こども
今日は”子供”についてです。以前も子供をテーマに書いたことがありましたが今回はしつけの話ではありません。子供にまつわることで国王がいろいろ思うところを語りたいと思います。
最近は子供を”子ども”と表記するのが流行のようです。理由は子供という漢字は大人の供という意味だからだそうです。つまり、子供は一人の人間であって、人権もあり、大人のお供ではない、というのが主張です。
ですが国王は”子供”という表記は正しいと考えて頑固に使い続けます。なぜなら子供は大人のお供だからです。
子供は一人の人間と言うには未熟だし、何でも保護者が必要で、とても一人前の人権があるとは思えません。そもそもそういった子供を大人と同列と捉えるのは間違いです。だから子供は”子供”でいいのです。
だからといって子供を大人の言いなりにしても良いというものでもありません。それだけは断っておきます。子供としての人権は守るべきです。
以前にも言いましたが、子供が大人と同列という最近の風潮には本当に憤りを覚えます。それは大人が馬鹿にされているとかいった類ではなく、保護されている分際で(言葉が悪いですが)保護者に対して何の感謝もできないということに憤りを覚えます。そういう基本的なことができない子供が大人になったらどうなるんでしょう?きっと立場をわきまえることができない人間になるでしょう。
もう一つ、違う話ですがアメリカンファミリーのアフラックという生命保険のコマーシャルをご存じでしょうか?現在は柳葉敏郎さんがやっておられますが、以前は幼稚園児が「よ〜く考えよう。お金は大事だよ〜」って歌ってたやつです。
あれを見たとき何とも言えない不快感を覚えました。このCMを作った人は感じなかったんでしょうか?国王は、子供がお金の話をするなんて!と思って腹立たしさを感じました。それがたとえお金の価値を知らずに歌っていたとしてもです。それを言わせる制作者の神経を疑います。子供がお金は大事とかそんなこと言うなんてぞっとします。子供の純真さが失われてしまう!制作者は本当に何を考えていたんでしょうか?これはもう子供を子どもと書くとかそんなへちょい話ではありません。
ところでもう一つ子供が出てくるCMがあるんです。それは「しさんうんよう」とか言うやつです。子供がおじいちゃん子で祖父がいつも「資産運用」と繰り返しているモノだから九九の「4x3=運用」としか言えなくなってしまったというモノです。
でもこれは何というか微笑ましいんですね。実際はあり得ない話で孫の前で資産、資産と言っている祖父もどうかと思いますが子供はそれを何も知らず純真に覚えてしまった。このCMは子供の純真さをよく表せている思います。全く腹も立ちません。「こんなことありえねぇ」と笑えます。
さらにもう一つ、それは知的障害者です。彼らはわずかな知的年齢であるにもかかわらず、二十歳になると選挙権を持ちます。基本的人権がある以上それが当然でもあるわけですがなぜ投票に行かせるのですか?
投票に行く、それ自体は悪くありません。でも訳も解らないのに周りの健常者の都合で言いくるめて投票させるのはおかしくないですか?アフラックのCMもそうなんですけど、僕はこの大人の都合で訳も解らないままやらす、というのは大嫌いです。
大体、わずか10歳未満の知的年齢しかない知的障害者に投票させることは、国が10歳未満の子供でも選挙に参加できるだけの判断力があると認めているということでしょうか?だったらなぜ選挙権は二十歳からなのでしょうか?こう考えるともはや今の若者を見ていると選挙権は資格制度にしても良いのではないかとさえ思われます。
選挙権の資格化、そんなに難しいテストでなくても常識を問う問題で、原付の免許くらいのレベルで施行すればよいと思います。もちろん免許を取れば選挙に行くことを義務づけるのは当然ですし、そのための不在者投票のシステムはもっと充実するはずです。
選挙権の資格を取らなければ世帯主になれなかったり、保険の被保険者にはなれないとかペナルティは当然あるでしょう。もちろん就職にも響いてくるはずです。
この際思い切って試験資格は15歳以上でいいと思います。つまり中学を卒業したら資格が取れる。なぜなら人によっては中卒で立派に社会人になっている人もいるのだから。今の二十歳以上なら誰でも、というのは少し安直すぎると思います。
さてさて、今回は子供というテーマから思わず選挙権まで語ってしまいました。それでは以上、国王の独白でした。