あ〜 Top

アイ・アム・サム

I am SAM 助演女優がステキでした。 まず、弁護士のミッシェル・フェイファ。すごく惹かれる女性で、この人が出てる他の映画も見てみたいと思った。 そして、ルーシーを演じるダコタ・ファニング。ちょーーーーかわいーーーー! ハリー・ポッターのハーマイオニーもかすんだね。 すでにいろんな番組に出てるみたいだけど、ホントこれからが楽しみだねぇ。 本編ももちろん良かった。全編に流れるビートルズの曲。 Lucy in the sky with Diamond, Strawberry fields forever など。 アビーロードのジャケットのシーンもパロッってて私ら年代には大ウケ! そして根底にあるのは All needs is Love! それだけじゃ生きていけないって思ってるほとんどの人がちょいと考えさせられる映画だったね。−の− Top
I am legend

アイ・アム・レジェンド

うーん。なんかアルマゲドンっぽい。
人類を滅亡の危機から救うために最後は自分が犠牲になるってとこ。
でも、現代における兵器と科学ををもってすれば、もっと有効な手立てがあるように思いますが・・・。
これ言っちゃうと映画のテーマを根底から否定してるか?20080112 −の− Top

相棒 −劇場版−

相棒 −劇場版− 「相棒」初日、しかも朝一の上映に行ってきました。
激昂し躍動する冷静な右京さん、いつも以上にファイト一発な薫ちゃん! 2時間の間、一秒たりとも無駄な描写や台詞はありません。 したがって、まったく目をそらすことができないので、上映前にはトイレを済ませ、買ったポップコーンは前宣伝の間に食べてしまうことをお勧めします。
起承転転転結といういうまことに巧みで見事な事件の流れ、チェスが大きな鍵となる今回は右京ワールドの真骨頂と言ってもいいでしょう。
シチュエーションにマラソン大会を配したのもぐっとスケールを広げています。
そして、西田敏行がいつもテレビで見ているのとはまったく違う味を出した役どころで、ガハハ笑は一切封印し、心情に深く響きます。
また、「相棒」ファンの心理をくすぐるシーンが随所にあるので、「相棒」ファンなら、いかなる万難を排してでも劇場で観るべき作品です。20080501 −の− Top

相棒 −劇場版U−

相棒 −劇場版U− テレビドラマから続いてる、という設定だったので、年内に見なければ…と思い、見てきました。
前作の劇場版と比べて、地味な印象ではありますが、「これぞ、相棒!」って感じで満足しました。
あんまり詳しく書くと、ネタバレになるのですが、最後、相棒ファンなら「えっ!ホンマにっ?!」という感想で見終わると思います。
話が地味で映画館で見なくてもいいけれど、ファンは早めに見るべきですね! 20101231 −ゆ−

今年中に見ておかなければ!と少々熱っぽい体に活を入れて行ってまいりました。
話自体はTVのスペシャル版でありがちな内容かな?と思いましたが、迫力のある爆破シーンや平然と体を張っている右京さんには見応えがありました。
公安によるテロのでっち上げなどは、SPとイメージがダブってしまいましたが、エンディングでまさかあんなことになるとは。
ところで、エンディングロールにフィリピンロケクルーの名前があったので、いつフィリピンに行ったっけ?と思っておりましたら、後日見た「見どころ満載スペシャル」という番組で、あの爆破シーンをわざわざフィリピンまで撮りに行ったということでした。
また、映画を見終わってから、もう一度直前の相棒を見直しましたが、きっちりつながる感じで終わってましたね。映画の前に見直せばよかった。 20101229 −の− Top

相棒 −劇場版 V−

相棒 −劇場版 V− 軽妙な音楽と謎解きをひけらかすような早口、シャーロックを彷彿とさせていたのかな? 相棒にも時代の変遷を感じずにはいられませんね。 背景はそこそこ大掛かりだろうけど、論点はTVシリーズのスペシャルで取り上げても差し支えないキャパシティです。 ただし、このシチュエーションに一番似合う相棒は薫ちゃんでしょうね。見てて何度も思いました。「これが薫ちゃんなら・・・」と。 また、今回の核となる問題ですが、日本国民にとっては結論を出しづらいもので、さすがの右京さんと言えども、白黒はっきりさせて良いものかどうかと思いました。 20140430 −の− Top

相棒 −劇場版 W−

相棒 −劇場版 W− 4月1日、サービスデーを利用してやっと見に行けそうだと、公式サイトをPCでチェックしていると、 トップページのメニューラインに「ABOUT THE MOMIE(作品情報)」というのを見つけて、気になって仕方がなくなりました。 「相棒」ともあろうものが公式サイトでここまで堂々とスペルミスを放置するわけがない。 本編を見ればこの謎が解けるのでは?などと思いながら情報を収集しすぎ、犯人まで知ったうえでの鑑賞となってしまいました。 それでも十分楽しめたし、犯人の苦しみに心を揺さぶられました。 途中、「江守徹」の名前を思い出すことに少し時間を割いてしまいましたが。 犯人は分かっていたけれども、「復讐」という動機付けに疑問を感じていたら、最後には「やっぱりそうだよね」と納得できる右京さんの推理が披露されて完結。 しかし、相棒ではこの趣旨のテロ事件を扱った内容は使いまわされていますね。
今回ちょっと引っかかった点ですが、「冠城」を「カブラギ」と初見で読めるものなの?関東ではそんなにメジャーな名前なの?しかも彼女、日本で教育を受けていないでしょ? それと、右京さんの傷の具合についてももう少し詳しく知りたかったな。月本幸子さんにはちゃんと新しいスマホを買ってあげたのかしら?
結局、「MOMIE」については本編を見てもわかりませんでしたが、公開当時の「Wを探せ」というイベントがらみなのかなぁ?とモヤッと自主解決しております。 20170401 −の− Top

相棒 −劇場版 X DAY−

相棒 −劇場版 X DAY− 今回は伊丹刑事のスピンオフです。 アナログ刑事と田中圭くん扮するデジタル刑事とのミスマッチがいかにも滑稽で、よく笑わせてもらいました。 圭くんは相棒11の最終回に出演していましたが、12以降にもちょくちょく出演することを望みます。
ストーリーは最近のヨーロッパ諸国で現実に起こっている国家の経済破綻を元に、日本でも起こりうるという仮定で進められていく。 アベノミクスという造語も出てきている今、経済の行く末が案じられ、かなり現実的な背景だ。 日本のお札がタダの紙キレになる日が来るのか? 日本という会社の上層部のごくごくひとにぎりの人間が指先ひとつで転がしているのかもしれない。 その事実を私たち国民は何も知らない。また、知る必要がないことなのか? 20130330 −の− Top
蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜

蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜

即位式の大勢のエキストラ出演シーンは、あっ!すごーいとは思ったけど、勝敗の戦利品が女!って言うジンギス・ハーンの時代にゃあ反感買ったねぇ。 戦争で苦しむのは女だって言うセリフあったけど、涙出るほどの表現でないし、まして日本人・日本語のモンゴル映画も違和感あるわ。 20070309−お花− Top
赤い月

