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PDO:DSN、接続

DSN

DSN (Data Source Name) は、
データベースに接続するための情報を格納するものです。
"driver:option1=value1;option2=value2;..."
使用するデータベースモジュールによって形式が異なる場合があるので、 ここでは、PDO を対象に説明します。 様々な項目がありますが、最低限、下記を設定すればOKです。 driver: 対象データベース名 (PostgreSQL なら 'pgsql') オプションは、
hostサーバーの名前 (ローカルなら 'localhost')
port接続するポート (PostgreSQL なら一般的には '5432')
dbnameデータベース名 (サンプル・プログラムなら 'doc_list')
サンプル・プログラムなら、以下になります。
"pgsql:host=localhost;port=5432;dbname=doc_list"

接続

データベースに接続するためのオブジェクトを作成します。
PDO のコンストラクタは、
public PDO::__construct( string $dsn, ?string $username = null, #[\SensitiveParameter] ?string $password = null, ?array $options = null )
です。つまり、
$this->db = new PDO($dsn, $username, $password, $options);
$dsn前述の DSN
$usernameサンプル・プログラムなら、'web_sample'
$passwordサンプル・プログラムなら、'web_sample'
$optionsドライバ固有の接続オプションの連想配列(後述)
$options は、データベース依存のオプション指定です。 サンプル・プログラムでは、以下を使用しています。 PDO::ATTR_ERRMODE: エラー発生時の挙動。 → PDO::ERRMODE_EXCEPTION (例外を吐く)を指定。 PDO::ATTR_DEFAULT_FETCH_MODE: データ取得時のモード。 → PDO::FETCH_ASSOC (カラム名をキー、データ値を値、にした連想配列を返す)を設定。
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