PostgreSQL:列の作成
列の作成方法
前項で作ったテーブルに、列を定義していきます。 テーブル person には、 person_id, person_name, person_password の3つの列がありますが、 説明の都合上、person_id は次項に回して、 ここでは、person_name と person_password を作成します。
[データベース]、[sql_sample]、[スキーマ]、[public]、[テーブル]、[person]、 [列] までたどり着いてください。 では、実際に列を作成してみましょう。 ・[列] を右クリック ・新しい列... ・「プロパティ」タブで、 名前:person_name データ型:text ・「定義」タブで、 NOT NULL:チェックします # 初期の値の欄には何も書かないでおきます。 # NULL と書いても構わないようですが、 # 'NULL' という文字列と解釈されても困るので、一応。 ・[OK] これで、列 person_name ができました。 同様に、 名前:person_password データ型:text NOT NULL:チェックします で、列 person_password も作成します。
制約
データベース・テーブルの列には、 いくつかの「制約」を付けることができます。 この項に出てきた「NOT NULL」は、 「データを追加する際、必ず、何らかの値を入れなければならない」 という制約です。 制約を守らない (= この場合は文字列を入れない) と、SQL エラーで失敗します。 実際、 テーブル person の、 ログイン名 (person_name) は、名前を入れてもらわないと、 ログイン時に個人が特定できませんし、 パスワード (person_password) も用意するからには、 何らかの文字入力を強制しないと、セキュリティ的に意味を成しません。 これらの制御は、当然、プログラム側でチェックするわけですが、 データベースレベルで砦を作っておく事で、 たとえプログラムがバグっていても、不正なデータを排除できます。 制約は、他にもあります。 できる限り、用いるようにしましょう。
"C:\Program Files\PostgreSQL\9.2\bin\pgAdmin3.exe"
で起動します。
[PostgreSQL 9.2 (localhost:5432)] を右クリック。
プロパティ、ユーザー名が、sql_sample であることを確認しておきます。
違えば、sql_sample に書き換えてください。