赤い月

よかったよ。友達は隣で泣いてたらし。私は原作読んでたんで涙はなかったけど。 上下2巻の長い話をどう料理するのかと思ったけど、ロシア女性の処刑シーンから始まって本の凝縮版って感じやった。 全体に色調を抑えた中で常盤貴子が赤いドレスで踊るシーンが印象的やった。 原作では牡丹江からのハルピンへの逃避列車の記述が強烈な印象やったけど、映画ではあまり重要視されてなかったのかな? 氷室役の伊勢崎なんとかがモボモガって昔の男前の感じをよくだしてた。 満州に到着したばかりの常盤貴子を片桐はいり!って思ったのは私だけ?−し− Top

悪人

悪人 「感動した」という種類の内容ではないけれど、「今の若い子達ってちゃんと恋愛できてるんかな?」っていう憂いを持ちました。 毎日毎日一生懸命働いて、自分を取り巻くものたちに感謝し、慈愛をもってそれに応えていく、人間だからこそできる生き方というものがまったく感じられない、携帯を操れるだけのただの動物のようになってしまっているのでは?と思ってしまう。 人間として正しい生き方の定義を明らかに説明することはできないけれど、それができていない人たちを悪人と呼ぶのだろうか? また、映画に出てくる食べ物がまったく美味しそうに見えない。そして美味しそうに食べない。そういうところも不幸というか無機質な人間の背景になっているなぁと感じました。 最後に、エンドロールの方言指導で「博多弁」「佐賀弁」「長崎弁」と担当が分けてありましたが、関西人の私にはその三つの違いがまったくわかりませんでした。 20101127 −の− Top
Others

アザーズ

面白かったね!心地良いハラハラドキドキで話しに引き込まれ、だんだんと謎が明かされていく
最後にはなーるほど!って納得の結末が・・・
今現在の自分もアザーズかも?って考えることがある。
でも、アザーズじゃない人たちの方がよっぽどビジュアル的に怖かったね。(笑)−の− Top
アーサーとミニモイの不思議な国

アーサーとミニモイの不思議な国

冒頭からすごく惹かれるお話でしたよー。主人公の男の子・アーサーの好奇心いっぱいの目がキラキラしててとってもかわいい。 そして、それ以上に、ちっちゃくなったアーサーとミニモイ族のみんながキュート。
リュック・ベッソンってこんな映画も撮るんだね。 スピード狂で車ばっかし壊してんのかと思ってた。
ホントは神木隆之介くんの吹替えで見たかったけど、それはまた地上波になった時にでも。 20070928−の− Top

あずみ

あずみ コミックのほうはチラッと見ただけで、全然読んでないんやけど、結構面白かったで。 冒頭で友人同士を殺しあわなければならなくなったときのあずみの相手「なち」は、 確かにどっかで見たことある、私の好きな子や・・・ってずうっと考えてた。 そうや「ウッチー」やん!「ごくせん」の。そう思って見てると、「南」もおるし、 「野田君」もおるやん!おまけにあずみは金八やし。えっ?これって学園ドラマ? でもこの映画はPG-12指定で、12歳以下の子供は保護者同伴推奨らしい。 残酷っていうのもあるけど、あまりにも人を切り殺しすぎて、見終わった後「人を切ってもええかな」っていう気持ちに なる可能性もあるからかなぁって思ってしまった。 ほんまそれくらい切る切る!それと美女丸?きれいやん!誰?って思ってたら「オダギリジョー」だったのね。 最初牢に居るときは化粧してなかったから、「細川茂樹」か「高橋克典」かと思ってた。 あと、飛猿は99の岡村君かと思った。 コミックを読んだ人にはちょっとあかんかったみたい。全然違うって。 −の− Top
Adams Family

アダムス・ファミリーシリーズ

車のCMにも登場してた怪物家族のコメディー映画。 ラウル・ジュリア、アンジェリカ・ヒューストン、クリストファー・ロイド、出演。 どちらかと言えば、2のほうが好きだけど、どちらもおもしろい! ラウル・ジュリアとアンジェリカ・ヒューストンのタンゴを踊るシーンとか、ウェンズデーのひきつった笑顔とか −ゆ− Top
ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL

ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL

TV版を見ていたので映画館へも見に行きたかったのですが、予定が合わず、レンタルDVDで見ました。 んーー、TV版と同じやなぁ。正月特番くらいでよかったんじゃないかと思うけどなぁ。
気になったのは堀北真希演じるマドカの前歯。狂気を表現したかったのは分かるけど、普通前歯に銀は入れないよね。良かったのは中居くんの目。目の奥に1ミリの邪気もあってはならない役どころを齢40(よわいしじゅう)のアイドルがよく惹きつけましたね。 20140729 −の− Top

アナと雪の女王

アナと雪の女王 よかったよ。すっごくよかった。何がよかったって松たか子と神田沙也加の歌が♪ライブでこれだけ歌えたらものすごーく素晴らしいけど、ライブではどうやろね? え?内容?内容は…ないよー?アナがアホ過ぎて。 アナが初めて会ったどこぞのイケメン末っ子王子と婚約した!なんて言うから女王(アナのおねーちゃん)の逆鱗に触れてしまったんやん。 事の発端はこれやん。ほんま、自由気ままに育った妹ってやつは気楽でいいわよね。 両親の亡き後を守らなきゃならない長女としてはほんと、やってらんない。 それにそのイケメン王子ときたら…(-_-メ)気になる人はぜひご覧になってね! あ、そうそう!女王の手袋がダン○ップのゴム手袋に見えて仕方がなかったのは私だけかしらねぇ? −し− 20140516

今年の初め、映画館で初めてこの予告編(イディナ・メンゼル歌う「Let it go」バージョン)を見て、その歌声に感動したので、公開されたらスグ見に行こう!と思っていたのに、気づいたら2ヶ月以上経ってました。 アノ歌がすぐに話題になって興業成績も凄いことになってるけど、吹き替え版ばかり上映回数が多くなってて、なんだか追いやられた感がある字幕版を見てきました。あくまで、私が感動したのはイディナ・メンゼルの歌声だったので。あのシーンは何度見ても「いいわ〜」って思えるんだけど、ストーリーはディズニーの子供向けアニメなので肩透かしでした。同じディズニーの映画で好きなのは「アラジン」なのですが、あれに比べると…。 若干、イディナ・メンゼルの予告編に騙された感じがあるかも。 1回だけ「子供向けアニメ」を意識した予告を見たことがあるけど、あの予告編だけなら、見に行こうと思わなかったなぁ。本国のディズニーに反対されながらも、日本ではアノ予告編にして大成功でしたね。でも、松たか子の歌声も気になるので、吹き替え版も見に行こうかな〜。 −ゆ− 20140521 Top

アバター

アバター 「もののけ姫」、「ラピュタ」、「ナウシカ」を合わせて、好戦的に仕上げた映画やね(-_-) 終わり方も「虫が良すぎるやろー!!」ってツッコミたくなりました。
「タイタニック」の監督なので見に行く気は、なかったのですが、旦那に誘われたので、2100円もだして見に行きましたが、想像してた通り☆1つでした(3Dの映像に対して) −ゆ− 20100208

