ハウルの動く城 中高年女性向け映画? / ★★★★☆ 確かに、傑作でも、超感動作でもないと思いますが、やはり楽しい宮崎映画! おばさんになって久しい私、今回はおばあさんのソフィーに共感してしまったし(ホント、年をとるって、けっこう大変なんですから、笑)、魔女にも解けない魔法を解く鍵が、自分自身にあるというところには励まされました。
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お父さんのバックドロップ 熱くて痛い! / ★★★★☆ 大人の世界も、子供の世界も、どっちもけっこう辛いんやで。そやけど男は熱くてなんぼ、痛くてなんぼや。単細胞のお父さんの奮闘物語が心に染みました。 |
血と骨 壮絶と滑稽は紙一重 / ★★★★☆ いきり立っている男を傍から見ていると、けっこう滑稽なものがありますね。ビートたけし、オダギリジョー、新井浩文、この同じ血が流れる父と息子の壮絶な殴り合いにちょっと笑ってしまいました。乗り越えるべき父親像、乗り越えられない息子たち、そこにはもちろん哀しみも存在します。笑いながら泣き、泣きながら笑った2時間24分、人間という存在の不可思議さを存分に見せていただいた気がします。 |
オールド・ボーイ 可笑しさと哀しみに彩られた人間ドラマ / ★★★★☆
思いつく限りのものを、ぶち込めるだけぶち込んだような映画。確かに過剰ではあるけれど、しかし破綻はしていない、異常にパワフルな映画。いゃあ、面白かったですねえ。 |
マッスルモンク 赦しと救済・・・・ / ★★★☆
冗談としか思えないアンディ・ラウのムキムキマンに「坊主、マッスルで業を断つ!」のコピー。好奇心を抑えきれずに、めったに行かないレイトショーに行ってしまいました(笑)。 |
アンディ in マッスルモンク |
ターンレフト ターンライト 幸福的感覚 / ★★★★☆
いゃあ、可愛い映画でしたね。台北が舞台で、言葉も北京語ですが、気分は香港映画かな。チョウ・ユンファのコメディにニコニコしていた昔を思い出してしまいました。 |
2046 不意打ち! / ★★★★☆
「花様年華」の続編と聞いていたので、「欲望の翼」の続編でもあるとは思いもかけず、まさに不意打ち、涙ぼろぼろでした。 |
珈琲時光 光、音、想い、記憶・・・・ / ★★★★☆
田園を走るニ輌の電車に、思わず「川の流れに草は青々」を思い出しました。雨のシーンでは「童年往事」を、駅のシーンでは「恋恋風塵」を・・・・。日本を舞台にしていても、これはあくまでも侯孝賢の映画なのですね。 |
インファナル・アフェア 無間序曲 義と情と業のオペラ / ★★★★☆
香港映画でいえば、「ザ・ミッション 非情の掟」以来の興奮でしょうか。第一作も悪くはなかったのですが、女優さんの扱いがまるでサシミのツマ的で大幅減点なのでした。 |
誰も知らない 空に向って・・・・ / ★★★★★ 噂の柳楽クンだけじゃなくて、子供たちがみんな素晴らしかった。喜び、悲しみ、怒り、切なさ・・・・、子供たちの様々な感情を、まるで自分のことのように感じ、また、その表情に魅せられてしまいました。そして、東京の青い空に向って伸びる草・・・・。 |
わたしたちはいました |
茶の味 笑い泣き。 / ★★★★☆
大技、小技、ことごとくヒットして、ずーっと笑いっぱなしでした。でも、時々、涙も滲んだりして・・・・。そして、最後は涙ポロポロ! |
箪笥 少女映画の佳作 / ★★★★☆
怖い映画は好きじゃないんですけど、予告編の美しさに惹かれて観に行きました。ちょっとビクビクしてたんですけど、山間を走る車からの美しい移動撮影、美少女姉妹の登場という開巻、そして謎めいた物語展開から哀しいラストまで引き込まれてしまいました。 |
下妻物語 私は「キル・ビルVol.1」を思い出しました。 / ★★★★☆
隣の三人連れの十代の女の子がうるさかったんです。予告編の間、ずーっとしゃべってるんです。悪い予感がしていたら、案の定、本編が始まっても・・・・。
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バーバー吉野 縁側で日本茶 / ★★★★☆
和風オフビート・コメディの世界で描かれる、少年たちのさまざまな目覚め。そのオフの具合が、わたくし的にぴったりで、縁側で庭を眺めながらおいしい甘納豆と日本茶をいただいたような、ほっこりした気分になりました。
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世界の中心で、愛をさけぶ 思い出す人、思い出す事。 / ★★★★☆
泣いた、泣いた、泣きました! 今までで一番泣いた「天使の詩」といい勝負。
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キル・ビル Vol.2 期待は裏切られたんですけど・・・・ / ★★★★
悪ガキが散々おイタをしたあげく、ママに助けを求めてるような映画、というのは冗談ですが、Vol.2はさながらタラの××賛歌(ネタばれになりそうなので伏字にします)といった趣き。 |
花とアリス 時よとまれ、君は美しい / ★★★★☆
はるか昔、少女時代に大好きだったくらもちふさこの漫画を思い出しました。キャンパス・ラブ・コメ! |
キル・ビル 愛と敬意 / ★★★★☆
タランティーノは、自分が好きになったものをずっと忘れない人なのだと思う。何もかもが高速で消費され、忘れ去られて行くこの世界では、とても貴重な人だと思う。 |
たまゆらの女 私も好きです。 / ★★★★☆
分りづらいのはわざとやっていることだと思うのですが、あの話法が私には魅力的でした。時間の流れとは無関係に現れる様々なイメージに、まるで夢を見ているような感覚を覚え、先が分らない展開にドキドキし、見終わった時、「ああ、そうだったのか」と、切なさが胸にあふれました。 |
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