フレディ VS ジェイソン
見る価値 ★★☆
これは面白かったです。それぞれ独立したはずの存在のフレディとジェイソンの対決です。結局勝つの第三者の人間なのですが。
皆さんフレディってご存じですか?知らない人のためにちょっと説明。フレディとはエルム街の悪魔で、子供達の夢の中に出てきて夢の中で殺してしまうという化け物です。
フレディは最近子供達が自分のことを忘れてしまって自分の存在が危うくなっていることに危機を感じています。彼の力の源は、子供達の恐怖なので忘れられてしまうと存在そのものが消滅してしまうのです。
フレディは考えました。どうにかして子供達に自分のことを思い出させたい。だが自分は夢の住人だから直接手を出すことは出来ない。そこで彼は不死身のジェイソンを甦らせてエルム街へ呼び寄せることにしました。彼が街で暴れればきっと周囲の人間は自分を思い出すと思ったからです。
彼の思惑通り、ジェイソンが惨殺を繰り返すたびに子供達はフレディを思い出し、彼も夢の中に忍び込めるようになりました。ですが、そうなってからもジェイソンは止まらず、ついにフレディの殺しを邪魔するようになってきました。
そしてそこからがフレディとジェイソンの対決です。夢の悪魔と現実の悪魔がどのように対決するかは見てもらえばよいのですが、とにかく迫力はあります。この戦いは一見の価値ありです。
呪怨2
みる価値 ★★☆
記念すべき第100本目は呪怨2です。前回呪怨で現在もっとも怖いと思われる映画だと評価していた続編です。
さて、続編はどうでしょう。内容は前回と同様伽椰子と俊雄に関わった人達が次々とその呪いにより殺され、最後にはひとりも残らない。このパターンでした。
なんか同じような展開で面白味に欠けるのですが、そこは呪怨ですので今回も怖がらせてくれます。暗い部屋で一人でみる専用。これを見た後はきっと家具と壁の隙間を見るのが怖くなる。
隙間を見たとき、その奥で誰かと目が合ったらあなたはどうしますか。
スパイ・ゾルゲ
見る価値 ★☆☆
この映画はなんと言っても長いです。3時間です。3時間ですよ奥さん。この長さが1点になった理由です。
内容はモスクワのスパイ「リヒャルト・ゾルゲ」と彼を手助けした日本人「尾崎秀実(ほつみ)」の半生を描いた物です。
物語と言うよりは記録的な感が強く、当時の日本や日本を取り巻く状況を映しています。だから山場と言える部分があまりありません。それだけに面白くないんだ、これが。
映画的なおもしろさを求める人には辛いかも。なんと言っても3時間だし。興味のある人だけどうぞ、ってかんじの作品でした。
エニグマ
見る価値 ★☆☆
この題名だけを見ると何だかドイツ軍との暗号戦を繰り広げる内容だったり、ドイツ軍の暗号であるエニグマを巡っての戦闘だったりするのかなあ、なんて思ったりしますが事実は違います。(笑)
どちらかというとエニグマにまつわるサスペンスもの、という感じです。はっきり暗号はあまり関係ない物と思われます(爆)。まあ、確かに暗号解読をするシーンがあったり、暗号を解くことによって事件の隠された真相が見えたりするので必須アイテムと言えなくもないのですが・・・。
鬼気迫る暗号戦、一分一秒の緊張感。そういう物を味わいたかった人(実は僕だったりしますが)は肩すかしを食らったような気がして何がどうなってもつまらない映画だったと思うこと請け合いです。
アリス
見る価値 ★☆☆
ナオミ・ワッツのアリスです。この映画のキャッチコピーは怖い夢には続きがある、と、アリスの移り住んだ屋敷には虐待された魔女が隠れ住んでいた、というものでした。
しかし!!そういった感じはあんまりなく、怖いと言うよりはただ陰鬱なだけの映画だったような気がします。魔女とかあんまり関係なく、そういう人もいるというくらいで、期待されたアリス対魔女の対決という図式ではありませんでした。
まあ、とにかく人間の汚さというか、そっちがメインのお話でした。嫌な気分になること請け合いです。しかも終わっても爽快感がなく鬱々とした気分のまま見終わってしまいました。