DVDで観たので2Dですが、3Dで観たらさぞその立体感に迫力を感じたことでしょう。 ストーリーもこの技術に負けないほどの奥深さがあればよかったのですが・・・
1分間ほどのCMでさえも深い感動を得られる作品があるというのに、162分間その内容の浅薄さゆえに何の感情移入もできない映画というものもあるんだなぁ。 結局何も心に響かないままエンディングを迎え、観終わった後に「で?」とつぶやいてしまいました。 −の− 20100514 Top

アリス・イン・ワンダーランド

アリス・イン・ワンダーランド

初めての本格3D映画体験です。 本編前の予告も3Dでとても迫力がありました。
自然に体が動いてしまい、映画を見ているというよりは夢を体感しているみたいでした。 映像は果てしなく美しく、キャラクターたちはみな細部にわたって精密で、とても満足です。 ただちょっと疲れます。 家庭用3DTVが販売されていますが、家で3Dを見たいとは思いませんね。 −の− 20100501

やっぱり、思ってた通り、今ひとつでした(>_<)
予告を見た時も、パスしようと思ったんだけど、旦那が、見に行く気満々で「前売り買っといて♪」と言うので、付き合ってきました(^^ゞ
字幕も見にくいし、ストーリーも有りがちなものだし・・・ キャラクターにも魅力が感じられなかったかなぁ。 しいて言えば、赤の女王が良かったかも。−ゆ− 20100524 Top

アルゴ

アルゴ 1979年、イランで起きた事件がきっかけでカナダ大使館私邸に逃げ込んだアメリカ人6人を国外へ逃がす為に主人公がとった作戦とは?!
これを見た知り合いが皆、絶賛してたので、久しぶりのレディースデーで見てきました。2時間、ほとんどドキドキしっぱなしで心臓に悪いわ〜!!
実際にあった事件なのに、全く知らなかったので、どうやって終わるのかわからず、最悪のパターンを想像しながら見てました。
当時、私は小学5、6年生だったので、ニュース番組も新聞の1面も見てなかったようです。でも、映画館で見て良かった。もし、家で見ていたら、あまりの緊張感に何度も一時停止してたと思います。
今日は寝てしまってもおかしくない状態で見に行ったけど、眠気なんて全くなかった!
ベン・アフレックの映画、今まで1本も見たことなかったけど、(避けてた訳じゃないけど)本当に面白かった♪ 20121114 −ゆ− Top

ある閉ざされた雪の山荘で

ある閉ざされた雪の山荘で 30年ほど前に書かれた東野圭吾のミステリー小説を映画化したもの。 映画を見る前に原作を読み直しました。
30年前の設定だから現代に合わせてアレンジしたところは仕方ないけど、犯人(?)が告白したエピソードが原作と違うので少し引っかかるかな。
最後は原作よりも平和的に終わってるので、そこは良かった。
今週、もう1本映画を見に行ったけど、そっちでは主演していた岡山天音がこの映画にも出ていて、私1人、岡山天音祭りでした。 20240112 −ゆ− Top
Armageddon

アルマゲドン

テレビでしか見てないけど、あたし泣いてちょーだいっていう映画はあんまし好きやないから、 途中でもうええでと思った。とりあえず泣きながら最後まで見たけど。 卑怯やんなぁ!アメリカ最高!って感じて欲しかったのかなぁ。−の− Top

哀れなるものたち

哀れなるものたち 衝撃を受ける映画やった。
見る前からわかっていたのに鑑賞後、どう受けとめていいのかわからなくて、自分の中で消化するまで時間がかかった。 かなり物議を醸す内容で、評価を低く付けている人もいるけど、私の中では星4つ。
テリー・ギリアムとピーター・グリーナウェイを足して、もっと悪趣味にした感じ。
最後のシーンを見て、こんな映画作ってええのん?って心配になった。
鑑賞後少し気分が悪くなると思うので、見る人は相応の覚悟を持って見てくださいね。20240201 −ゆ− Top
Anna and The King

アンナと王様

今までに何度か映画化された有名なストーリーらしいけど、何も知らずに見に行きました。
絵がとても綺麗で、吸い込まれるような異国の風景には一見の価値があると思います。
ストーリーも奥が深く、どうしようもない悲しさと、それを乗り越える強さが見た人の心にも残ると思います。−の− Top

イエローキッド

イエローキッド 短編映画ばかり撮っていた監督が長編映画デビュー、というニュースを読んで興味が湧いて、久しぶりに九条のシネ・ヌーヴォに迷いながら行ってきました (^^ゞ
ボクサーを目指す青年と、ボクシングをテーマに漫画を描く男が出会って・・・という話ですが、ハンディで撮影してるシーンは、人によっては酔いそうになるかもしれなし、ストーリー的には救われない、報われない内容なので、一般受けする映画ではないけど、ラストの仕掛けが良かった!! あのまま終わってしまっても、まぁ納得してたけど、「そうきたか!」と嬉しくなりました♪ 「真利子哲也」という監督の名前は覚えておこうと思いました o(^-^)o ついでに、シネ・ヌーヴォへの行き方も f^_^; 20100217 −ゆ− Top

異人たちとの夏

異人たちとの夏 山田太一原作の映画。 風間杜夫、片岡鶴太郎、秋吉久美子、名取裕子出演。 主人公がある夏の日、随分前に亡くなったはずの両親と再会する。 プッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」の中のアリア「私のお父さん」が主題曲、だったかな。 泣く映画が好きって人にはお薦め。特にすきやき屋のシーン! −ゆ− Top

痛くない死に方

痛くない死に方 尼崎で在宅医療をなさってるDr.長尾原案の映画が2週間の期間限定でアンコール上映されるってことで、三宮まで見に行ってきました。在宅医として様々な経験をしながら成長していく若き医師を柄本佑、その柄本くんが尊敬し手本とする医師(モデルはDr.長尾)に奥田映二。(ん?この二人は義理の親子じゃないのか?)。訪問看護師に余貴美子。末期の癌患者は宇崎竜童、その妻に大谷直子。キャストが豪華。もちろん内容もね、いろいろ考えさせられたわ。ずいぶん昔の伊丹十三監督の「お葬式」を見たときと同じような感覚。誰しも避けては通れないことだけど、それを題材にする?って。きれいごとやないんやね。実際に在宅で介護してる人たちのご苦労はあんなもんじゃないんやろうけど、映画であそこまで描くって。普段とは違って交通費のかかる映画鑑賞だったけど見に行ってよかったな。 20211218 −し− Top
ICHI

I C H I

座頭市はタケちゃんのしか知らないんだけれど、それがとっても良かったから、女版はどうなんだろう? と興味が湧いてDVDを借りました。
私としてはイマイチです。 圧倒的な強さを最後まで見たかった。 女であるがゆえの悲しさが背景にあり、それによる心の脆さや愛情などというものが描かれていて違和感を感じてしまいました。ただ柄本明と大沢たかおは良かった。 −の− Top

