ボーイスカウトとは? |
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自立心のある健全な青少年の育成を目指した、世界的な社会教育運動です。自然体験や社会奉仕活動をはじめ、少年たちの好奇心や探究心に応える活動を通じて、心身ともにバランスのとれた人格の形成を目指します。 ボーイスカウトとは「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」という意味をもっています。 ボーイスカウト運動の目的・方法は世界共通で、1907年にイギリスで始まって以来、世界中に拡がっており、現在では世界216の国と地域、約2800万人がこの運動に参加しています。日本では約20万人が加盟しており、全国的・世界的な活動を展開しています。 |
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対象年齢・教育指針 |
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各年齢にあった育成を行うために、5つの部門によって構成されています。
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ちかいとおきて |
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ボーイスカウトには、その目的達成のために、日常行動の規範となる3つの「ちかい」と8つの「おきて」があります。 「ちかい」は、ボーイスカウトの創始者ベーデン・パウエルが示したスカウティングの原理 ○ 神へのつとめ ○ 他人へのつとめ ○ 自分へのつとめ を実践することを約束するもので、ボーイスカウトに入るためにはこの「ちかい」をたてる必要があります。 「おきて」はこれらを実行しやすいように分かりやすく示したものです。 ちかい 私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。 1.神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります。 1.いつも、他の人々をたすけます。 1.からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。 おきて 1.スカウトは誠実である 2.スカウトは友情にあつい 3.スカウトは礼儀正しい 4.スカウトは親切である 5.スカウトは快活である 6.スカウトは質素である 7.スカウトは勇敢である 8.スカウトは感謝の心をもつ また、ビーバースカウトやカブスカウトにはこれらの「ちかい」と「おきて」は難しいので、それぞれの年齢に応じて分かりやすくしたものが「カブスカウトのやくそく」「カブ隊のさだめ」であり、「ビーバースカウトのやくそく」「ビーバー隊のきまり」です。 ボーイスカウト部門以上と同じように、入隊するためにはこれらの「やくそく」をする必要があります。 カブスカウトのやくそく ぼく(わたくし)はまじめにしっかりやります カブ隊のさだめを守ります カブ隊のさだめ 1.カブスカウトは すなおであります 2.カブスカウトは 自分のことを自分でします 3.カブスカウトは たがいに助けあいます 4.カブスカウトは おさないものをいたわります 5.カブスカウトは すすんでよいことをします ビーバースカウトのやくそく ぼく(わたくし)はみんなとなかよくします ビーバー隊のきまりをまもります ビーバー隊のきまり 1.ビーバースカウトは げんきにあそびます 2.ビーバースカウトは ものをたいせつにします 3.ビーバースカウトは よいことをします |
年間費用 |
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※ 活動費は別途、交通費、大型プログラム(スキー・キャンプ等)参加費、班・組費などが必要です ※ 育成会費は1家族あたりの金額です |
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制服・備品等 |
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入団・上進に際して、各部門で必要な制服や用品等をご購入いただく必要がございます。 詳しくはお問い合わせください。 |
ボーイスカウトって何ですか? |
自立心のある健全な青少年の育成を目指した、世界的な社会教育運動です。 青少年が自発的に自らの健康を築き、社会に奉仕できる能力と人生に役立つ技能を体得し、よき社会人として成長できるよう教育することを目的としています。 後藤新平(ボーイスカウト日本連盟初代総長)が残した「自治三訣」の言葉 「人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そして酬いをもとめぬよう」がボーイスカウト運動の本質をついた名訓として伝えられています。 |
どんな教育法ですか? |
ボーイスカウト教育では「班制教育」と「進歩制度」という独特の教育法を「野外活動」として行ないます。 「班制教育」とは異年齢による班(小さい自治的なグループ)の活動を通じて協調性と責任感を養成するものです。 「進歩制度」には課目を達成することで上級に進んでいく「進級課目」と、社会や自分自身に役立つ各種の技能を自分で選んで修得することで自己啓発を促す「選択課目」があります。 つまり、ボーイスカウトの教育法は少年たちの自主性・積極性を養い、個性を伸ばしつつ、集団の中での自己の責任を自覚できるように考えられているのです。けっして画一的な団体訓練ではありません。 |
どんな人が指導しているのですか? |
ボーイスカウトの各種研修・訓練を受けた子ども好きなボランティアが指導しています。 ほとんどの指導者は普通に職業を持ちながら、仕事と家庭の都合をつけて指導のために参加しています。 よく誤解されますが、"ボーイスカウトの指導者"が職業ではありません。 |
どのような活動をしているのですか? |
ハイキングやキャンプなどの野外活動を中心に、自然を学び、友情や協調の精神を育成します。 普段は月2〜3回程度、日曜や休日などに集まり、年齢層に応じた工作やゲーム、野営技術、野外料理、ロープワーク、自然観察などを学びます。 また、連休や夏休みには長期のキャンプを行なうこともあります。 |
学業のさまたげになりませんか? |
月に2〜3回程度、余暇の時間を利用して遊びながら学ぶのですから、学業のさまたげになる心配はありません。 それどころか、自主性や自立心、集中力が養われ、学業にも良い効果が見られるでしょう。 実際に活動を続けながら進学したスカウトの多くは、自ら目標を設定し、努力することで自分を高めています。 |
保護者の負担があると聞いたのですが? |
活動の内容によって、引率や作業の補助などのお手伝いをお願いする場合があります。 また、カブスカウト隊では半年ごとに持ち回りでデンリーダー(組担当の指導者)をお願いしています。 普段の家庭ではなかなか見ることのできない集団の中での自分の子どもを見られる良い機会ですので、ぜひご協力ください。 ボーイスカウト教育では家庭で行なうプログラムも提供していますので、ぜひ一緒に楽しんでください。 |
費用は高くないですか? |
ボーイスカウトは「質素」が基本です。 指導者たちは無報酬で奉仕するボランティアであり、持ち物も最初から全てをそろえる必要はありませんので、必要最低限の費用で済みます。 習い事や塾などに比べるとはるかに安いものです。 |
ボーイスカウト枚方第2団とはどんな組織ですか? |
日本ボーイスカウト大阪連盟 北大阪地区に所属する組織です。 ボーイスカウトの団には特定の地域からなる「地域団」や特定の宗教からなる「宗教団」などがありますが、枚方第2団は浄土真宗からなる宗教団で、浄行寺というお寺に本拠を置いています。 発団は昭和31年で、枚方市駅近在の7つのお寺で行われていた日曜学校が基になっています。 |
浄土真宗の信者ではないのですが |
ボーイスカウトでは加盟員がそれぞれ明確な信仰を持つことを奨励していますが、特定の教宗派を支持・強要することはありません。 枚方第2団は浄土真宗本願寺派の宗教団ですが、お寺の門をくぐり、一緒にお念仏してくださる方であれば、どなたでもご参加いただけるように考えています。 また、それらに抵抗がある方には近隣の団をご紹介いたします。 |
もっと詳しく知りたい |
「もっと詳しいことが知りたい」「近くの団を教えてほしい」等、お気軽にご質問ください。 (ご返答までに時間がかかる場合がございます) |