国王の独白

CM

 最近、本当に様々なCMが流れていますね。今ボクが楽しんでみているCMはDIONのADSLのCMです。男性が交番のお巡りさんに「トイレを探しているのですが…」と尋ねるとお巡りさんが「トイレ…」と言ったきり固まってしまうんです。そして「ピーピロロ…」というあの懐かしい音。もう一人のお巡りさんが「そいつまだADSLじゃないんだよ」と言って登場します。
 あれは、アナログ回線の時からインターネットをやってきた人じゃないと実感ないだろうなあ。ぼくもアナログ、ISDN、ADSLとステップを踏んできているのでとても楽しかったです。
 ずっと気になったいるのは最近の金融会社のCMの氾濫です。なぜ公共団体の訴えがないのかほんと不思議ですね。公序良俗に反するというのはああいうモノを言うのかも知れません。お金を借りてまで友達と遊びに行くとか、お金を借りてまで彼女にプレゼントすることとかがいかにも当たり前のように描かれているのがたまりません。
 せっかく、以前に深刻な取り立て問題が表面化して大変なことになったのだから、お金は慎重に借りましょうぐらいのイメージでやった方がいいのではないでしょうか。
 深夜のアダルト番組を禁止した森前首相にそんなモノより金融会社のCMを禁止しろと言いたいです。アダルト番組は見たいんです。(←本音)
 最後に、いつの間にか見なくなりましたが政府CMで障害者を取り上げたモノがありました。あれは意外でした。テレビで見る障害者はいつも一般ウケできる人たちばかりであのころは特にドラマになったり、乙武さんとかで現実と若干違うイメージが世の中に流れていましたからボクは国は障害者を国民の目に触れないようにしているんだろうか、などと思っていました。だけどあのCMは本当の障害者が出ていたのです。すごいことだと思いました。国が障害者に目を向けてくれたのだ、と嬉しく思った程です。
 以上、国王の独白でした。