愛しのフリーダ

愛しのフリーダ 1961年、リバプールで同僚に連れられてキャヴァーンクラブへ出掛けた17歳のフリーダ。そこで見たのは、まだまだ無名だった頃のビートルズ。でも、すでに若い女の子のファンが多く、フリーダも毎日クラブへ通うファンの1人へ。そのうち、バンドマネージャーから誘われて秘書兼ファンクラブの責任者となり、バンド解散後までの11年間ビートルズのメンバーと過ごした。当時の写真や映像、フリーダや関係者へのインタビューで綴ったドキュメンタリー映画。暴露話ではなく、純粋ないちファンとしての思いが伝わってくるので、ビートルズファン必見かも。ファンクラブ責任者だったから、メンバーに何枚もサインを書いてもらって、ファンへ送り返したり、無茶な要望でも極力応えようと 努力したりとか…自分もファンだから、ファンを大事にしてた姿勢がいい!富や名声より、全盛期のビートルズメンバーと過ごせた時間がフリーダの宝物なんでしょうね。当時のフリーダの写真を見ていて、誰かに似てる…と思ったら綾瀬はるかだった(これはどうでもいい感想やね) 20140109 −ゆ− Top
English Patient

イングリッシュ・ペイシェント

アカデミー賞受賞作品。 第二次世界大戦の中、身元不明のイギリス人の重傷患者と看病にあたる看護婦<ジュリエット・ビノシュ>のお話。 だんだんと明らかになっていく患者の過去。 見る前は単なる恋愛ものだろうとバカにしてたけど、結構内容が深くて考えさせられた。 見た後に原作本を読んだら、やっぱり本のほうがいいのね。 しょうがないと思うけど、でも映画も良かったよ。−ゆ− Top

インセプション

インセプション あまり期待せずに見たので、ガッカリ度も低くすんだんだけど、ラストがあっさり過ぎて…
前半はダラダラしてて、うとうとしながら見てしまいました。後半は、それなりに盛り上がるシーンがあるけど、「え!これで終わり?」って感じのラスト。夢の中の世界が崩れるシーンは凄かったんだけどね。 肝心の渡辺謙の依頼内容が弱い気がした。 そんな内容なら、夢の中に入らなくても出来るんじゃないかな〜。 上映途中で帰る人もチラホラ。2時間半ぐらいある上に、ダラダラしてて、長く感じてしまうから仕方ないね(-_-) 20100801 −ゆ− Top
インディペンデンス・デイ

インディペンデンス・デイ

すごい達成感のある映画やった。適度に異星人とか出てきてSFっぽい感じもあって良かった。 アルマゲドンみたいにお涙ちょうだいじゃなくて、楽しくワールドサッカーのロシア戦を応援している感じ? 最後はヤッターって軽くグーを握るような。こういう映画は大好き。 誰が出てたかは覚えてないけど。−の− Top
イン・ハー・シューズ

イン・ハー・シューズ

前半は妹役キャメロン・ディアスのあまりの無知と節操のなさに辟易としたけれど、後半、一人のリタイヤした老教授と出会ってからはいい感じだったね。
そしてクライマックスは姉の結婚式でたどたどしく詠んだ一片の詩。
姉との確執もたくさんあったけれど、いつもお互いの幸せを祈っているという姉妹の思いがとてもよく表現されていた。−の− Top
インファナル・アフェア

インファナル・アフェア

トニー・レオン、アンディ・ラウ競演作品。
シリアスで男くさい話なんだけど、すっごいいい!
特別トニー・レオンとアンディ・ラウのファンじゃなくても、楽しめるし、カッコイイ!って思える映画。 ハリウッドでのリメイク権をめぐって争奪戦があったと言われるだけはあるかなー。 でも、きっとこの2人のバージョンで見るほうがいいと思う。−ゆ− Top
ウォレスとグルミット

ウォレス&グルミット

イギリスのクレイアニメーション映画。 とぼけた発明品を作る頼りないウォレスとその飼い犬でとっても賢いグルミットのお話。 月まで旅行に行ったり、新しい下宿人のペンギンに悩まされたり、羊泥棒に間違われたり、その度にグルミットが大活躍する楽しい映画。 キャラクターグッズもでてるし、一時期プッチンプリンのCMにも使われてたよ。−ゆ− Top
宇宙兄弟

宇宙兄弟

毎週TVでアニメを見ててファンになって、実写版観てきました。
ヒビトの遺書を見つけたときと、最終面接が終わったあと月に向かってひた走っている姿にグッときました。
アニメはまだ2次試験に合格したところまでだけど、ムッタが宇宙飛行士になれるまで楽しみだなぁ。 20120523 −の− Top
宇宙戦争

宇宙戦争

前半はなかなか凄みがあって良かったけど、中ぐらいの変なオッサンのいる家の地下室にこもっている辺りから、ちょっとだるくなり始めました。 最後に死んだと思っていた息子が、無事だったのは良かったけどどうして宇宙人が調子悪くなったのかが、分かりにくいし、前半に比べてやっつけ仕事になってしまった印象がありますね。 それでもこの映画ケッコウ好きですが。−C− Top

UDON

UDON めっちゃ面白いとまでは思わんかったけど、それぞれの登場人物像の描き方はわかり易い。 複数画面表示があり、色んな有名人出るって聞いとったから、どこ観ようかとあせった。 主人公が作った借金を父親が本人には内緒で完済したことを父親に余計なことするな!と怒るシーンでの父親の「子供が他人様に迷惑かけたら親の責任や」と言うとこ私はちょっとウルっとした。 無償の愛っていうやつかな。親のうどん職人という仕事がいやで飛び出して好き勝手してたけど、親が死んでうどん作りするうちに初めて親の偉大さに気付き自分の故郷の文化を知る。 自分は見たことない父の笑顔も小学生が給食のうどんをおいしそうに、幸せそうに食べる姿を見つめる父の顔には満面の笑み。 9割は実話って言うけど1時間しか営業しない店、どんぶり持参でないとだめな店、ネギは自分で裏の畑から取って来いと言う店。讃岐に行って確かめねば!!!20060906 −お花− Top

姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)

姑獲鳥の夏 本を読み終えた次の日に映画を見たので、京極堂の台詞はうまく照合させることができた。 特殊なケースかも知れないが、映画のキャストが決まってから本を読み始めたので、頭の中では堤真一や阿部寛が動き回っていた。 イメージと違ったのは、憑き物落としをするときの京極堂の衣装。 漆黒に赤の染め抜きのはずが、紫に赤だったので、とても軽薄でいやらしい感じがした。 あとは、狙いなのかもしれないけれど、使われている小物がちゃちすぎる。 それと、京極堂の家が思ったよりも広くて明るい、それに反して久遠寺梗子(原田知世)の寝室が狭苦しすぎる。 原作者の登場は果たして良かったのかどうか?私的には紙芝居のおじさん(時田常男)と共に、不必要キャラだったと思われる。 この話の一番好きなところは、やはり「この世には不思議なことなど何もないのだよ」と言ってくれること。世界一受けたい授業に出てほしいな。−の− Top
海猿『Limit of Love』

