎週やってるテレビドラマじゃないんだから見てる方は前のストーリーなんて正確に覚えていないでしょう。設定でよく解らないとこが結構ありました。