海猿『LIMIT of LOVE』

今日(初日)『海猿』を見てきました。感動感動でした。最後まで信じて助けようとする姿に・・もう一回見に行きたいよ(^o^)/−弥生−

出だしから音、映像迫力あって見ごたえありましたわ。 近頃何かにつけて物事を「あかん私にゃできん」だの、「無理やわ」とか投げやりになってましたが、最後まで諦めたらあかんって前向きになれました。 大輔の上腕三頭筋、ほれぼれするわ。映画のエンドロールは絶対観て下さい。−お花− Top

海辺の家

海辺の家

このすがすがしい後味を何と言って表現していいのかわからない。 涙だけじゃない、心から笑えるし、海辺の景色もこの夏にピッタリ。 みんなが流す汗も、肌のふれあいも、娘の彼氏と寝ちゃうお母さんも、美少年を買うおじさんも、みんないとおしい生きてる証。 いつも目標だけを見て突っ走ってる人なんでいないけど、人生には終わりがあるからがんばれる。 子供って、責任があるから育てるんじゃなくて、親の生きていた証を一つでも伝えられればいいんじゃないかと思った。 親子の絆はもちろん断つことはできないけれど、夫婦ってもとは他人じゃない? なのに、あんなに美しい絆があるなんて。ほんと捨てたもんじゃないなぁって。 独り身の私でも恋ってもんを甦らせたい気持ちになるじゃない! んと、生きるのがしんどい人は見たほうがいいよ。−の− Top
海街Diary

海街Diary

吉田秋生の漫画を読んで、「こんな日常も書くんだ・・・」と思い、DVDをレンタルしてみました。 鎌倉の風景や家、海岸の感じはすごくよく出てたと思う。 ストーリーはざっと原作をなぞってはいるけれども、やはり是枝色に染まっていた。 もっと言うなら長めの「広瀬すず」プロモーションビデオのようだった。 どえりゃー可愛いわ。 それと引き換えに姉たちの恋愛事情がバッサリと端折られてましたね。 幸ネェは綾瀬はるかが好演していたと思うけれど、もっと別にいたんじゃないかと思えて仕方がない。 具体的に誰って名前が出てこないけど。 20160326 −の− Top
ウルガ

ウルガ

ロシアの二キータ・ミハルコフ監督のモンゴルが舞台の映画。 モンゴルの豊かな自然と、国として抱えている問題が描かれている。 1人のロシア人がモンゴル人と知り合い、言葉が通じなくてもだんだんと仲良くなっていく。 そのモンゴル人を演ってる俳優がどう見てもジョニー大倉そっくりで、その娘役がどう見ても故・桂枝雀にそっくりなの! しかも、すっごい笑顔でアコーディオンを弾くの。1回見てほしー。−ゆ− Top
ウルトラ・バイオレット

ウルトラ・バイオレット

なんかすっごい未来化した都市に暗殺マシーンのようなミラ・ジョヴォヴィッチ。 争っている内容もなんだか訳の分からない生物兵器のようなウィルスのこと。 なのに、なんだかテーマは母性愛のようで、まったくしっくりこなかった。−の− Top

映画館落語 かもめ亭

映画館落語 かもめ亭 映画やないけど映画館で見たから取り敢えず感想を。映画館は映画だけじゃないのよ、もっと映画館に足を運んでねってコンセプトでワーナーマイカルが企画したようです。期間限定・上映館限定で音楽や演劇などを上映するそうです。かもめ亭の第一弾の今回は、林家たい平さんのナビゲートで、桂歌丸さん・三遊亭小遊三さん・ギター漫談のぺぺ桜井さんが登場。大喜利のない笑点を大スクリーンで見るって感じか?と思いながら見始めたんだけど、見てるうちにまるで生の芸を見てる気になってしまいましたよ。大御所・歌丸さんは“ねずみ”という演目でした。一時間近い大作でしたよ。座ったまま大した小道具もなく何人も演じ分けて、ものすごい伝統芸能だと思いました。残念だったのは観客が四人だけだったこと( ̄▽ ̄;)ちなみに私は父の75歳の誕生日プレゼントってことで二人で行って来ました。 20120603 −し− Top

英国王のスピーチ

英国王のスピーチ アカデミー賞が決まる前から、見たかったんですが都合つかず、1番混み合いそうな日曜日に見てきました。 ポイント鑑賞せず、正規の値段を払ってみたのですが、 良かった! あれは、ちゃんとお金を払って見に行きましょう。 クライマックスで好きな音楽が流れていたので、余計に心動かされました! この間、「戦場にかける橋」を見たところだったので、 このスピーチでイギリス人は誇りを持って戦争に行ったのね、って勝手に思ったりしてました。 子供の頃、「シンデレラ」や「白雪姫」で必ず王子様が出てきて、 ハッピーエンドってなってたのを読んで、権利と金を持っている王様ってやつはラクな職業だなあ、って単純に思ってたけど、なんとまあ、ストレスの多いこと! 友達作りですら、ままならないし。 そりゃあ、兄ちゃんは逃げ出すわ! 王にも、向き不向きがあるんでしょうね。 映画の中では、深刻な状況だったから、そうだったんだろうけど、 私は現在の日本の天皇のスピーチを気にして聞いたことがないわ。 なんか、ニュースでちらっと見ただけかなあ。 キリスト教徒でもないのに、クリスマスを祝い、結婚式は教会で挙げて、 葬式は仏教でって節操のない、今の日本では、政治や宗教に興味のない私みたいなのが一般的かもね。 それがいいか悪いかは別として。 何世代にも渡るおおがかりなドラマってわけじゃないけど、 飽きのこない、主人公と同じようにマイクの前で緊張してしまう映画でした。 20110306 −ゆ−

史実(だいぶ脚色しているようです)からできた映画のようですが、アカデミー賞受賞作品との話題にのっかって見に行きました。 イギリス映画ってエリザベスに光をあてた映画が多くて、結構残酷な場面をよく見かけたものでしたが、そういった意味ではホームドラマのように安心して見ることができました。 ライオネルを演じていた役者さんはオーストラリア訛りがひどいという設定だったので、調べてみましたが本当にオーストラリア人なんですね。 時代背景はとてもシビアですが、ジョージ6世の人柄がうかがえるようなほのぼのとしたお話でした。 他のノミネート作品を見たわけではありませんが、主演男優賞には納得します。 助演も良かったと思います。 20110316 −の− Top

SP −革命編−

SP −革命編− 「革命前日」というTV放送を見て、万端の気構えで見に行きました。 「最後どういう顛末になるのかなぁ」という期待だけを抱いて行ったのに・・・。 なんでこんな「続く」みたいな感じで終わるかなぁ? ほんとに続きがあるのかと思って、ネットで探したよー。 でも、ないらしい。 私の疑問はただひとつ!本当の尾形って誰? もしかしたら最後の拘置所の警官? バックの黒幕なんてどーでもえーから(どうせ暴き始めたらキリがないし)、公安が尾形を取り調べるところだけでも見たかったわー。 20110316 −の− Top

SP −野望編−

SP −野望編− TV深夜時代からのファンで、ロードショー直前に再放送も全部見直しました。
尾形は裏切り者なのか?という疑問から3年、待っていました! その疑問は確信に変わり、今までのテロたちは彼らの差し金だったのか?という展開。 アクションは生身の人間がやっているという点では最高! ツッコミどころもありはしましたが、次の革命編へますます期待が高まりました。 私も笹本みたいにバカな男をいい音たててひっぱたきたい! 20101110 −の− Top
エラゴン −遺志を継ぐ者−

エラゴン −遺志を継ぐ者−

男の子の冒険ファンタジーとしてはさして物新しくもなく、壮大感もいまひとつ。 ふつうのお話っていう印象かな。 演出や脚本もがんばってる感じはあるけれど、二番煎じ三番煎じでは大人は楽しめないな。 ロードオブザリングの第1章を見たときのドキドキもなく、ハリーポッターのようなワクワクもない。 NHKの時代劇みたいかな。−の− Top
エリザとエリック

エリザとエリック

フランスのヴィルジニ・テヴネ監督作品。1988年、日本で公開された。
ジャン・コクトーの<恐るべき子供たち>を下敷きにしたお話。
親を亡くして姉弟で生活をすることになった2人。
扮装をして写真を撮るシーンがかわいくて、おもしろい。−ゆ− Top
エリザベス・タウン

エリザベス・タウン

そうねぇ、人生の岐路に立たされて、本当に困っている人なんかが見たら目から鱗かもね。 私のようなのんべんだらりとした毎日を送っている人間には、のぺぇーっとした映画のように感じるかも。 もっと、MAJESTICみたいな町ぐるみのダマシがあるのかと、心待ちにしてしまったわ。 でも、音楽は良かったね。主演のオーランドブルームは吾郎ちゃんに似すぎ。雰囲気も。−の− Top
大奥

大奥

原作の漫画を借りて読んだあとに、映画化のニュースを読んだので、そんなに人気があるのかとビック リしました。確か、まだ連載中だと思うので、最初の話だけで終わるのはわかっていたけど、もったいないので 、やるならドラマ化にしてほしかったなぁ。キャストで柴咲コウは納得してたけど、二宮和也は今ひとつ納得で きてませんでした。が、良かったです!ガッカリせず、最後まで楽しめました♪ 20101026 −ゆ− Top

大奥 〜永遠〜

大奥 〜永遠〜 TVドラマをすべて見て、堺さんの有功(ありこと)編に感銘を受け、綱吉編に心惹かれて見に行きました。 思いのほか堺さんは野心家という役どころではありましたが、最後には心だけのつながりを求める人間らしい男として果てることができました。私のような大年増にも一条の光が差したような気がしました。 紅葉や雪景色、夕景など、画像の美しさが際立っており、生類憐みの令がさほど残酷に描かれていなかったのもオバサンにはやさしい仕上がりです。 ただ、堺さん、臨終の姿勢が厳しかったのか、まつ毛動いてましたよ。201211222 −の− Top

おおかみこどもの雨と雪

おおかみこどもの雨と雪 もし恋人がおおかみ男だったらどうする?ないわー!と一蹴するような現実的な私には不向きな作品でしたね。だっておおかみ男だよ?少なくとも子どもはもうけないでしょ?しかも二人も!!!おおかみか人間、どっちで生まれるかわからないから、産院にも行かず助産師さんにも頼らず自宅で出産?!いやいやいや、出生届はどーするさ?おおかみ男が急死して残してくれたお金で暮らすぅぅぅ?!近隣から不審がられ山奥へ移住ぅぅぅ?!うーん…。まぁ、こんな風に頭の中は絶えず“?”と“?!”だらけだったんだけど、唯一グッときたのは、10歳になった弟の“雨”がおおかみとして生きる道を選んだとき。すんなり子離れできない母親の姿を見たときかなー?未だに子離れできてない己の姿を見せられているようでしたよ。ま、なんにしても素直な心で楽しめなかった残念な作品でした。20120901 −し−

映画1,000円の日に近くの映画館では「るろ剣」以外に興味深い映画をやってなくて、とりあえず2本目にコレを観てみました。 「サマーウォーズ」がとても面白く、テンポが良くて飽きのこない秀作だったから、同じ監督なら期待できるかも?って。まったく畑が違うストーリーなので比べることはできませんが。
個人的な好みでは「サマーウォーズ」ですね。
これを観にいく前に「すごく良かった」って教えてくれた同級生がいました。 思うに、子供の成長や幸せを自分の人生の最優先順位としている人が観たら感銘を受けるのかもしれないわねぇ。
でも、抱きしめてばかりいては子供の頭頂部しか見えないから結局はいつでも上から話してしまう。
姿全体が見える程度に距離をおきましょうということかしらねぇ。
この映画の設定その他、腑に落ちないことはいろいろありましたが、一番気になったのは、背景や景色の描写は実に精密で、実写と見紛うほどなのに、どうして人物の描写はあんなに抽象的なの?ってことです。みんなハイヒールモモコみたいやった。 20120901 −の− Top

大鹿村騒動記

大鹿村騒動記 予告篇を見た時から、面白そうだったので見に行くつもりにしてました。 そしたら、あの訃報!まさか、原田芳雄の遺作になるなんて、予告を見た時は思いもしなかった。 大鹿村の歌舞伎、というのは、この映画で初めて知りました。 村全体で力を合わせて、村独特の文化を守る、ということと、きっと実際の村民の方達は本当に、歌舞伎を好きで楽しく続けてきたのでしょう。 その部分に惹かれて、原田芳雄はこの映画を作ったのかもしれません。
テレビで生前、言ってた印象的な言葉が紹介されてました。
「好きなことを仕事にできてるなんて、それだけでありがたいんだから、贅沢を言ったらダメ」(みたいな内容でした) きっと、イイものを作る工程では、いろいろ揉めたこともあるのかもしれませんが、原田芳雄って、けっこうマイナーな映画のチョイ役で友情出演ぽいものも多い気がするのよね。 松田優作や桃井かおりが好き、という姉の影響をモロに受けていたので、原田芳雄の名前も知ってました。 浅丘ルリ子と夫婦役をやったテレビドラマ「カムバック・ガール」好きだったのよね〜。 あと「ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け」も♪ 本当に好きな芝居を続けていられて、そのことに感謝しながら作られた、明るくて楽しい映画でした。 仇も恨も是まで是まで。御冥福、お祈りします。 20110723 −ゆ−

芳雄ちゃんの舞台挨拶を見た時から、これは観とかなきゃと決めておりました。
場末っていう表現がピッタリの映画館でプロジェクターか?っていうほどの小さなスクリーンで観ました。
でもね、上映中、観てるお客さんは老いも若きも男も女もみんな大声を上げて笑ってました。
エンディングは清志郎さんでしたね。 大鹿村に長く村歌舞伎が伝承されたように、映画界にには芳雄ちゃんが、音楽界には清志郎さんが魂となって末永くその名を残すことでしょう。 20110801 −の− Top

オカンの嫁入り

オカンの嫁入り ある夜、泥酔した母・陽子(大竹しのぶ)が玄関のガラス戸(ドアやなくガラス戸。昭和の趣のあるいい家なんです。)を叩きながら叫びます。 「月ちゃーん(宮崎あおい)、ただいまぁ!月ちゃーん、おみやげぇ!」 熟睡していた月子はしぶしぶ玄関を開けに行きます。 倒れ込むように入ってきた陽子の足元に、金髪リーゼント、白いシャツに赤いジャンパー(決してブルゾンではない!)そしてブルージーンズの若い男!!! 「だ…誰?!」「そやからおみやげ!アタシ、この人と結婚するねん!」「はあぁぁぁ?!」と物語は始まります。 当然ながら最初は月子はその男を毛嫌いしてるんだけど、いろんな事があって最後は一見ハッピーエンドです。 タイトルからわかるように舞台は関西、大阪のとある町。 淀屋橋行きの京阪電車が停まる町のようです。 全編関西弁と言うか大阪弁。 陽子に連れられてやって来た若い男の役の桐谷健太、陽子の勤め先の整形外科の院長(でしかも月子の彼氏!!!)役の國村隼さん、この二人の大阪弁が◎なのは当然ですが、宮崎あおいも大竹しのぶも頑張ってました。 そんなには違和感もなかったよ。最初に書いたように昭和の趣のある家もいいし、どこかノスタルジーのある町並みも良かったわ。ホームドラマって感じの作品です。テレビ放映があればまた見ると思います。 20101110 −し− Top
おくりびと

おくりびと

父親の葬儀の時には、気付かなかったけど、納棺師という職業があるらしい。 モックン演じるチェロ奏者が、楽団解散後に実家に帰り、就いた職業が納棺師。 死をテーマにしているのに、笑える軽妙なシーンもあり、泣かせるところは、わざとらしくなく、とてもいい映画でした。
モックンや山崎努が納棺をするシーンは、とても手際がよく、きれいな動き方をしていて見とれる程。
私が死んだら、モックンに納棺してもらいたいなぁ。20081022 −ゆ−

ん。素晴しい映画でした。 見たあとに、周りの人をもっと大切にしよう、一日一日をしっかり生きようという気持ちになりました。 先日友達のお母さんのお葬式に行ったばかりだったのでちょっと思い入れもあり、俳優としての最後の峰岸徹さんも見ることができ、本当に時間というものを実感させられました。 エンドロールで文字を追わなかったのは初めてです。ずっとモックンの納棺儀式に見とれていました。 20081101 −の− Top

オーケストラ

オーケストラ 最近、クラシック音楽をテーマにした映画、といえば、〈のだめカンタービレ〉があるので、クラシック音楽ファンは、かなり増えてるでしょう。
でも、平日の朝イチ(10時半〜)の上映に立ち見が出る程だとは思わなかった! 話自体は、お粗末な感じだし、30年ぶりにリハーサル無しで本番の演奏は無理でしょう(>_<) それでも、最後のチャイコフスキーの協奏曲のシーンは良かったです♪ コンサートまでの部分が、もうちょっと、なんとかならなかったのかなぁ・・・ あと、ミュウ=ミュウ、久しぶりに見たけど、老けてて切なかった。 私は映画館の会員価格、1000円で見れたので、それなりに満足はしたけど、1800円で見た人は、きっと不満でしょうねぇ。20100513 −ゆ− Top

劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜

劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜 よー笑わせてもろたわ。
圭くんの発声は常に中二の部活レベルで、喉大丈夫か?って心配になるほど。 歴代大ヒット映画のパロディがトッピングのようにちりばめられていて、もはやツッコミもしない。 サウナでは嫉妬の蒸気がムンムンと沸きたち、水柄杓でぶっかけたり打撃したりで、笑いが止まらない。 でっかい顔で威圧感ハンパない剛太郎が、可愛くてウルウルおめめの志尊君をバシバシ叩くのよ。 あー面白かった。 20190831 −の− Top
オーシャンズ11

オーシャンズ11

ブラッド・ピットはかっこええなぁ。いたずら少年がそのままあんちゃんになったみたいで。
個人的には泥棒モノは大好きだから、結構期待して行ったけど、思ったよりはスケールが小さい。
家のテレビで見ても十分かも? あと、ジュリア・ロバーツはなんで出てんの? あの役なら他の人のほうが良かったんじゃないかな? 歩き方が優雅じゃないからドレスが似合わない。−の− Top

オーシャンズ12

オーシャンズ12 11の時は分かりやす過ぎて、ちょっとスケールがちっちゃいかな?と思ったけど、12は分かりにく過ぎー! 予め内容をチェックせずに行った私も悪いけど、誰が何を得意としている人だったかくらいの説明は欲しかった。 ま、今回個人個人の特技を発揮するようなシーンはほとんどなかったけど。 中盤から目的が明らかに伝わってきたけど、展開が早くてついて行けないわ。 特にジョージ・クルーニとブラピが隠語で話してる場面、あたしはほとんどマッド・デイモン状態やった。 よーく分かったところと言えば、テスが有名人にそっくりやからマネしてればきっとバレないってジュリア・ロバーツの 扮装をしてたところ。まさかブルース・ウィルスが本人として出てくるとは思わなかったけど。 全体として11よりも世界は広がった。エンドロールにもCICAGO,FRANCE,AMSTERDAM,ROMAそれぞれにクルーがいたし、バックに流れる曲はイタリアンだったし。 で、晴れてオーシャンファミリーは12人になったわけだけど、これから増えつづけるの? 覚えられない。次からは個人個人の生い立ちにスポットを当てるとかすれば、あと12回はできるよね。−の− Top

オーシャンズ13

オーシャンズ13 うん!面白かった!。 ジョージ・クルーニーが「最後は納得できるものを」って自信持ってただけあるわ。
目的がはっきりしてる。仕掛けがでかい!テンポがいい。ロケーションがゴージャス。 一人一人の役割がきっちり伝わるし、大人笑ができるツボがいっぱい。
どこが良かったかって挙げればきりがないけど、マッド・デイモンが媚薬で女性を落としてるシーン、 双子がメキシコで労組紛争を起こしてるくだり、ジョージ・クルーニーとブラピがチンケなTV番組を見て涙ぐむシーン、 5ダイヤモンドの審査員にスロットを勝たせてあげたラスト、父親がマッド・デイモンにつけ鼻を返すエレベータの中・・・
ちょっと悔しいのは自分の知識のなさ。フランク・シナトラが何をした人か知らないし、 ブラピの変装がだれのパロなのか分からない。 ものすごーくいっぱいのクスグリがあったにも関わらず、目に見える明らかな部分でしか笑えてない自分がちょっと情けなかった。
パンフレットをよく読んでDVDで要チェックやな。 20070812 −の− Top
Always 3丁目の夕日

Always 3丁目の夕日

いい映画でした。戦争の傷を忘れてはいないけれど、前に進むしかない時代。 言いたいことは面と向かって言い、笑いたい時には思いっきり笑い、泣きたい時には我慢して、こらえきれずに泣く。 謝るときには男でも謝り、心配するときにはすべてを忘れて心配する。 子供は外で遊び、夕飯の知らせとともに家族の灯りの元へ帰っていく。 貧しいけれど希望がある。 だが、これを見て良かったと言える自分は、きっと一生懸命の親や周りの人たちに支えられて育てられたからだと思う。 時代が変わっても子供たちを育てる姿勢は変えてはいけないと思った。 どんな形であれ、一生懸命がんばらなければ。−の− Top
Always 続3丁目の夕日

Always 続3丁目の夕日

泣いてしまうことを承知で、最初からハンカチを手に見始めました。
でも前作より若干テンポが崩れがちな感じがして、泣きどころが大波のように盛り上がって押し寄せてくる高揚感はなく、 小出しで、すぐ笑いに切り替わってしまうという展開の繰り返しでした。 やっぱ小雪がねぇ・・・ネックかなぁ。
でも、暖かい気持ちはたくさんいただきました。20071201 −の− Top

Always 3丁目の夕日 '64

Always 3丁目の夕日 '64 シリーズ3作目、今回は1964年、昭和39年のお話です。 昭和39年と言えば東京オリンピック!オリンピックを見るために奮発してテレビを買っちゃうのよね。 ローンじゃなくて月賦で!同じことを意味する言葉だけど、ローンは軽い感じがしませんか?月賦やと、これから毎月しっかり返さなきゃ、って気概を感じたのは私だけ?で、その清水の舞台から飛び降りるような気持ちで買ったテレビで、ご近所さんも一緒に東洋の魔女を応援するのよね。うーん、ノスタルジーだなぁ。 オリンピックの次の大きな出来事は万博だけど、開催地は大阪だから三丁目のみんなの出番はないのかな?これでおしまいかな? 20120218 −し−

1964年やったらウチも白黒テレビやったわ。 やっぱり貧しかったんやね。 あのころから思えば現在は手塚治虫が描いた未来図やなぁ。 人の幸せも様変わりしてしまったのかなぁ。 昔は良かったと懐かしむつもりは毛頭ないけど、変わらないものもきっとあるはず。 20120218 −の− Top

踊る大捜査線 The MovieU

踊る大捜査線 The MovieU

やっと見たよ、「踊る大捜査線2」 ドラマをずっと見てた人にはニヤニヤ笑えるところがあるからいいかもしれないけど、もし、<映画>として見たとしたら、<トリック>と同じように、評価は低いかも・・・ あれもこれも欲張っていろんなエピソードを詰め込みすぎて、テンポも良くないし、まとまりがない感じ。 必ずクライマックスで誰かが撃たれるのもどうかな・・・ドラマではユースケが、<1>では織田が、そして今回って言うとわかっちゃうよねー。 ま、浪花節ってことよね。でも、岡村くんは何の為に出てたんだろう???−ゆ− Top
踊る大捜査線 The MovieV

踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!

TVで十分な話やね。間延びしてるし、それぞれのエピソードが脱力しすぎで、「ドキドキしながら最後まで気になる〜」ってのが、全くない!! 人気があるうちに、もう1つ作っちゃえ!って感じで無理矢理作っちゃった感じやね (-_-)
今から見に行く人は、2時間ドラマ(しかもショボイの)を見る覚悟で行ったほうがいいね。 20100706 −ゆ− Top
踊る大捜査線 the final 新たなる希望

踊る大捜査線 the final 新たなる希望

ありがちな展開と言われるかもしれないけど、映画版の前作があまりにもダメダメだったので、テンポ良くできた今作はなかなかの出来でした。(テレビドラマの映画で、という意味で)ただ、いつものおとぼけ感はまだしも、ラストのすみれさんの行動には、ちょっと無理があるとは思うけどねー。あまり書くとネタバレになるんだけど、なぜ最後の工場がアノ品物の工場なのか?犯人がアノ人だからかぁ…とちょっと納得。 20120911 −ゆ− Top

思い出のマーニー

思い出のマーニー 最近のジブリアニメにはガッカリさせられる事が多いし、「借りぐらしのアリエッティ」の監督と知った時には、今回は見なくてもいいかなと思ってました。なので、かなりハードルを下げて期待せずに見たら、なかなか良かった!一緒に見に行った旦那の評価はダメだったけど、女性ウケはいいんじゃないかなぁ。
子供でも大人でもない、微妙な、キツいくせに傷つきやすい独特の年頃の話だから、大人の女性なら誰しも経験があるだろうし、主人公以外にも感情移入できるし、今回のは宮崎駿以外の監督作品では大健闘でしょう!声優も女優俳優を使いながらも、全く違和感なく、誰も邪魔せず、作品に溶け込んでて良かった。 20140730 −ゆ− Top

オリエント急行殺人事件

オリエント急行殺人事件 長年デヴィッド・スーシェ版ポワロに慣れ親しんだ私ですが、気になって仕方がないので見に行ってきました。
ポワロ自身はやはりTV版の方がしっくりきます。なにせ「小男のベルギー人」ですから。
また、最後の謎解き披露シーンについても、駆けつけた駅員達に「待て」をしてトンネルでのあの大声、絶対誰か聞いてるって。ヒゲはのっけからイラッときたわ。なんやねんあのヒゲ。取って付けたにもほどがあるわ。
しかし良かったこともあるわ。映像がメチャクチャきれい。特にトルコの港町の風景。今まで見たトルコ映像で一番良かったと思う。 20180104 −の− Top

オリバー・ツイスト

オリバー・ツイスト 結構純真な心の用意をして臨んだのですが、この年じゃ心が歪んでるんですかねぇ。 途中から胸の辺りの気持ち悪さに違和感を感じました。 最後になってやっとその違和感が何だったのかに気づかされました。 主人公を子供にしてはいますが、このお話は大人目線で作られているんです。 そして、見ている子供に宗教を押し付けているような気がしたので、純真な心を持つ大人としては受け入れることができなかったのです。 子供の頃「クリスマス・キャロル」にはたぶん感動したとは思うのですが、これはいただけませんでした。 決してアンチキリスト教ではありませんが、何にしろ押し付けがましいのはよくありません。 見ていて良かったのは19世紀イギリスの街並みと、おなじみワトソン博士でした。−の− Top
陰陽師

陰陽師

野村萬斎の所作はきれいやったね。キョンキョンの特殊メイクも良かったわ。 伊藤くんのうぶな役も良かったね。 でも、式神は12くらいは操れるんやろうから、もっとCGとかを駆使してリアルに出して欲しかった。 おどろおどろしさはちょうどいいくらい。グロすぎず、チャチすぎず。 この後京都の晴明神社にも行ってきました。映画関係者のお札がいっぱいありましたよ。−の− Top
陰陽師U

陰陽師U

前作がちょっとグロかったのに比べ、今回はファンタジーもりだくさん。 天照大神やスサノオノミコトの伝説なんかも織り込んで。 深キョンもとってもかわいくて、出雲の衣装がすごく似合ってました。 あと、ん?と思ったところを「だいたひかる」風に言うと、「晴明の女舞はどうしてもコロッケに見える」、「鬼の正体は超人ハルク」、「晴明と博雅様はもうちょっとでホモ」、という感じかしら?−の− Top